日記 ２０

＜＜　冬に思う　＞＞


スマホに付いている機能で、指紋認証が効かないと云うか使えないんです。いちいち暗証番号を入力しなくて、とても重宝していたのですが。


なんでかなーと色々試行錯誤してみて、最後に行き着いたところは自分の指でした。見ると登録した指の指紋がないじゃありませんか。目の細かいヤスリで擦った様に磨り減っているんですね。親指と他の指を合わせて擦り回してみると、すべすべ、サラサラ。


実は一昨年からの冬のシーズンの時もそうでしたが今シーズンもやはりなりました。春～秋は平気です。


空気が乾燥している所為か、手全体に潤いがない。ハンドクリームをつけてみたところで、磨り減った指紋は復活しないんですね。


加えて、物を落とし易くなるんです。


これってスマホの場合は設定を変更して暗証番号のみに切り替えれば済むことなんですが、ATMのキャッシュカードの設定で指紋認証付きのタイプはどうなってしまうのかと思いました。


スマホの通常のタッチパネル操作にもいくらか影響して反応が少し悪くなります。


これで思い出しました。高齢の方がATMの操作を如何にも不器用そうにしているのは、もしかしたら機械に弱いというだけでなく、その指が加齢により乾燥しすぎていて、タッチパネルの反応が悪くてそれで往生しているのではないのかなと。


場所は変わりますけど、年金事務所に相談に行くと担当者がPCの操作をしながら対応してくれるのですが、その際肝心なデータを見る時は必ず指紋認証の指を入れる処にその都度入指をれて情報を教えてくれます。もし私みたいに指紋が磨り減って殆どない状態では仕事にならないのではないかと、傍目から心配しています。


なので、今後は「静脈認証」や「虹彩認証」を増やしてもらえたらなと思う冬の１日でありました。