葉や茎に悪臭がある事から屁屎葛(ヘクソカズラ)と呼ばれていますが、 私は花のイメージから馴染めないので別名のサオトメカズラ(早乙女葛)で呼んでいます。
果実は黄褐色で径6mm程の球形で干した果実、または生の果実を薬用とします。 生の果実はかなりの悪臭を放つそうですが、乾燥した果実は臭いが消えます。 しもやけ、ひび、あかぎれ、などの外用民間薬として生の果実をすり潰した汁が使われ、全草を煎じたものが、肝臓病や脚気、下痢、黄疸に効果があるそうです。
(2017-12月撮影)
撮影地:江戸川区・葛西臨海公園