選挙の実態というのが、今回の新興宗教騒動で見られた気がします。
先の選挙では、自民党が大勝しました。
政権与党連合は信任されたわけです。
現実を見れば、物価はどんどん上昇し、されど賃金は上がらず、それどころか年金支給額は下がっています。
それでも、有権者は現在の政治に満足していると答えたわけです。
どうしてそういう結果になるのか?
やはり、組織票が当落を決めたのだということではないでしょうか。
組織票で決まってしまうのだと。
一番確実なのは、宗教票ですね。
教祖様が、この人、もしくはこの政党に投票しなさい、といえば、信者はみな従います。
あまりに当たり前な解釈ですが、あくびの出るくらいベタな表現ですけれど、真実であり、効果は絶大だったということですね。
二番目からは、会社なり、組合なり、自治体なりが、効果は薄くなっていきますが、続きます。
たぶん、それぞれの組織のパーセンテージも決まっているのでしょう。
だから、開票前に当選確実が出せるのですね。
投票所前のアンケートはあまり意味がないのですよ。
実際、私が行った投票所では、アンケートをしていませんでした。
ここから飛躍した考えを記せば……
革命とは、無党派層が投票に行くことですね。