my bike is gone

自転車持って行かれちゃった。

ユリノキとカルティエ

2009-05-29 20:57:59 | Weblog
先週の金曜、20時まで開館なので前売り持ってたカルティエ展へ行ってきました。5月いっぱいなんだよね。もう空いてるかなと思って行ったけど、結構な人でした。(阿修羅の方なんか相変わらずすごい人で40分待ち!)

美しい首飾り、美しい指輪、美しい冠、美しい時計、などなどなどなど…。ダイヤがものすごくきらきらきらきらしています。小学生くらいの男の子がジュエリーに詳しく、何度で全反射だよねーなどとお母さん?と話しています。話し方も大人見たい。あ、東京国立博物館は初めて行きました。ヨーロッパ調の素敵な内装で嬉しくなりました(まあほんとのヨーロッパにはやっぱりかなわないけど)。

2階へ上がると、なにごと!て感じのすんごい首飾りが。伸ばしたら1mくらいありそう。1階でも十分にダイヤのきらめきを浴びてきたのに、もっともっと大きい石が付いてます。インドのマハラジャのものらしい。マハラジャ達ってほんと想像を遥かに超える財を蓄えていて(なんで/どうやってそんなに?)、すでに所有していた沢山のアクセサリーの仕直しをカルティエに託したりしてたんだそうです。

ヘビのネックレスやワニのネックレス、ヘビのイヤリングとか、すごいけど(ワニのおなかのぽってり感などもちゃんと表現されてます)誰が着けるのよーと思ってたら、マリア・フェリックスというメキシコの女優さんのスペシャル・オーダー。こういうのが似合ってしまう人っているのね…、似合っていました。ジュエリーのインパクトに全然負けてない。

欲しいなーと思ったのはミステリークロックという、時計の針が動く仕組みがさっぱりわからない、透明な置時計。後で図録を読むと、針ではなく針を装着しているクリスタルが動いているとかだったかな。あ、勿論タンクとかも欲しいことは欲しいですー。

その他、カルティエ一族、アメリカのレディ達や往年の女優、各国の王室、現代のセレブリティーにまつわる品物とお話が色々。この展覧会のタイトル、「Story of ... 」の意図するところはよく伝わりました。主題だのに「...」てどうなのと思ってたけど。(副題(カルティエクリエイション~めぐり遭う美の記憶)と合わせると違和感あまりないです。)

吉岡徳仁のディレクション、ということで、ちょっとびくびくしていた(うつわのトラウマが)けど、良かったです。2階ではホログラフ?を多用して、展示品の説明をしていました。待たないと読めないという欠点はあるけど、見やすかったです。紙の説明を読むよりなんだか見やすかった。展示品は展示スペースのサイズにしては少なかったけど、意図的なんだろなと思いました。最後の部屋も絶対必要ではないけど良かった。展覧会用に調合されたカルティエの香水が香っていて、この香水のための美しい容器と、透明感ときらめきのあるガラス?の美しいベンチがおいてある、白くて透明な部屋でした。

途中で、平成館の阿修羅展は20時半まで延長というアナウンスが流れていました。図録はさんざん迷ったけど取敢えず購入せず。そろそろ20時。まだ閉めないでいてくれるようなので、入口で流している展覧会のメイキング映像を見ていました。けっこうたくさんの人が見ていましたが、20:15くらいに「閉館しますのでー」と映像も止められてしまいました。全17分の映像なんだけどな。後10分くらいで全部見れそうだったんだけどな。まあ早く閉めたいよね。でも阿修羅展もがんばってるしもうちょっと見せてほしかった。20時で追い出さないでいてくれたのはありがとうだったんだけど。ちょうど面白いところだったので余計後ろ髪が。

外はもう暗くてちょっと強い風がふいていて、庭にあるでっかい樹の葉をざーざー揺らしていました。しばらくベンチで夜の緑を満喫。ユリノキなんだって。暗くてよく見えないけど花も咲いている様子でした。




