The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

大の字のワシ(鷲)?どうしたの??

2007-05-19 22:24:49 | ライフ
一昨日の事でした!
いつも通りに都南大橋を渡り、左折します。
門の北上川沿いを程なく進みますと、
何故か前方に4~5台の車が数珠繋ぎに停車しておりました。
しかも先頭の車の前に、何かが倒れています!人か??
いや、そう見えたんですね・・・

交通事故??背筋に寒い物を感じつつ、
そこを横目で見ながら、車列を追い越しますと、
その倒れている物は、人ではなく・・・
なんと大の字に落下している大鷲が2羽!!
そして、そこら中に鷲の毛が散乱しているではありませんか?

あっという間に通りすぎましたが、
何か、見ては行けない物?
いやむしろ・・・とんでもなく不思議な光景を見てしまった感じであります。

あれは何だったのでしょう?
鷲の決闘?一ツガイで鷲が感電した?

今でもわかりません!

さて、昨晩は久しぶりに弘S大学I学部のK教授(実は同窓生)、
マコT氏、S郷先生とともに『O花B』で一献・・・
その後流れでとあるP店で89’カリュアド・Rを飲む事に♪♪

そのカリュアドの美味しい事!

そのブケは本格的なポ^イヤックの土の風味、
更には西洋スギ、なめし皮のニュアンスを漂わせ、
酸味も程ほどに、バランスの良い、滋味の豊富な重厚な果実は、
思索的に訴えかける物があります。

こんな感じでメドックを飲めるのは最高の幸せであります。

ところで既に5月も半ば・・・
手を付けなければならない残務、いっぱい取り残しております。
飲みたいワインもいっぱい有ります。

ただ今03’ルクレールのボン・バトンを飲みながら、
そんな事を考えつつ、それでもなお、
鷲の残像が頭から消えない今日このごろです。

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85’はこれくらいするんですね・・・



ペサック・レオニャンでドメーヌとは?

2007-05-17 23:52:13 | ライフ
ボルドーはグラーブ地区、その中でも本流の赤ワインを産するペサック・レオニャンのドメーヌ・ド・シュヴァリエ!
ブルゴーニュでもないのにドメーヌとはこれいかに?
年産1000ケースの赤ワインとほんの僅かの白ワインが産出されます。

このシャトー、オー・ブリオンやラ・ミッションに代表されるような、
土の風味や、特徴的なハバナシガーやアイラモルトのニュアンスを感じさせる、
豊かで濃密なグラーブのスタイルとは異なります!

ボディーは端正にまとまったスタイリッシュな仕上がりで、
酸味の立ち方やタンニンの舌触りは、むしろ中堅のメドックを思わせます。

さて『ワインとキュイジーヌ・・・』のメインを飾った1989年物、
凄みはありませんが、程よくこなれて熟成の高原部のちょっと前という感じでしょうか?

私見ですが、もうちょっとの旨味とフルーツの甘味のアクセントが欲しいところ!
それでも、後半のキュイジーヌと良くマリアージュしておりました。

ところで、皆さん最近いかがしてましたでしょうか?
わたくし、夜歩く・・・も欠かさずしておりますが、体調イマイチ!睡眠不足?
なんか集中して一冊の本も読めません!
不順な天候、季節の変わり始めに体が付いて行けない?

こんな事って三年前にはありえなかったのですが・・・
家族には「飲み足りないんじゃありませんか?」と言われてますが・・・

本当かな???

麗しのピノ・ノワール!1980’

2007-05-16 00:21:24 | ワイン
ブラインド・アイテムに驚きのワインを出す!
これって、オテルではままありうる事・・・

今回の〆の目隠しに1980年のポマール ベルナール・ヴォウドアジイーミュタンを出しました。

これがまた、素敵なピノ・ノワールだったんですね!
先日のルロワ特集での1980年のヴォルネイもしかり、
1980年のイイ意味での意外性に注目しております!

