母が電話を取って、私にだと受話器をよこしました。
はい。と応えたところ、○○君(名字)いますか、と息子にかかってきた電話でした。
息子の友達からですが、惚けてもいないのに、なんで間違えるのだろう、と訝ってみましたが・・・
考えてみますと、息子の友達はほぼみんな声変わりをしていますから、母からすれば、私に掛かってきたか孫にかかってきたかは区別がつかないわけです。
また、父の友達が電話をかけてきて私が出ると、たいてい私のことを父だと思って話し始めます。
息子の友達は、私が出ても、息子とは間違えませんが・・・
年寄りからすると、電話から聞こえる声は区別がつきにくいようです。
これは余談かもしれませんが、母の友達が電話をかけてきて妻が出ると、たいてい妻を母と間違えます。
こちらは血が繋がっていないのですから遺伝的な相似はないでしょうに、間違えるということは、話しぶりが似てくるからでしょうか・・・。
若い者は間違えませんが、年寄りは間違えるのです。
電話は年々聞きにくくなるようです。