戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

むさい武士

2008年01月22日 | 想うこと

二日続けて、民放の映画放映を観てしまいました。

昨夜は、『武士(ムサ)』です。相変わらずCMには泣かされましたが、映画本編は十分楽しむことができました。

なかなか帰ることが出来なくて、とうとう廃墟となっている砦に籠もっての絶望的な攻防戦。

そこで顕れる”ムサ”としての心意気。・・・心意気では弱いですね、生き様、でしょうか。

泣けました。良かったです。

それにしても、あちらの(中国・韓国)役者が良いですね。なにがいいかって、表情が良い。

真剣なのです。表情に緊張感があります。

その点、日本の役者は馴染み深いということもあるのでしょうか、にやけているように見えるのです。切羽詰まった戦闘場面でも、気が抜けてるように見えてしまいます。

”ムサ”は、どの役者さんも良かったです。余計な演技もありませんし。

そして、ツァン・チーさん。むさい集団にあって、殺伐とした雰囲気の中、可憐な印象を残しました。まさに紅一点! 素晴らしかったです。