戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

バウイ逝く

2016年01月11日 | 想うこと

デビット ボウイさんが亡くなりましたね。

マーク ボランとならんで、グラムロックの雄と謳われていました。

40年前のことですが。

高校生の時によく聴きました。

派手な化粧をしていたときは好きではなくて、なおかつ音が軽い感じがあり聴いていなかったのですが・・・

『地球に落ちてきた男』、ニコラス ローグの映画だったと思いますが、主演なされて、それを観てからファンになりました。

メークをとったら、またいい男だったのです。

水ばっかり飲んでいる宇宙人なのですが、何も言わずか弱すぎて、暴力をふるわれてもまったく抵抗しない、気の毒な宇宙人なのです。

映画の中ですが、彼が作る音楽とはまったく関係ないのでしょうけれど、雰囲気が違和感なく、そのまま興味を持って聴きだしたというわけです。

『スケアスリーモンスター』、でしたっけ、聴いたときにとても気持ちの良い音楽なのだなと感心しました。

それまで聴いていた、ハードロックにしても、プログレッシブなロックにしても、直線的に聞こえて、彼のロックは曲線でできているように感じられたのです。

高校生のときの私の個人的な感覚です。

ブライアン フェリー率いる”ロキシーミュージック”も好きになりましたが、似てるような気がしたものです。

「はっきりとは示されないが」、と、湯川れい子さんも仰いましたが、間違いなく、その後の音楽に多大な影響を与えたアーチストです。

顔メークとファッションも。