20,000,000 Rupees

2009-05-21 01:07:52 | Weblog
スラムドッグを見ました。スラムを襲われた後で兄弟が汽車で稼いだり盗ったり風に吹かれたりしているシーン、色んな物の色合いや褐色の肌や大きい目や空気、映ってる全部がインドだからこそだなー。タージマハルがたくさん見られて嬉しかった。大きくなって/悪くなってからのお兄ちゃんと司会者がなんだか魅力的でした。悪い兄ちゃん、現実だったらラティカを逃がしたりしないと思うけど、俺のしたこと許してくれとか言って逃がしたり。司会者の"Welcome back to Who Wants To Be A Millionair" とか、"答えをロックしろ"という時にほんとはなんて言ってるのか分かんないけど"ロッカジャイズ"に聞こえるのとか、なんだか毎回好きだった。Selimと言う名前にトルコの友達を思い出しました、元気かな。ジャマールの折れない気持ちはやっぱり嬉しかったです。見てる間は色々思ったけど(インドではコールセンターのお茶汲みだったらほんとにクイズ番組でこんなに皆に笑われちゃうのだろうかとか)見終わったらいい意味ですっきりと心にうだうだと何も残らないいい映画だったと思う。

これを書いているとちょうとBBCニュースで、映画に出演していた子ども達の住むスラムが取り壊されているというトピックが流れています。子供のラティカ役の子の家は既に壊されてて、子供のサリム役の子の家が壊されました。違法に建てられた家々らしいですが。次住む所を用意して執行しないと、まだ皆どこかに住むしかないのに。違法でも合法でも。子役のギャラのことで騒がれたりしてたけど、何が正しいのかな。結局、支払われているけっこう小額なギャラとは別に、生活や教育に必要な費用を賄うためのファンド+高校卒業後に受け取る相応の額が用意されてるらしい。個人的には、やっぱり例えば英国人子役だった時に支払われる額に相当するものが支払われるべきだと思うし、上記の手配はいいやり方だと思う。けど、人件費の安い国で製造したあれやこれやを安く購入するという恩恵?に多々預かってる国々の人々がどうこう言うのもどうなのとも思いました。

2千万ルピーっていくら?帰ってから調べたら本日1ルピー=2.01円だって。4千万円くらい。

土曜日

2009-05-17 16:44:53 | Weblog
予報通りお天気悪いなーとベッドで本を読んでたら遊ぼーとお電話。遅い洗濯を干してコンビニで待ち合わせてバスで中野駅まで。中野すごいね人多いねーと言いながら人混みのなかをぶらぶら進みます。いくつか寄り道をして、早稲田通ってどこだっけと静かな商店街に入ってすぐのところに、新しくオープンした様子のお菓子屋さんがありました。韓国のお菓子ですーライ麦の生地だから冷めてもおいしいですよーと韓国系のお兄さんが笑顔。お土産探してたのですがこれどうだろう、胡桃の形の生地の中にあんとくるみがごろっと入っている写真、なんか大雑把な感じがどうなんだろう…と迷ったけど買ってみた。おまけにひとつづつくれたので歩きながら食べたら、とってもおいしかった。近所だったらリピ買いするー。持って行ったおうちでも好評でした。結局早稲田通は商店街に入る前だったんだけど、お菓子買えたから間違えて良かったな。商店街もいい雰囲気だったし。そんで1カ月半くらいの赤ちゃん6kgに会って抱っこしたり触ったりして借りてた物と預かってた物とお誕生のお祝いの贈り物をようやくいっぺんに渡せてきちんとした夕御飯までごちそうになってまた中野駅まで歩いてバスに乗って帰って誕生日会をやっているというバーに行ってちょっとだけ飲んでとりとめなくしゃべって帰りました。

こしがいたい

2009-05-15 23:45:08 | Weblog
いつごろからだろ、長時間おでかけしてると腰が痛いです。荷物持ってるとより辛いです。骨格なおそ。筋肉つけよ。

これもいつからだろう、大した荷物じゃなくても重いと感じるのです。出かける時から。もちろん鞄にもよるけど。腕の筋肉ついたら変わるでしょうか。

京都でやってると聞いて行きたいなーと思ってた上野伊三郎+イチさんのコレクション展が目黒に来ていました。目黒区美術館はじめて。目黒川のこっち側もはじめてでした。いいところだねえ。(川はどうしようもない色だったけど。)目黒駅、ずいぶん前に一度だけ降りて周辺を歩いたことがある、というのを歩いてて思い出した。何で行ったのかさっぱり思い出せないんだけど。



