野球ゲームは星の数ほどあれど、これほどまでにおバカに走ったゲームはない。
確かFCで発売されたのが始まりと思いますが、あまり覚えてないのでSFC版だけに限って話をさせてもらいます。
例えばマンガでいう「巨人の星」の消える魔球こと大リーグボールや、「地獄甲子園」の破裂して釘が飛び出す打球。
そんなプレイができるのがこの「スーパーウルトラベースボール」。
ピッチャーは200km/hのボールを投げるわ、3人に分身するわ、絶対打ち返せない球を投げるわ、対してバッターはロケットみたいな打球で守備を遠くまで吹っ飛ばすわ、消える球を打つわ、守備は守備でホームラン級の打球を特大ジャンプでキャッチするわ。
もはや野球の域を超え、超人と化した者達が生死をかけてやりあうコロシアム。
大体時速200キロのボールが当たったら、ほんとの意味で死球ですよ。
常識なんか通じません。ある意味夢のような試合が楽しめます。
地震を発生させたりできるし。ありえないことだらけ。
しかし今になって思うのは、一見滅茶苦茶に見えて実は上手く整備されたゲームバランスについてなんですよね。
最近の野球ゲームは大体「ピッチャー<バッター」となっていて、打撃戦が多くなってしまいます。パワプロの観戦モードやればそれは歴然としています。
しかしこのゲームはなかなかボールを打ち返せないし、なかなか三振も獲れない。
何気によくできたゲームです。
またこのゲームは巨人やヤクルトといった実際の野球チームも存在します。
彼らは先に挙げたような魔術を使うことができません。
ですのでスキルなしのガチンコ勝負や、もしくは魔術チーム対巨人といったカードもできるわけです。これもまた楽しい。
最近のリアル志向の野球ゲームもいいけど、たまにはこんな夢と現実が織り成すパラレル野球ワールドを楽しんでみてもいいかと思います。
余談ですが「巨人の星」の大リーグボールシリーズはどれも一応は物理的法則の元作られています。
かつて「空想科学読本」かなにかでも述べてましたが、例えば消える魔球なんかもバッターの視界に入らないような球を投げれればいいわけで。
特に最後の「めちゃ遅い球を投げてバットを振る際の空気圧で球を浮かす」魔球には梶原さんのセンスを感じました。
この理論を「ラッキーマン」なんかでも取り入れてたのは記憶に新しいですね。
「どれも馬鹿みたいだ現実離れしている」と考えそれ以上考えることを止めてしまうのは愚かなのかもしれません。
あの夢のような魔球に子供達が憧れたからこそ、「スーパーウルトラベースボール」という珍作は生まれたわけで。
「まさか」を現実にしてしまう。そんな人間になりたいものです。
確かFCで発売されたのが始まりと思いますが、あまり覚えてないのでSFC版だけに限って話をさせてもらいます。
例えばマンガでいう「巨人の星」の消える魔球こと大リーグボールや、「地獄甲子園」の破裂して釘が飛び出す打球。
そんなプレイができるのがこの「スーパーウルトラベースボール」。
ピッチャーは200km/hのボールを投げるわ、3人に分身するわ、絶対打ち返せない球を投げるわ、対してバッターはロケットみたいな打球で守備を遠くまで吹っ飛ばすわ、消える球を打つわ、守備は守備でホームラン級の打球を特大ジャンプでキャッチするわ。
もはや野球の域を超え、超人と化した者達が生死をかけてやりあうコロシアム。
大体時速200キロのボールが当たったら、ほんとの意味で死球ですよ。
常識なんか通じません。ある意味夢のような試合が楽しめます。
地震を発生させたりできるし。ありえないことだらけ。
しかし今になって思うのは、一見滅茶苦茶に見えて実は上手く整備されたゲームバランスについてなんですよね。
最近の野球ゲームは大体「ピッチャー<バッター」となっていて、打撃戦が多くなってしまいます。パワプロの観戦モードやればそれは歴然としています。
しかしこのゲームはなかなかボールを打ち返せないし、なかなか三振も獲れない。
何気によくできたゲームです。
またこのゲームは巨人やヤクルトといった実際の野球チームも存在します。
彼らは先に挙げたような魔術を使うことができません。
ですのでスキルなしのガチンコ勝負や、もしくは魔術チーム対巨人といったカードもできるわけです。これもまた楽しい。
最近のリアル志向の野球ゲームもいいけど、たまにはこんな夢と現実が織り成すパラレル野球ワールドを楽しんでみてもいいかと思います。
余談ですが「巨人の星」の大リーグボールシリーズはどれも一応は物理的法則の元作られています。
かつて「空想科学読本」かなにかでも述べてましたが、例えば消える魔球なんかもバッターの視界に入らないような球を投げれればいいわけで。
特に最後の「めちゃ遅い球を投げてバットを振る際の空気圧で球を浮かす」魔球には梶原さんのセンスを感じました。
この理論を「ラッキーマン」なんかでも取り入れてたのは記憶に新しいですね。
「どれも馬鹿みたいだ現実離れしている」と考えそれ以上考えることを止めてしまうのは愚かなのかもしれません。
あの夢のような魔球に子供達が憧れたからこそ、「スーパーウルトラベースボール」という珍作は生まれたわけで。
「まさか」を現実にしてしまう。そんな人間になりたいものです。
今日ばかりはコメントせずにいられない。
まさか友親さんがこんなゲームまで知っていたとは。
私がこのゲームを知った時は子供だったので、
これに野球のルールを教わったようなものです。
現代ではもうこんなゲーム作れないのだろうか・・・
いやはやあのゲームで野球を教わるとは渋いですね。
こういうおバカなゲームを最近見かけない、というのは俺が世間知らずなのかもしれませんが・・・。
とにかくあのゲームは大好きです。
そしていまだにあのゲームの魔球達を実現したいと思ってます。
今日も消える魔球を投げようと川の土手で魔球練習に励んでいたわけでした。