1980年産のピノ・ノワールには二通りありますが、
酸バランスのフルーツが、生産者のテクによって微妙に調和されれば、
なんとも言えない、妖しげな、麗しの熟ピノが出来るわけであります。

アンバーなエッジの軽やかなルビーの色合いに、
オレンジのピールや土の風味を連想させるトップノーズ!
熟したプラムに微かな蜜蝋のニュアンス・・・
アジアンな香料とムスクの妖しの薫りは限られた熟ピノだけの物・・・
ちょっとくどめの味わいに、それを忘れさせるだけの壮麗な酸味が心地よし!
ニュイ相応の溌剌とした味わいのポマール!

この無名の造り手が良いのか?はたまた1980年の恩恵か?

こんな感じでピノ・ノワールの熟成を楽しみたいものです!

週末は隠れ家で・・・

2007-05-13 21:24:18 | ワイン
一週間しっかりと働き、週末はゆったりとワインとキュイジーヌを楽しみます!
そんな趣旨で始まったワイン会も早19回を数えました。

今回も通称『塩の道』山岸の奥の奥のカテドラルに、
10名のワインヒートが集合いたしました。
いつもありがとうございます!

本格的なフランスの王道のワイン達!
モレからペサック・レオニャンへの流れのなかで、
今回一際光彩を放ったワインは・・・
むしろ期待をしなかった三本のモレ・サン・ドニ!
何れも美味しく頂きました。

03’のジャミーさも程よく抑えつつ、鮮烈な果実をふんだんに楽しめるブリチェックのモレ・プルミエ・ヨハネ・パウロⅡ。この値段でこれならコスパも納得!でも購入は○竹値段で・・・

これまた凝縮の99’を現代的な造りの中で、ブラッキーなモレの果実を上手くまとめました。ペロ・ミノのモレ・リオットは30分の待ちで見事にメタモルフォーゼ!しかしいかんせん値段が高いか?

さて最後は02’クロ・サン・ドニ、J.P.マニャンの小柄な造りには目をつぶり、グラン・クリュの囁きに耳を貸してごらんなさい!これがフィネスと言うもの?こわれそうなほど繊細に、そして精妙にその地のテロワールを投影しています。

さて『第19回ワインとキュイジーヌの夕べ』のリストは以下の通りです↓

2000 Morey St Denis Rose Domaine Dujac

2002 Touraine Les Tesnieres Thiery Puzerate-Blind-

2001 Meursault Charmes Henri Germain

2003 Morey St Denis 1er Cru Cuvee du Pape Jean Paul Ⅱ Christophe Bryzeck

1999 Morey St Denis La Riotte Henri Perot Minot

2002 Clos St Denis Jean Paul Magnien

1997 Plateo Montepulciano D'Aburuzzo Azienda Agrivenda-Blind-

1989 Domaine de Chevalier Pessac Leognan

2002 Ch.Branon Pessac Leognan

1980 Pommard Bernard Vaudoisey-Mutin-Blind-

いかがでしょうか?
個別のコメントと写真集は明日以降に・・・
では!

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04’ですがブリチェックはここ↓
でも高いです・・・T商店でも出るかも?


モレ⇒ペサック・レオニャンの流れ!

2007-05-10 22:01:42 | ワイン
毎朝、散歩で忙しくしております!
というのも、件の金髪メス犬ロビンちゃん・・・
わたくしのサボりぐせで一日飛ばそうものなら、
そこら中の葉っぱを噛みち切り、欲求不満の主張をするわけです!

まあ、モデレートなエクササイズはメタボリックにはちょうど良いわけですが・・・

さて、気がつけばもう10日になりました。
すでに5.12 7:00~のラインナップは決まっております!

前半はモレ・サン・ドニを三種!
プルミエを二種とグランクリュを一種の構成であります。

そして後半のボルドーはペサックレオニャンの古酒と・・・・

これが今回の目玉!年産500ケースという希少なワイン!!
あのミッシェル・ロランとジャン・リュック・テュニュバンが醸造に関ったと言う・・
更にはクロ・レグリーズを97’から豹変させた、かの噂のオーナーのシャトー!!

これはペサック・レオニャン唯一のガレージワインと言っても過言ではないでしょう!

2002 Ch. Branon Pessac Leognan

を出しますですよ・・・
『プティ・モンド』の皆様には、御油断なきように・・・
明後日ですが、気になる御仁は御連絡を!

ではお待ちしております!

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02’ブラノンの最安値はここ↓