いいたい放題

 右でも左でもない風来坊が、社会・経済・政治などの問題について、
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正体が明らかになったな

2008-01-24 | Weblog

 <FH司祭問題を駁す>というブログに、原田文雄司祭と、「9条の会」や自民党代議士の関係が書かれているな。どちらの情報も間違いなさそうだが、こうした事態を高地主教はどの程度知っているのだろうか。それよりも、この事実を「9条の会」が知ったら、どのようなことを考えるだろうか。日本聖公会の中で政治的活動をしている人々は、ある意味で同じようなことをしていないか?「9条の会」の中でも様々な議論が出て来るだろう。俺は第九条を変えることには反対だが、自衛隊の存在については問題を感じていない。世界で自国防衛のための軍備を持っていない国はない。あのエクアドルは軍をなくしたが、他国の侵略に対する軍備は放棄していない。軍備=海外侵略という短絡的発想は、あまりにも愚かとしかいいようがない。連合赤軍の浅間山荘事件や、最近あった大型拳銃によるSAT(特殊急襲部隊)隊員が銃弾を受けて死亡した事件があった。警察の装備で、外国からの侵略に備えられるとは、あの事件を見れば判るだろう。現代の戦争は第二次世界大戦時の戦争とは、その武器の質も戦争の形態も明らかに異なっている。浦賀水道沖に、核弾頭付きのミサイルを搭載した原子力潜水艦が浮上して、日本政府を脅迫したら日本政府は何を考えるだろうか。何も浦賀水道沖である必要はない。

 房総半島沖に現れても同じことだ。それも公海上でいい。日本の海岸沿いにある潜水艦探知システムは米軍のものだが、公海上にいる他国の潜水艦に対しては日本は先制攻撃をかけることが出来ない。しかし、公海は海岸から12海里しかはなれていない。約22.2kmだ。房総半島の東側の海岸、犬吠埼から永田町まで直線で約100kmしかない。これを足すと122.2km。少しずれたところに潜水艦がいたとして、150km。この間を平均600m/秒(マッハ2弱)で飛ぶミサイルが飛んでくるとしたら、250秒で着弾する。4分10秒だ。第二次世界大戦時にはこうしたミサイルは存在しなかったが、この程度のミサイルは多くの国々がそれを保有している。このミサイルが弾道ミサイルだとすると、上昇時に撃墜することは可能だが、下降時に撃墜することは至難の業だ。それだけではない。本土上空で撃墜すれば、都市部やその周辺の住宅密集地に金属片や可燃物あるいは弾頭が落下してくることが十分に考えられる。これに対して、SATは何の防御装備も持っていない。あるのは自衛隊のパトリオットだけだ。命中精度をどれだけ高められるかが問題だがな。

 自民党はこうした事実の上に軍備を考えている。民主党も同じことだ。彼らは軍備を否定してない。原田文雄司祭はこうしたことを知っていたのか、それとも知らなかったのか。「九条の会」に関わると同時に、自民党の国会議員の選挙運動を自分の教会の信徒に手伝わせていたらしいな。<FH司祭問題を駁す>というブログに「糾す会」は次のように書き込みをしている。「2005年11月11日(日)に実施された第44回衆議院議員選挙で自民党の伊吹候補の選挙事務所に聖光幼稚園の職員をシフトを組んで同事務所に手伝いに派遣した。このことは昨年聖光教会の一信徒と京都市内で面談した時に話されたことです。」
 「9条の会」も伊吹氏もいい迷惑だろう。「九条の会・松ヶ崎の会」では、自民党の改憲草案大綱の学習会もしていたらしいが、その結成総会で開会挨拶をした原田文雄司祭は、自分が理事長でもあり園長である幼稚園の職員を、自民党の代議士の選挙運動を手伝いに行かせていたのだからな。日本聖公会の「サヨク」司祭達はこれをどう考えるんだ?人ごとのように考えるなよ。自分たちと同じ司祭が犯した性犯罪だ。

 日本聖公会京都教区の高地主教や常置委員会はどう考えているんだ?「サヨク」でも保守でも、要は名前が売れればそれでいいのか?幼稚園のことに関して何かと国会議員の世話になるだろうからその選挙運動を応援し、「九条の会」に顔を出して進歩的知識人を気取っていたんじゃないだろうな。いい迷惑だ。「九条の会」は穏健な人が多いから、そこに出ることには問題がないのだろな。原田文雄司祭にとって、北朝鮮の拉致問題はどうだったんだ?竹島に対する韓国の侵略行為はどうなんだ?尖閣列島は?最近やっと大きな問題になり始めている「冤罪事件」はどうなんだ?6人の被害者の内、4人への性的虐待行為は認めてしまったからな。何もしていないとは言えないだろうが、提訴した被害者に対しては「冤罪だ」と言い続ける気なのか?代理人のホームページに載っている原田文雄司祭の「謝罪手紙」を読んでみて欲しい。裁判で証拠として認められたものだ。

 http://homepage3.nifty.com/periborg/

 「2.京都教区による公式見解」という項の最終行をクリックすれば読めるはずだ。これを読んで、いまだに原田文雄司祭が「事実無根」を主張していることを受容できる人がいたら、会ってみたいと思っている。被害者が最初に被害にあった時、被害者はまだ小学校4年生だった。日本聖公会の皆さんには、このことをしっかりと認識して欲しいと思う。