普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

日本国憲法の解説を読む

2019-09-09 09:44:57 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 先日街へ出たついでに大きな本屋により日本国憲法の解説書を読み、既に投稿済みの「護憲論の憲法学者への質問」に就いての回答を探しました。括弧内が私の疑問に関しての解説です。
【前文】
  日本国民は、(一部省略)恒久の平和を念願し平和を愛する諸国民の「公正と信義」に信頼して、これらの安全と生存を保持しようと決意した。
【第9条】
 日本国民は、「正義」と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、 武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
[前文と9条の関係]
・普通の文章の読み方ですと前文の前提や考え方があって第9条があると思うのですが、前文と9条はと全く独立したものですか?
(前文との考えで第9条が出来たと説明したのは一冊だけ、版を重ねた解説書だけは前文、9条の解釈には多くの説があると説明。他の本は前文さえも触れないまま。)
・関係があるとすれば、同じ敗戦国のドイツとは違って日本の周辺国で日本では中国領と認めている台湾以外に公正と信義を信頼できる国は何処にありますか?(記述無し。)
・諸国民の公正と有りますが、平和日本の唯一の頼りの国連では全体的な決議に対する拒否権常連の米国、ロシヤー、中国。それが公正と言えますか?(記述無し。)
・安全と生存を保持とありますが、現実に北朝鮮の日本人拉致は正に安全と生存を侵されていますが、憲法学者の人たちはどうすれば良いと思いますか?(記述無し。)
「9条で言う正義の定義」
 9条に正義と秩序を基調とする平和と有りますか、日本、中国、ロシヤにはそれぞれの正義があり核開発を進める北朝鮮にもそれなりの正義があります。広辞苑によればその他にも多くの解釈があり、民主主義、マルクス主義でも違う定義があると書いています。日本は日本なりの正義の定義で大戦に突入しました。その意味でも正義の言葉を使うのなら先ず正義の定義をしておくべきと思いますが?某国が自国の信じる正義のため日本を攻めて来ても交戦権を放棄して直ぐに手を挙げて降参しますか?(総ての本は記述無し。)
「世界が平和が前提の9条」
ネットでは前文と9条と合わせて読み解いて世界が平和だから日本も軍備も要らないと皮肉まじりに言う人もいます。然し実情は違います。不可侵条約を破った国もいます。平和条約を結んでも何らかの自国勝手の理由をつけて領土を拡大しようとする国もあります。スイスのように永世中立国を宣言する国もありますが、周辺国が普通の平和を愛する国に囲まれているスイスだから出来ることです。日本が囲まれている実情に対して憲法学者はどう思いますか?(版を重ねた解説書だけは前文、9条の解釈には多くの説があると説明。それ以外は記述なし)
日本国憲法批准の国会で共産党の野坂参三さんがこれでは国を守れないとの演説、同じ趣旨で、総理になった佐藤栄作さんが九条に関連して首相の時大英断をしました。日米同盟の締結です。九条のため軍備を持てないので国防を総て米国に頼ることを決めたのです。今、日本は米国と片務的な日米同盟を結んで居ます。私のような戦前・戦中派から見れば、日本は米国の軍事保護国です。だから日本は米国の言うとうりにするしかありません。しかも大きな問題はもし米国が日本のため血を流して戦うのに、日本は憲法のために傍観出来るでしょうか。そんな馬鹿なことを米国がするでしょうか。(記述なし)
「現実無視の憲法」
いずれにしても、最近の北朝鮮の暴発、米国のトランブさんの発言のふれ、国際裁判所の判決を無視しての南シナ海の支配する中国、どさくさに紛れてのリミア半島支配、不可侵条約を無視しての千島列島支配をするロシヤ、それに振りこれに回される安倍内閣を見るほど、憲法の理想と現実の大きな落差。どう考えても前文、9条に無理が有る様な気がしてならないのですが。(版を重ねた解説書だけは前文、9条の解釈には多くの説があると説明。その他の本は触れないまま。)本屋で見た多くの日本国憲法に就いて他人事のような解説ぱかり。
 これらの本を見ている内に昔夜間大学の哲学の講義で余りにも孔子曰く、カント曰くばかり言う講師に貴方自身はどう思うかの訊きたい衝動に駆られたことを思い出しました。日本国憲法に就いて他人事のような解説をする人。日米同盟、自衛隊の強化など多くの違憲状態と言われても仕方がない歪んだ状態に就いて、日本国民としてどうあるべきか護憲、改憲を問わず「自分の意見として」憲法の解説書に書くべきと思うのですが。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治・人気ブログランキングへ
政治ブログへ
コメント   この記事についてブログを書く
« 「他人の句の拙い所は直ぐ判... | トップ | 余りにも呆れたくだらない話... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

政策、社会情勢」カテゴリの最新記事