二日続けて、民放の映画放映を観てしまいました。
昨夜は、『武士(ムサ)』です。相変わらずCMには泣かされましたが、映画本編は十分楽しむことができました。
なかなか帰ることが出来なくて、とうとう廃墟となっている砦に籠もっての絶望的な攻防戦。
そこで顕れる”ムサ”としての心意気。・・・心意気では弱いですね、生き様、でしょうか。
泣けました。良かったです。
それにしても、あちらの(中国・韓国)役者が良いですね。なにがいいかって、表情が良い。
真剣なのです。表情に緊張感があります。
その点、日本の役者は馴染み深いということもあるのでしょうか、にやけているように見えるのです。切羽詰まった戦闘場面でも、気が抜けてるように見えてしまいます。
”ムサ”は、どの役者さんも良かったです。余計な演技もありませんし。
そして、ツァン・チーさん。むさい集団にあって、殺伐とした雰囲気の中、可憐な印象を残しました。まさに紅一点! 素晴らしかったです。