デビット ボウイさんが亡くなりましたね。
マーク ボランとならんで、グラムロックの雄と謳われていました。
40年前のことですが。
高校生の時によく聴きました。
派手な化粧をしていたときは好きではなくて、なおかつ音が軽い感じがあり聴いていなかったのですが・・・
『地球に落ちてきた男』、ニコラス ローグの映画だったと思いますが、主演なされて、それを観てからファンになりました。
メークをとったら、またいい男だったのです。
水ばっかり飲んでいる宇宙人なのですが、何も言わずか弱すぎて、暴力をふるわれてもまったく抵抗しない、気の毒な宇宙人なのです。
映画の中ですが、彼が作る音楽とはまったく関係ないのでしょうけれど、雰囲気が違和感なく、そのまま興味を持って聴きだしたというわけです。
『スケアスリーモンスター』、でしたっけ、聴いたときにとても気持ちの良い音楽なのだなと感心しました。
それまで聴いていた、ハードロックにしても、プログレッシブなロックにしても、直線的に聞こえて、彼のロックは曲線でできているように感じられたのです。
高校生のときの私の個人的な感覚です。
ブライアン フェリー率いる”ロキシーミュージック”も好きになりましたが、似てるような気がしたものです。
「はっきりとは示されないが」、と、湯川れい子さんも仰いましたが、間違いなく、その後の音楽に多大な影響を与えたアーチストです。
顔メークとファッションも。