いつのまにか、高専ロボコンの今年の課題が発表されていました。
題名は「ボックス・ビルダー」だそうです。(まだ、仮のようです 笑)
箱を積み上げる競技のようですが・・・
で、ここに書かれている説明だけでは全然わからなかったので公開されているルールを読んでみました。(ルールを読むのは、初めてです。)
最初、全然判らなかったのですが・・・何度か読み返して、やっと判ってきました。
大きく3つのエリアに分かれていて
右手前側がエリア1、真ん中の島のような部分がエリア2、そして左奥がエリア3です。
ロボットは、エリア1のスタートゾーンからスタートして、エリア1の中にあるステージ(小)に箱を積みます。それができたら、エリア2を通って、エリア3に移り、エリア3の中のステージ(大)に箱を積みます。積んだ箱の山の上に自分達が用意したオブジェクト(エリア3のオブジェクト置き場にある)を載せると競技終了です。積んだ箱の山が高い方が勝ちになります。
で・・・エリア2の周りの灰色の部分は、ロボットが接地してはいけない領域です。
これは、渡河作戦の競技なんですね。
で、中州(エリア2)の前後の川の部分が1850cmです。これを、飛んで越えても良し、橋をかけるように腕を延ばしても良いようなのですが・・・川には渡し舟がありますよね。今回は舟に当たる、キャスター付きのカートがいくつか用意されています。ロボットはこのカートの上に載って、川を渡っても良いようです。
ルールの考案者は、渡し舟(カート)を使って川を渡ることを想定しているようですが・・・どれくらいのチームがこの渡し舟を使うか・・・楽しみです。
何となく、カートを使わない方が、速く確実に渡れるように思うのですが・・・
(勿論、松江高専には、プシュッ と漢らしく飛び越えて欲しいです・・・笑)
ところで、ルールを見て見ると・・・
ロボットの動力については、
①電源は24V以下(IV-2 ③)
②電力以外の動力:高圧ガス(常温においてゲージ圧力が 1 メガパスカル以上)や爆発物など、 危険なエネルギー源を用いてはならない(IV-2 ④)
と規定されているだけです。
ロボカップジュニアでうるさいことを言っている、Li-PoやLi-Feなどの制限は無いようです。
さらに、これなら、ガソリンエンジンも使用可能ですよね・・・でも、まあ、無いか・・・
それから、今流行の、ドローンのように空中を飛んで移動、飛んで箱を積み上げる・・・というのが出てくるんじゃないでしょうか?
と思ったら、プロペラによる飛行は禁止と書かれていました。(IV-3)
じゃあ、気球のようなものならOK・・・でしょうけど、スタート時に1.5m四方の立方体以下の大きさでなければダメなので、スタートしてから気球を膨らませてはどうでしょうか!?
まあ、どんなアイディアが出てくるか、楽しみです。