保護犬と豊かに暮らすために

ペットロスからはじめった保護活動。奇しくも8年目で施設が閉鎖となり、行き場のない問題犬4頭を我が家に迎え暮らしています。

訃報 パピくん2

2018-10-17 15:09:59 | 日記
パピくん
本日の朝、火葬して頂きました。

体重は2キロから1.4キロまで落ちてしまい、ここ数年はガリガリ体型。

筋肉もなく足腰も弱くなり、目も見えなくなっていたけれど、不安な様子も見せずがんばっていたパピくん、とても強い子でした。

火葬して残った骨には、頭蓋骨の形はなく、かなり細かく焼かれていました。

ひどい歯周病だったので、その影響と加齢による骨粗鬆症などが原因かと。
火葬の担当者いわく、内臓も機能不全になっていた様子があるという事でしたが、かなりの高齢故、健康長寿で天地を全うしたのではないでしょうかと言われました。

パピくんには、保護当初より歯周病がありました。

片側の顎は折れ、口の中には常に血が滲んでいる状態。
我が家に来てから、歯の処置をし、いくらかは良くなったけれど、完治はしないのが歯周病の恐ろしさ。
小さな顎の小型犬には、最悪な病魔です。

歯周病により舌がしまえず、窒息してしまう事もあり、最後まで大変な思いをさせられ続けたパピ。

それでも食いしん坊な子だったので、一生懸命食べて長生きたのだと思います。

パピのお骨など




訃報 パピくん

2018-10-16 14:25:49 | 日記
久しぶりの投稿です。
いろいろとありましたが、他の件は後日書きたいと思います。

パピくんが今朝亡くなりました。
2018年10月16日(火曜日)仏滅 午前8時30分頃。

ここ一年くらいはいつ亡くなってもおかしくないような状態でした。
享年20歳というところでしょうか。

保護犬なので正確な年齢は分かりませんが、我が家に来て今月で9年目に入ったところ。
保護当初の推定年齢は10歳以上ということでしたので、健康長寿な子だったのだと思います。
目立った病気もせず、とても良い子でしたが、歯周病のせいで顎が折れ、鼻が折れ、ここ数年はずっと大変な思いをして生きて来ました。
その為、自力では食べられなくなったので介護する日々。
面倒だなと思ってしまったこともあったけど、日常の中の一部だったので今日はとてつもなく寂しいと。。。

今はまだ部屋のベッドで寝ているので、すぐ起き上がりそうな感じがして切ないです。

家に来たばかりの時は、マーキングがひどかったパピ。
でも半年でトイレは外派になり、完璧に覚えてくれた。
高齢になってもやり直せる見本のようなお利口なパピくんでした。

パピに教えられたことは、何歳になっても生き直しができるということ。
生きる為に一生懸命だったパピ。

最期まで面倒を見させてくれてありがとう。
きちんとお別れさせてくれてありがとう。

本当にお疲れさま。

でも、これからもずっと一緒だからね。

今年の初め頃のパピ


逝ってしまったけど寝ているようなパピ