戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

波を被り

2015年09月04日 | 想うこと

海岸に打ち上げられた幼い子供の亡骸。

うつぶせになり、一見、波打ち際で寝ころんでいるのかと、かわいらしい映像かと思いきや・・・

波が幾度も覆い被さってくるのに、身動きしない。

さっと血が引いてしまうような、惨い映像が世界中に流れています。

ヨーロッパは衝撃を受けているとか。

いや、日本だって衝撃を受けるでしょう。

民族の大移動が始まったような光景がニュースで流れています。

いったいシリアを中心にした中東はどうなっているのかと。

脱出した人たちの波が途切れることなくヨーロッパに向かっています。

そこでの悲劇。

難民を満載したボートが転覆したとか、さかんにニュースで流していますが、それに鈍感になっていましたが、さすがに幼い子供の映像は無視できなかったでしょう。

ヨーロッパ各国が真剣に、中東、アフリカからの難民にどう対処するかを話し合い始めています。

中継国である、ギリシャやハンガリーなどは悲鳴をあげています。

受け入れる受け入れないとか、救済するとかいっても、もとはといえば自分たちの蒔いた種だともいえるでしょう。

紛争、貧困、先進国が作り出してきたともいえます。

根本的に解決することはできないのでしょうか。

 

 

 

 

 

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