『ローマ法王の休日』
---HABEMUS PAPAM---
2011年(イタリア)
監督:ナンニ・モレッティ
出演:ミシェル・ピッコリ、 イエルジー・スチュエル、ナンニ・モレッティ マルゲリータ・ブイ
---HABEMUS PAPAM---
2011年(イタリア)
監督:ナンニ・モレッティ
出演:ミシェル・ピッコリ、 イエルジー・スチュエル、ナンニ・モレッティ マルゲリータ・ブイ
ある日、ローマ法王が逝去した。
システィーナ礼拝堂には各国の枢機卿が集結し、次期法王を決める選挙“コンクラーヴェ”が開催されることに。
投票は新法王が決まるまで何度でも繰り返される。
誰もが法王という重責に尻込みし、本命視されていた枢機卿たちも規定の票数を獲得するには至らず、時間ばかりが過ぎていく。
そんな中、天の配剤か運命の悪戯か、まったく予想されていなかった無名の枢機卿メルヴィル(ミシェル・ピッコリ)が不意に新法王に決定してしまう。
その結果に誰よりも驚いたのはメルヴィル自身だった。
そしてパニックに陥った彼は、新法王のスピーチを待ちわびる大群衆の前に現われることが出来なくなってしまう。
困り果てた報道官たちは、素性を知らないセラピストに診察してもらうため、極秘裏に法王をヴァチカンの外に連れ出すことに。
ところがメルヴィルは、彼らの隙を突いてローマの街へと逃げ出してしまうのだった。
(allcinemaより)
(allcinemaより)
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今年1月、イタリア旅行の際に訪れたバチカンが舞台。
サン・ピエトロ大聖堂が映し出され、ちょっと心弾みます。
「コンクラーヴェ」なるものを知ったのは、現法王が2005年の選出された時でした。
映画では枢機卿たちが法王の重責から逃れたくて、ビクビクしている様子が描かれています。
これって本当とは思えないんですが。。。
確かに黒い煙は何度も繰り返されていたように記憶していますが。。。
この邦題は、ちょっとねぇぇ。。。
やっぱり「ローマの休日」とダブって考えてしまうじゃあないですか。
高貴なお方が町に抜け出し、いろいろな体験を経て最後は自分の責任を全うするっていう展開を想像しちゃいます。
これは、そういうお話ではなかったのですネ。
ちょっと裏切られてしまいました。
楽しい展開ではなく、コメディとも言えず、庶民との心温まるふれあいでもなかったのですヨネ。
枢機卿の衣装や、スイス衛兵の制服が見られたというのが良かったという位の感想でした。
お決まりのハッピーエンドでなくても、まあいいっか。。。
何と言うか・・・ ここまで長くしなくてもよかったのにね。
これって前評判良かったような記憶があって、
つまらなかったのは私だけ?って、ちょっとガックリしてました。