俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

スタフォ世界の俺的設定

2009年05月29日 01時11分25秒 | 考察
 小説を書くにあたって、スタフォ世界のことを色々考えた。
 そして浮かんだ疑問を自分なりに解釈して書いているわけですが、それらのことをここにまとめておきます。
 私が勝手に考えた設定なので、他の人の考えとは違うかもしれないし、公式設定と食い違うかもしれませんが、その点はご了承のほどを。

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・スタフォ世界の住人は、キツネやイヌやサルやトリやカエルがそれぞれ進化の果てに知性ある種族となったもの。(こっちの世界の人類にあたる存在ですな。SF用語で言えば『ヒューマノイド』)
 普通のイヌやサルやトリのような動物も存在するが、かれらには知性がない。言葉を話すこともできないし機械も操れない。(要するに、こっちの世界にもいる動物たちと同じ)

・コーネリアで進化した種族のうち、イヌとサルの2つの種族が大多数を占めている。だがこの二つは歴史的に折り合いが悪い。文字通り犬猿の仲。
 先んじて科学技術を発達させたイヌの種族がコーネリア全体を統治するようになり、サルの種族は次第に追いやられていく。
 そういう状況にあって、Dr.アンドルフの存在はサル族の希望だった。イヌ族で固められたコーネリア中枢部のなかにあって、科学技術最高顧問まで上りつめた彼の存在が、サル族の不遇を解消してくれるのではと期待されていた。
 だが実際は、アンドルフは軍の中で孤立しており、その頭脳から生み出される技術をイヌ族が吸い上げ利用しているに過ぎなかった。蹂躙される同胞を見ながら動きの取れない状況で、彼の怒りは内部に鬱積し、心は屈折していった。
 これが彼をクーデター、そしてベノム建国へと向かわせる。

・追放されて後、ベノムの地中にあらかじめ建設しておいた巨大空洞で、アンドルフは着々と準備を進めた。地表は厚い酸の雲に覆われ、基地の建設が発見される恐れはない。
 第一期スターフォックスがベノム探索に訪れ、ピグマの裏切りにより瓦解してのち、アンドルフは超空間ゲートを閉鎖する。ゲートは惑星間の移動に使われていたもので、その基礎理論を確立したのはアンドルフである。アンドルフ以上の頭脳を持たないコーネリア軍には、ゲートを再び開く術がない。
 これにより、コーネリアからベノムへ、ワープゲートを通じて直接大艦隊を送り込むことは不可能となった。(……大型プラズマエンジンを搭載し、惑星間ワープが可能な母艦なんかがあれば、星を渡りついでベノムまで行けるのだが……。そんなの持ってるやつらが、どっかにいなかったか?)

・アンドルフの夢は、ベノムの環境を浄化し、コーネリアのように自然豊かな惑星にすること。そして浄化されたベノムを、虐げられたサル族の楽園にすること。
 ベノム建国時、浄化されているのはまだほんの一地域にしかすぎなかったが、いずれ星全体を生まれ変わらせる計画を立てていた。……だが結局夢半ばにして破れ、浄化装置は彼の遺産となる。
 自らを生体改造したのは、彼自身がこの星の「守り神」のようになり、永遠にベノムを見守ってゆこうとしていたから。

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