MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

気になる。

2007年06月15日 | Weblog
とうとう、大阪は梅雨入りしました。
これで涼しくなれば
窓を閉めて冷房なしで ピアノの練習をしていても
結構耐えられるかも。

長年、ピアノとかオルガンとか
ピッチの安定した楽器に触れていると
絶対音感とまではいかずとも
だいたいの音感は身に付きます。

ピッチを自分で正確に作らなければならない
弦楽器や吹奏楽器なら、なおさら
耳は鍛えられるでしょうね。

そんなわけで
本来『 ド 』の音がするべき場所なのに違う音が鳴る
という現象が起きると
ものすごく違和感を覚えます。

某メーカーのお菓子のおまけ玩具なのですが
カラフルなミニチュアのハンドベルで、
集めるとドレミファソラシドの音階になる
という物があり、かわいいからと友人が集めていました。

ちょっと貸してもらって鳴らしたところ
『 ソ 』と書かれたベルは『 ド 』と鳴り
『 ド 』と書かれたベルは『 ファ 』と鳴ってくれました。
うわ、ずれてる・・・

そういえば、ある温泉街の土産物屋さんで売られていた
鉄琴とか玩具のキーボードも音が合っていませんでした。

これに限らず、
玩具の楽器というのは、
あまり正確なピッチに作られていない事の方が多いので
もし、お子さんに楽器の玩具を買ってあげる時は
ちゃんと確かめてから購入されることをおすすめします。

特に、ピアノを習いたいと言っている子に
とりあえず、と適当なキーボードを与えると
かえって耳によくありませんのでご注意を。