普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

政府専用機が採用された理由

2018-12-22 12:46:46 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 12月18日のNHKの「しぶ5時」で政府専用機の内部の紹介があり、その役目の一つとして「日本人の救出」が挙げられてました。
 そのテレビを見て私は下記のことを書いたことを思い出しました。
 私はイランの某企業の技術支援のリーダーとして赴任していたが、私の個人的な事情で代わりの人と交代してまもなくホメイニ革命が起こり、国内の混乱を避けるために全員が日本に引上げることになった状況に就いて私の後任の話を聞いた。
 駐在地のイラン南部からテヘランまでは、砂漠と荒涼とした山地の連続で途中山賊がでるかも知れないと言うので、現地のイランの人達が同行することになり、日本人は車内で身を伏せたままでイランの人達だけがいるように見せかけての一昼夜の旅となった。
 詰まりイラン人も命を掛けて日本人たちを護ってくれたのだ。
 然しやっとの思いでテヘランに着いても、日本とイランを結んでいた定期便のJALは来なかった。同社は(労働組合の反対で)乗務員の安全が確保できないとして、イランに残る帰国を待つ人達を見捨ててしまったのだ。
 結局、私の元部下と私に代ってくれた人も、多くの日本人と同様にやっと他国の飛行機で、先ずヨーロッパへ飛びそれからやっと日本に帰国した。。
 後日、NHKの当時有名だった「プロゼクトX」で親日国のトルコの飛行士が命を懸けてテヘランに飛び多くの日本人をイスタンブールまで乗せたことを伝えていた。(しかしその時も何故JALが飛ばなかったと言うことは報じなかった。)
 その時の私の感想はNHKが訴えたトルコの人の勇気や人類愛へ称賛もあったが、先ず浮かんだのは日本人の命を他国の人に頼らねばならない日本人としての恥ずかしさと、勇敢な航空会社を持つトルコへの羨ましさ、そしてJALやその労使対決型の自己中心で廻りが見えない労働組合員たちの人員輸送の責任の放棄と言う彼らの本分を忘れていたことへの怒りだった。
 日本政府も多分同じ考えだったのか、その後間もなく自衛隊が運用する政府専用機を採用が決定した。その後当然のようにJALと海運会社への批判が起こったが、海運会社は反発の声明を出しましたが、JALは沈黙のまま。

 今回のNHKの放送ではイラン・イラクの紛争などで日本人救出の政府専用機が採用されたと放送されましたが。現実はJALの運行拒否とトルコの飛行機がその代わりをしたのが、採用の直接の理由です。政府の人達も私と似たような考えを持ったのでしょう。
 その後日航が労使対決型、労組のお蔭の経営不振で米国のデルタ航空の傘下への話がでたとき、日本航空の7労働組合は、同社が策定中の経営改善計画に関し「赤字の原因は人件費(の高さ)ではない」などと大幅合理化反対。結局、政府の要請で京セラの稲盛和夫の出番になりやっと今の日航になったのです。(その時の首相は有名な鳩山さん。彼も時には良いこともしたのですね。)
参照:「JAL再建に京セラの稲盛さん」
 私は今でもJALの幹部と労組の人達が「日本人としてのプライド」があれば絶対にJALとして日本人救出のため飛行機を飛した筈と思うのですが。
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