戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

玄関に佇む猫

2020年01月19日 | 住居

玄関で陽に当たっているパリ。

真冬ですから、ほんのつかの間ですが……

眩しいため、怒ったような顔をしています。

我が家自慢の、べっぴんさんです。

外で日向ぼっこといっても、家の敷地より外へは出せません。

まだ慣れていないことと、何より、外へ出すと、かつての家に戻ってしまうおそれもあるからです。

というのも、かつての住まいでは、パリは外猫でした。

出入り自由で、夜中、早朝、夕方、勝手に外へ出てしまって、遊び廻っていました。

そのため、ひょっとすると、いま外へ出してしまうと、前の住処に行ってしまうかもしれないからです。

その場所は更地になっているから、迷ってしまうでしょう。

いつまでか分りませんが、当分の間は、家の敷地より外へは出せません。

こうやって、家の周りをぐるぐる回っています。

この写真でも、怒っているわけではありません。

あくまでも、眩しかったのだろうと思います。

話は変わりますが……

いまの家には、玄関があります。

というと変に聞えるかもしれませんが、以前の家には、玄関らしい玄関はありませんでした。

お店だったからです。

横2間のガラスの開き戸でした。

うちの娘は、小学生の時に、よく、普通の家に住みたい、と言っていました。

それを言われて、確かに、自分も子どもの時に、同じ事を願っていたなと、思い出しました。

玄関のある家です。

そういうお家に住むことになりました。