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わが谷は緑なりき

2010年03月28日 | こんな映画見ました~(クラシック)
『わが谷は緑なりき』
---HOW GREEN WAS MY VALLEY---
1941年(アメリカ)

監督:ジョン・フォード
出演: ウォルター・ピジョン、モーリン・オハラ、ドナルド・クリスプ、ロディ・マクドウォール 


幼いR・マクドウォールが父を呼ぶ、冒頭の爽やかなヨーデルのような掛け声が耳について離れない。
J・フォードの美しい人間讃歌である。
19世紀のウェールズの炭鉱町。
ヒュー(ロディ・マクドウォール)はモーガン家の末っ子で、家の男達はみな炭鉱で働く。
学校ではいじめられっ子でも、皆の励ましで悪童に立ち向かい認められる芯のしっかりした少年だ。
石炭産業は不況で、賃金カットに抵抗し、組合結成の動きが高まり、長兄イヴォーを始め、一家の若者たちはその先鋒に立つが、父(ドナルド・クリスプ)はこれに反対。
息子たちは家を出、姉のアンハード(モーリン・オハラ)とヒューだけが残される。
新任の牧師グリフィド( ウォルター・ピジョン)と姉は秘かに魅かれあっているが、禁欲的な彼を前に、姉は不本意な結婚を承諾、南米へ渡る。
川に落ちた母を助けて凍傷になったヒューを親身に励まして以来、グリフィドとは固い絆で結ばれ、彼の奨めでヒューは文学の世界に目覚める。が、長兄が事故死し、ヒューは止むなく学校を中途で辞め、兄に代わって働く。
姉が実家に戻った時、グリフィドとの心ない噂が立つが、牧師は卑俗な村人の心を責め、教会を去っていく。
ちょうどその日、落盤で父までが犠牲になるのだった……。
不幸なことばかりの少年時代だが、成長した彼にはあくまでその月日は麗しく尊いもの--と語るフォード節に泣かされること必定の名作。
オスカーには、作品、監督、美術、撮影(A・ミラー)、助演(クリスプ)、装置の6部門で輝いた。当初は西ウェールズでのオールロケが予定されていたが、大戦勃発のため、サン・フェルナンド・ヴァレーに広大なオープン・セットが建てられた。
(allcinemaより)


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ここのところバタバタしてまして、映画&DVDからちょっと遠のいております・・・。
TV放送を撮り溜めた中から、この映画を鑑賞しました。
何度か見たことがあるのですが、今回が一番心に訴えました。
こんな素晴らしい映画だったのね~って・・・。
今まで何を見てたのかしら・・・??(^_^;)

少年の目から見た炭鉱の町の悲哀、当時の女性の結婚、家族のあり方など、いろいろ胸衝かれるシーンが次から次へと織り込まれながら展開していきます。

ジョン・フォードと言えばジョン・ウェインとの西部劇となってしまう私ですが、もっと違う面からこの監督の映画を見直してみたいと思いました。








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2 コメント

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随分前に鑑賞されたのですね (こに)
2021-07-22 09:21:27
こういう作品は何度も鑑賞して味わうべきですね。
そうそう、結婚や女性の立場の弱さなんかが、それをどうするのでなく当然受け入れるものとして描かれているのに少なからずショックを受けました。
こにさんへ! (小米花)
2021-07-22 16:28:59
クラシック映画は、鑑賞する年齢によって味わい方が変わるのが不思議ですね。
いい映画ってそういうものかしら、なんて思います。

欧米の映画からも昔は女性の立場が弱かったことが分かりますよね。

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