ままりんの子連れ旅じたく baby編

“子連れバックパッカー”を夢見る母さんの、子どもといっしょにお出かけ&旅行記。子連れ外出に役立つ情報も満載!

子連れ紀の国旅行(11)―熊野信仰の聖地へ

2008-01-20 | 子連れ旅行*2歳 〈和歌山〉
湯の峰温泉からまた山道を通って、いよいよ熊野詣でのクライマックス「熊野本宮大社」へ。
ここは、熊野古道を何日もかけて歩いた人々が目指した、信仰の聖地!

しかし本宮大社にまさに到着というころ、りんりんは発熱のためか車内で眠ってしまった。

やっぱりしんどいのね… クライマックスを逃すのは残念だけど、このまま寝かせてあげよう。
いつの日か“祈りの道”熊野古道を歩いて、その足で本宮大社に参拝しよう。

ダンナと私は、後ろ髪ひかれる思いで本宮大社をあとにした。

そのまま新宮まで、車を飛ばす。
本宮~新宮間の国道168号線は熊野川に寄り添うように走っている。

熊野本宮大社を参拝した旅人たちは、この熊野川を小型の舟で下って
新宮にある熊野速玉(はやたま)大社へ向かったそうだ。
その熊野川は、本宮大社と速玉大社を結ぶ“川の熊野古道”として世界遺産に認定された。

登録を受けて、平成18年から川下りが復活しているという。
3~11月の間、道の駅「瀞峡街道熊野川」の川舟センターから新宮まで、
1時間半の船旅が楽しめるそう。

     
     ↑舟で下ると風景もまた違って見えるんだろうな… ぜひ体験してみたい!

そろそろ新宮駅に到着しようかというころ、りんりんが目を覚ました。
ちょっと眠ってスッキリしたみたい。
私たちはレンタカーを返却する前に、熊野速玉大社に寄ってみることにした。
本宮大社、逃しちゃったしね。

     
     ↑朱に塗られ目にも鮮やかな熊野速玉大社

「りんりんのお熱がさがりますように、早く良くなりますようにってお願いしようね」
私たちは手を合わせ、りんりんの回復を願う。
そして熊野の神さま、今度は畏敬の念を忘れずこの地を参詣させていただきます

たった2日間なのに、山登り、川遊び、そして旅先での発熱など、
いろんなことを経験した2008年最初の旅。
そしてこの熊野の地は、いにしえからの人々の祈りに満ちた精神世界が今なお残り、
知れば知るほど興味は尽きない。

りんりんがもっと大きくなったら、その足あとをたどる聖地巡礼の旅にぜひ出かけたい。

                                             おわり




にほんブログ村 旅行ブログ 子連れ旅行へ 「紀の国旅行」編にお付き合いいただき、ありがとうございました。
            引きつづき、応援クリックお願いします