普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

こんな政治主導は要らない・道路予算仮配分

2010-02-17 07:38:47 | 鳩山内閣

 昨日、「ものが言えない民主党議員?」のエントリーで
・民主党は国会議員の圧倒的多数に驕って、脇が甘いと言うよりがら空きだ
・民主党は一昔のクリーンで透明なイメージを早く取り戻すべきだ

と書きましたが、同日付けの読売新聞でまたそれを証明するような「道路予算陳情で608億増、仮配分参院選にらみ」の記事が載っていました。(なおウエブ上では道路予算個所付け、民主県連の要望反映で増加の解説記事が出ています。)

[党利党略みえみえの道路予算の配分]
 「都道府県別の道路整備予算の変化」の表を見いる内に、「昨年の概算要求段階で示された額」と、「民主党本部が1月に県連連などに示した仮配分額」の増加率で際立っている県があるのに気付きました。
 トップスリーは最高が鳥取県38.5%、京都府33.3%、福井県30.3%です。
 鳥取県、福井県は前回の衆院選で民主党全敗の県、京都府は道路整備担当大臣の前原さん、自民党総裁の谷垣さん、そして今なお自民党で隠然たる力を誇っている元幹事長の野中広務さんの地盤の県です。
 野中さんに就いては、全国土地改良事業団体連合会の会長として、予算の半減が伝えられた土地改良費の復活を民主党の幹事長室へ陳情に訪れたさい、元同僚の小沢さんが会いもせず、陳情を却下したと言う強い印象が残っています。
  道路予算配分の結果に就いては、読売新聞(本紙とウエブ版)で次の様に解説しています。 (同新聞では触れていませんが、京都府の道路予算もやはり野中さん嫌いの小沢さんの意向が大きく反映しているような気がします。)
・政府・民主党が衆院予算委員会に提出した、2010年度予算案の個別道路整備への予算配分(個所付け)に関する「仮配分」は、昨年末の概算要求段階の額に党の要望が反映され、その増加額に地域ごとのバラつきも目立った。
 道路整備を求める地方の声に配慮したためで、透明性を確保したとは言えない中身となっている。
・馬淵澄夫・国土交通副大臣は「県連の要望を受けた上で、自治体が必要とする部分、事業費を上積みしてもなるべく早く進めるべきと判断される部分(の要望)を聞いた」と説明した。
  施政の実施に対して公平であるべき政権は民主党県連の要望だけでなく、各都道府県の要望も受けるべきで、この発言は小沢さんの陳情窓口の幹事長室一本化の線に沿った不注意な発言だと思います。
福井と鳥取の両県は参院選で自民党候補が当選し民主党にとって議席奪取を目指す「重要選挙区だ。また両県は昨年の衆院選で県内小選挙区だ自民党独占を許した場所である。
・関係者は「参院選での衆議院の支援が期待出来ず、党の基盤も弱い。与党の立場を活かし、予算で影響力を示す必要があった。」と解説する。
・個所付けに政治が関与した可能性が強いとみられ、「結局、自民党政権時代と変わらない」(政府関係者)との見方も出ている。

 私が見ていた国会審議では自民党の金子一義さんが執拗な個所付けの資料を提出を迫ったのに、前原さん、平野さんがかたくなに拒否して居ました。
 何故なら私のような政治のズブの素人でも、直ぐに想像がつく個所付けが参院選目当てで決められたことは野党やマスコミが見れば、一目で判るからでしょう。
 政権がこの問題の資料を出さざるを得なかったのは、野党側の追及で国会の審議まで影響し始めたからでしょうか。
 この報道に対して早速毎日新聞が社説「個所付け」資料 これこそ利益誘導では 
を出しています。 (内容は同じことの繰り返しでしたので一部だけ紹介します。)
・個所付けは自民党政権時代も族議員を通じた地元への利益誘導の有力な道具だったが、今回の手法は党ぐるみで地元の陳情を口利きし、与党の権勢を示した と取られかねない。政府は個所付けの手続きを是正し、透明化を確約すべきである。
  問題はこうした手法は自民党時代は秘かにしかも個人的に行われていたのに、今回は民主党が党としてそして、マスコミや野党から直ぐに感づからるほど半ばおおっぴらにやったことで、私が心配している民主党の脇の甘さを示すものでしょう。
 しかも民主党の売り物の「政治の透明化自身」が下記のようにマスコミから突かれているのです。
・鳩山内閣も当初は予算編成段階で個所付けの内容やその評価基準を示す透明化を打ち出す予定だったという。それが民主党側による地元陳情の集約に伴い手続きが閉ざされ、党をあげての利益誘導と言われかねない状況に変質してしまったことは異常である。

[民主党と自民党へ]
 昨日も少し触れましたが、民主党は政権党としては最重要政策である経済政策の不備や欠如同然の安全保障政策を野党やマスコミから突かれ、鳩山さん、小沢さんの政治資金の問題を突かれているのに、マニフェストからわざわざ外した外国人参政権付与法案の提出を計画しているのは、民主党、特にそれを事実上率いる小沢さんは圧倒的な多数の国会議員数に頼り過ぎているとしか考えられないことです。
 私が最初に書いたように、「民主党は一昔のクリーンで透明なイメージを早く取り戻すべきだ」し、自民党は「国会議員の圧倒的多数に驕って脇が甘くなっと言うよりがら空き」となっている民主党政権を攻撃して失地を回復し、同政権が日本の行く道を誤らせないようにして貰いたいものです。

[私たち国民が反省すべきこと]
 衆院選直後の世論調査で見るように、私たち多くの国民は前回の衆院選で民主党に圧倒的多数を与え過ぎたと後悔していましたが、正にその心配が当たって、多数に驕った小沢さんの傍若無人のやり方に直面しています。
  然し私たちはそれをはらはらしながら見ていても、次の参院選まではどうすることも出来ません。
 次期の参院選では小沢さんが今の選挙優先の政治手法を変えない限りは(そして多分変えないと思いますが)今度こそ良く考えて投票してはどうでしょうか。
 自民党もふらふらしているし、難しい判断がいると思われますが、マスコミ特にテレビから煽られないように、今度は後悔しないように投票しましょう

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2 コメント

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ニコ生中 (なおなり)
2010-02-17 11:57:52
ニコ生中

http://live.nicovideo.jp/watch/lv11491596
http://live.nicovideo.jp/watch/lv11479367


Unknown (民主党は売国奴)
2010-02-17 23:22:31
1 名前: 西独逸φ ★ 投稿日: 2009/11/26(木) 07:07:57 ID:???0
「政府与党はどこか、皆さんもよく理解して欲しい」

民主党幹事長室に25日、陳情に訪れた全国高速道路建設協議会(会長・横内正明山梨県知事)の知事らに、吉田治副幹事長が見返りに民主党議員への選挙協力を求めた。吉田氏は地元で要望を受けた際、「それを言うんだったら民主党を応援してから言ってこい」と発言したことを紹介。さらに口々に道路建設を要求する知事らに対して「皆さん方はこれだけのお願いをしてこられた。私どもが受け止めてしっかりやることは、皆さん方も私たちに地域で、どうしっかりして下さるのかということだ」と述べた。出席した知事の一人は「びっくりした。自民党時代はあんなこと言われなかった」。
ソースasahi.com 
http://www.asahi.com/politics/update/1126/TKY200911250469.html

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