でリチさんがとてもかわいらしかった。リチさんの作るものも楽しさが溢れてて。リチさんの名前にはFeliceというのもくっついています。多分嬉しいとか楽しいとかっていう意味なはず。その通りの人だねえ。ウィーン時代?の壁紙はけっこう大胆な印象のものも多かったけど、日本へ来てから小さい物に出会ったのかな、七宝の小箱とかかわいかったなー。スターレストラン系列の、スターソーダファウンテンという名前がとても好きだった。ソーダファウンテン。日生劇場のレストランアクトレスという名前もとてもいい。(それでレストランアクトレスの壁面装飾の下地が金色のようになっているけれど、もとは銀色で、たばこの脂(やに)などで変色したものです、というのにいちばんびっくりしました。床面に近いところはパネルで覆ってあったのでほんとにシルバーのまま。おそるべし、たばこの脂!。)お花のブレスレット(下絵)なんてすごく今っぽかった。もっと、製品になったものを写真でもいいから見たかったなー。籐や竹のカトラリーも美しかったなー。京都では国立近代美術館にてでしたが、同じ規模だったのかな?もっと色々あったのかも?

帰りにルミネ。おそるべし10%OFFおそるべし若者の購買力。不景気ってどこ?って感じでした(だから余計になのかな)。本屋さんも無印さんもレジは長い列。私は買わないけど服屋さんも列が伸びていました。本屋ではなんだかあんまり買いたくないタイプの本に興味が湧いてかなり悩んだけど今読みたい物を読めばいいじゃん!と5冊持って並ぶも2冊は却下にしました。あれ正しい判断だったなーと満足感。本の価値ってもう買う人によるから仕方ないけどこれ1000円で充分でしょっていういかにも売るぞーっていう本が1500円だったりしませんか。



GAPの罠にまたちょっとはまりながら帰宅しました。鳥取空港でお母さんがたくさん買ってくれたご当地レトルトカレー。(帰る日の前の日に座席指定したくって空港まで行った時。株主優待券利用だとネットで買えないから座席も指定できないのです。でも空港でもざっくりにしかできなくて家でまたネットで変更したけど。カウンターに言えばよかったね。)あんまりレトルト食品に興味なかったのですが、きたろうカレー、おいしかった。ちょうど好きな辛みのある味。ビーフもごろごろ入っています。

おなかいたい

2009-05-12 21:33:44 | Weblog
おなかいた…。こんなにいたいのひさしぶりかも。つらいぞ。でも薬飲みたくない。日曜や先週時々落ちてたのはこのせいもあるのかな。

実家にいたある晩すごい変な夢を見ました。鏡を見ていて、首の前左側に直径2-3cmくらいの大きいできものがあって一つの丸からもうひとつ丸がでている。顔を横に向けると、首の横にかたつむりの形のできものがある。いぼのようなものなので、表面は私の皮膚だし触るとぷよぷよしているのです。かたつむりのあのぴよーんと伸びた目やしっぽ?もくっきり。でさらに首を動かすと、首の後にもかたつむりのいぼがあります。大きいよ。7‐8cmくらい。一人で病院へ行くのが怖いのでお母さんに着いて来てほしいと思うのです。その後は多分病院へ向かうのですが古いビルの中の階段や服屋さんや昔の友達の名前やとりとめなく終わりました。

その夢のいぼの話を母にしたら、母がふと、大きいおばあちゃん(母の母の母の母)の首には腫瘍があって、腫瘍は体の外側にできていて、布を巻いていてその布によく血が付いていたという話をしました。そんな話初めて聞いた。母の母の母まではほんの少しだけ話を聞いたことがあったと思うけど、母の母の母の母の話は初めて聞いたかもしれない。

ひょっとして命日なんじゃない?と言ったけど、とりあってもらえませんでした。母も自分の曾祖母がいつ亡くなったか覚えていないみたい。(覚えていて近かったから言わなかったとか…ないか。)かたつむりのいぼがあんまり変だったのと、母が本当にふっと、とつとつと話し始めたのが印象的だったので、何かコネクションがあったりしてーと思いました。まあなんでもなくっても昔の話を聞くのは好きなので聞けて良かった。

