戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

乗鞍と上高地です

2021年07月28日 | お出かけ

『乗鞍、上高地ワンデーツアー』なるものに言ってきました。

一人4800円という格安のツアーです。

通常料金の半額になっています。

だから参加しようと思いました。

宣伝するわけではないですが、超お得なツアーであることは違いないです。

午前中、乗鞍スカイラインを上り、畳平まで連れてきてもらいました。

十何年ぶりです。

乗用車の規制になってから初です。

それまでは10回くらい来ています。

驚いたことに、人がいません。

いつも混んでいて、駐車場まで渋滞が2、3キロ続いていたのが当り前の時に訪れていましたから、これだけ観光客がいない乗鞍は初めてです。

そのためか、バスに乗っているときから硫黄の臭いがして、実際、ここに下りてみると、硫黄の臭いがするのに驚きました。

畳平周辺は、硫黄の臭いがするのです。

初めて気が付きました。

乗鞍は、まだ活動しているのです。

滞在時間が一時間半程度でしたので、近場の『魔王岳』に上りました。

15分程度で登られますが、周りの景色は素晴らしいものがあります。

天候が微妙であったため、台風も近づいているためでもありますが、雲海が地平線の彼方まで見られました。

それはそれで感動的です。

下ってから、いわゆるひとつの『お花畑』を回りました。

ご覧の通り、お花畑になっています。

というのは、十数年前に、規制がされる前に訪れたときは、印象として、半分くらい剥げていましたから。

ほぼ復活したと言っていいでしょう。

おまけは、映っていませんが、雷鳥が何羽か目撃され、珍しいことに、鳴き声を聞くことが出来ました。

それは、人間の赤ちゃんが激しく泣いている声に似ていました。

お昼時に乗鞍を下り、平湯のバスセンターで昼食を戴きました。

ツアーの料金が安いため、商品券も500円分ついているし、そばを戴くくらいなのだろうと思っていたら、なんと、飛騨牛の蒸し焼きがメインのランチでした。

大丈夫かしら、と、ありがたいですが戴きまして、さて午後から、上高地へ行きました。

実は私、飛騨に住んでいるのに、上高地を訪れるのは初めてなのです。

上高地は近いと言っても長野県にありますし、飛騨で上高地へ行っていない人は多いと思います。

初めての上高地は……雨でした。

この写真は本格的に降る前の河童橋を写したものですが、後ろにあるであろうアルプスの山々が見えません。

雨も強くなったため、この付近からあまり離れることが出来ませんでしたが、とりあえず、上高地を訪れることが叶いました。

ちなみに、上高地の混み具合は、通常の半分くらいだと思われます。

もっと少ないか……。

関西からのお客さんが多かったように思われます。

東京は非常事態宣言がなされていますから、関東からのお客さんが少ないでしょう。

ソフトクリームを戴き、高山へ戻ってきました。

ちなみに、このツアーに参加された人々は中年以降の方々が、私たちを含めて全てですが、お一人様のお客様もけっこうおられました。

雨には降られましたが、堪能できたツアーでした。