エヴァンゲリオン初号機が吠えました。
いや、碇シンジ君が吠えました。
ではなく、羽生結弦くんが吠えたんです。
演技を終えて。
ファンに叱られるでしょうが……
この話題で持ちきりでしょう。
とても難しい、オリンピック二連覇。
のうえに、三ヶ月前右足を怪我して二ヶ月前から練習再開という、ハンデをおっての大会でした。
陰陽師になった羽生くんに、神様が憑いたとした言いようのないすごさでした。
演技の終わりに、音と一緒に両手をパッと広げたときに、波動が、彼を中心に360℃広がったように見えました。
アリーナにいた全ての人の心を打ったでしょう。
私も打たれました、テレビを通して。
怪我で練習ができないときには、色々考えて、普段しない練習ができたとか。
それが成長に繋がったのではないでしょうか。
感動いたしました。
感謝です。
「練習は嘘をつかない」、ですか、彼の言葉です。
それから、宇野昌磨くん。
一位になるためには、完璧に演技するしかないと、挑んだそうです。
しかし、最初の4回転で転んでしまって、笑ってしまったそうです。
それが功を奏したのでしょう。
リラックスしてできたのではないですか。
「オリンピックは特別ではない」、彼の言葉です。
頼もしい。