地元高校生の演劇合同公演を観に行きました。
会場は、久々野町民会館、500人ほど入る立派なホールです。
4校の競演であったのにも関わらず、客席は疎らで、いかにも関係者だけといった感じでした。
父兄も少なかったのではないでしょうか。
同じ高山市でも、会場が中心部から遠いということもありますし、高校生の演劇は一般には馴染み薄いものなのでしょう。
まあ私たち夫婦も、知り合いが関わっていなければ見にいかなかったと思います。
時間の都合で午前の2校だけしか観られなかったのですけれど・・・
正直、それだけで十分かな、という感想ではあります。
昨年、高校演劇の地区大会を観劇したときも思ったことですが・・・
内容が彼らの生活から飛躍しすぎていて、興味深く観ることができませんでした。
等身大が描かれていないというか、彼ら、彼女らの本音が見えない作品になっています。
もっとも、それらのことを求めるのは大人のエゴかもしれません。
面白いものを求めた結果の作品であるのでしょう。
ただそれにしては、期間も短いせいもあるかもしれませんが、雑に作られている印象は否めなかったです。
わがままを言わせてもらえば、高校野球がプロ野球と違った感動を与えられるように、稚拙でも、高校生しか作られないような作品を観たいものだと思ってしまいました。