有線でしつこかった。
最近ポエムが激しく混ざった歌? MCか? みたいなのが多いけど、それって落ち着かないからやめてほしい。普通に歌って。
何かに集中するのが苦手で、どこででも全方向に気を配って意識を散らし、余所見ばかりしている私としてはこういうのは落ち着かないので嫌だ。
同僚たちに「飛び降り自殺の歌!」と言って笑われたけれど、そこでもっと気になっていたのが「ブラウン管の向こう(だかこっち側だか)で泣いてしまったんだ」というところ。
「あーた、今時液晶よ、ブラウン管ってもう、10年ほど前じゃないの?」
と発言して「あー」を頂いた。
私が液晶のテレビを購入したのは、5〜6年前だけれど。ブラウン管のテレビでは、何かをかませないと地上デジタル放送が見られないだろう。
「血が綺麗で」と歌詞にあったけれど、いや、レコーダーや受信機をかませた、ビデオ入力ではあまり綺麗に写らないはずなので泣くほどの感動は得られないはず。
「画面」でいいではないの。
作詞は中年なのかしら。
まったくもう、この曲のタイトルは……、とアプリで検索したら、ジャケット写真がパンツではてな。
「パンツなわけないじゃん……パンツだな」
と、大事なところで笑わず反応出来る彼女はすごい。