戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

左かと思えば、右によって。

2014年12月09日 | 想うこと

 

後期高齢者をずいぶん超えた父のところへ、保守党候補議員から、はがきが来ました。

選挙ですから、珍しいことではないですが。

写真に大きな文字で、”地方創世”と記してありました。

数ヶ月前に、地方復興を旗頭に省庁が作られたりしましたが、ここに来て効果的な訴えかけになっているのだと、感心したしだいです。

さすがです。

一枚も二枚も上をいっています。

もっとも、うちの父は半分痴呆症ですから、選挙には行かないと思いますけれど・・・。

新聞等で、保守系候補が高齢者から支持が高いと、ごく当たり前のことが報道されますが・・・

実は、若い世代にこそ、保守回帰がすすんでいると思われます。

我々の若い頃とはまったく違っている、ある意味、報道する側が理解できないような、若い世代が作られつつあるのだと思うのです。

保守より右の候補に、一部でしょうが、熱狂的に指示があるようで、それがあからさまに示されるこのごろです。

しつこいようですが、私たちが若かった頃には考えられなかったことです。

豊かな社会なら左によって、若い世代が就職もままならない世の中になれば、自然と右に寄っていくのでしょうか。

もっとも、年寄りたちが、いつまでも役職にしがみついているから、このようになってしまうのだと思いますが・・・。