その前の日か前々日、私はとても嫌な気分になっていたので(いぼもかたつむりも関係ないんだけどさ)変な夢を見たのはそのせいかなと思う。

月曜

2009-05-12 21:16:49 | Weblog
待っていますよと優しいお声を頂いてたけどなんだかすぐには気が乗らなくてでも今週あたりお願いしよーと思ってたら電話が鳴りました。すごーい。こういうことってあるよね。すんごい久しぶりに電話しよかなと思ってたらかかってきたり。
これ以上ないグッドタイミングだったので普段ならお断りするかもな時間だったけど肉を焼きに久しぶりなエリアまで出かけて来ました。なんだかんだでご無沙汰を続けてて昨年秋以来でした。
肉!ビール!旨い!そんで色々お話してて、自分が最近気になっているばらばらな職種あれこれがたまたま話題に上ったりして。そんで昨日も気に病んでいたことを何割か話したりして、いるうちにまた喫いたくなりそこにある箱に手を延ばしてはひっこめたりしていたのですが、あーあ喫いました。おいしかったー。(昨日あんなに我慢したのはなんだったんだと思うけど結局喫ったにせよそういう苦悩も大切な気もする。)けど喫った途端震えが来たのでやっぱり合ってないなーまたやめよーと思いました。

roses roses roses

2009-05-10 23:18:24 | Weblog

考えすぎてのうみその前半分がしんどいよー。重いというかしびれるというか外側からの圧迫感というか。最初は前側だけだったのが広がってるよー。

私が考えても仕方のないこと。もういいや、元気なだけでもういいやと明るくいるのがいちばん。考えても話しても変わりはしないことなんだから。

今日は友達に大感謝。困った事への辛い気持ちからも救われたんだけど。なんとかきれいに良い気持ちで早朝に帰ってきたのに思いがけない所からストレス攻撃が度重なって止めてる喫煙への欲求が強ーくって、せっかくがまんして一山抜けた所へ、またストレスを感じる出来事が~ていうのが続いて買いに出かけて考え直して家に戻ったけどやっぱり買いたいよ~今喫ったらすごーくおいしいのも分かってるしもう無理かも~てなってたけど。めちゃがまんして買わずにいて出かける時間になって、たくさん話した後には欲求消えてた。この欲求を乗り越えたらちょこっと自信になるよ!と苦しみながら思ってたし、抜けられて嬉しいー。ほんとこんなことでこんなに苦労するなんてばかだなーって思います。丸11日。もっと吸わないでいたことも何度もあるけど。今回ちょっと気合い入ってるのです。一応人に宣言したり。がんばりたい!これくらい!(けど出かける時偶然会った友達に、ひどくひどくひどくお酒を飲む人の話を聞いてたら、たばこの1本くらい私喫えばいーじゃんって思いました。)

テレビできよぴーのライブが。こんなに悲しいなんてびっくり(CD2枚とレコード1枚持ってるきり)。几帳行きたいって思ったもん。何か見てたら泣いちゃいそうだよ。やっぱりなんだかこの人すごい。すーっと入ってくるような歌詞にはっとしたりしてた。初めて聞いたり見たりした時はそんなにひかれなかったんだけど、それから少し年を取ってから好きになった。しゃべってんのも好き。やべー。泣くー。(やっぱり弱ってるね。)死んじゃったの信じらんないなーって思ってたけど見て悲しいってことは死んじゃったって良く分かってるってことだねえ。

友人が自分は絶対ネガティブでだけどいつも前に進んでるって言うのを、それかっこいいね、話はずれるけど後ろ向きに歩くと前向きに歩いてる時より楽だよねと言うと(これほんとなんですやってみてほしい)、あーそれ通じてるのかもあんまり先ばっかり見ててもしんどいもんねと。いつもなんで後ろ向き歩きが楽なのか不思議だったけど、ほんとにそういうことかも。完了/達成した方を見てるから満足で安心とか。使っていなくて疲れていない筋肉を使うからなのかもしれないけど。私も正直ネガがちかな、でも落ちながら上がること考えてるかも辛くなっても結局最後にはじゃあこうしようって考えることが多いかも。ネガポジ。

恵比寿の駅から少し先のお店でスイーツとお酒だったんだけど、少し湿った空気が気持ちよくてどこまで歩いても気持ち良い夜でした。住みたいねえあの辺り。(でも5-30分できれいな海や(きたないのはいや)山に行ける所に住みたいと思ってる。)