山々の中腹にかかっていました。
霧ですかね・・・。山並みの中程を隠すように、横に長くかかっていたのです。水墨画の世界のようでした。
朝配達をしていて、眺めていたいのですがそういうわけにもいかず、チラチラと見ました。
南へ走っていくと大きな峠があり、この地方は、その峠を境に天候が違っていることがあります。それはもっぱら朝に現れますが・・・。
盆地の上に雲が蓋のようにかかっている朝、もちろんどんよりした曇りですが。峠を越えると晴天になっていることがあります。そして峠の上から、盆地の上にかかっていた雲が、千切れて流れ落ちてくるのです。
とても幻想的な風景で、しばし車を止めて眺めることがあります。
今朝の雲は・・・霧か、暖かいため低くたなびいていたと思いますが、平均的に暖かいため、紅葉も長く続いているような気がします。
このまま暖冬であってくれればいいのですが・・・。