普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

少子化に関する討論会

2007-04-28 09:07:11 | 少子高齢化
昨夜、NHKの九州地域カパーする番組で、少子化問題についての討論会があった。

私はこの問題について何回もブログで書いているので、印象に強く残った点について書いて見る。

1.出席者に遙 洋子さんがいたこと。
女性の立場に立った、過激な発言で有名な彼女を何故NHKが重用するのか分からない。

彼女のことで今でも思い出すのは、「たかじんのそこまで言って委員会」で田島陽子さんと彼女が女性の立場でまくし立てた後、司会の辛坊さんが彼女達の発言の賛成の有無について、聴衆の女性の挙手を求めたところ、殆どの人が手を上げなかった事だ。

このことからも彼女が必ずしも多くの女性の意見を代表しているのではないことが分かる。

念のために彼女のホーム・ページを見たが、各テレビ局のうちNHKへの出演が17回と、次位の読売テレビの7回などと比較すると飛び抜けている。

NHKが彼女を登用したのは、単なる前例に従うだけなのか、それとも何か意図があるのかと疑いたくなる。

2.鹿児島県の徳之島の大家族の例
大阪から全国で一番出産率の高い徳之島へUターンした大家族の例の放映があった。

出産の度に、コミュニティー全体での祝う習慣。

収入は大阪時代の何分の一かに減ったそうだが、そんな地域のコミュニティーに助けられて、精神的に豊かに暮らしていること。

彼らの生活をサポートするおばあさん。
大きなテーブル(飯台)を囲む大家族。
田や畑を走り廻る子供達。
家の内外で、年上の子が年下の子を世話する子供社会。
私たちの子供時代に経験した社会だ。

3.貧乏人の子沢山有用論
子供や社会のためには、貧乏の中で、多くの子供を育てるのが将来のためになると説く男の人がいた。

私もそれこそ文字通りの貧乏人の子沢山の中で育ったので、彼の言うことがよく分かる。
家族全員での助け合い。
掃除、洗濯の手伝い、山への薪取りなど遊び半分でしたものだ。
私も姉に随分世話になったし、私も末弟をおぶって外で遊んだ記憶がある。

兄弟は貧乏な暮らしの中で我慢することを覚えた。

勿論彼の持論は皆からの反応はなかったし、私も今の時代に、貧乏をしても大家族を持てとは言えない。

然し、子供のお蔭で、家計が苦しくなっても、今までのように遊びに行かれなくなって、それ以上のメリットや楽しさもあるのも事実だ。

私の持論だが、若い人達は、仕事をしなければ皆から遅れるとか、社会から取り残されると言う風潮に乗らずに、自分自身の考えで、自分の将来の行く先を考えて貰いたいものだ。

今の若い人らしく、出産を損得勘定で考えても良いが、みな生きるであろう70歳以後の20年近くの生活 をどうするかも考えて欲しいのだ。
長い老い先をただ、二人または一人、それとも子供や孫に囲まれて住むのか。

4.出産、育児に協力しない会社
経営者は出産、育児の協力について、そのメリットも考えるべきだと思う。
(1)会社のイメージアップと女性人材の確保
出産、育児休暇の奨励や、託児所の設置など。
少子化、人材不足の傾向で今後女性の重要性が益々増えてくる。

(2)要員管理の合理化を考えるチャンス
出産、育児休暇を与えることで、
1)一人要員が減っても、仕事に影響を及ばさないような、作業方法の改善や、要員管理の合理化を考える良い機会だ。
2)要員の仕事の巾を拡げるのチャンスと捉える。
単能より多機能のスタッフを持つ方が、要員管理の巾が出来る。
仕事を変わることで、要員の考えの巾がひろくなる。

5.若い男性の発言への拍手
今時の服装をした若い男性が、「私は女性は家庭を護って貰って、私は仕事で頑張ります」と発言した時、パラパラではあるが、討論会で唯一度の拍手が起こった。
私のような年寄りでさえ、偉い古風なことを言うなと思ったくらいなのに、何で皆が拍手したのか??!!

全体の印象
1.討論会では、少子化そのものだけの問題に囚われて、少子化が日本に及ぼす影響、年金制度への影響、少子化→人口減→経済の縮小→競争力の低下→日本の貧困化の可能性
など、全国的な視点が抜けている。

そのことを考えた上で、若い二人が本人の考えとそれが社会への影響とどう折り合いをつけたら良いかを議論すべきだ。
遙 洋子さんのように本人の自由だと皆が思ったら、日本と言うコミュニティーは壊れたしまう。
いや現に壊れかかっているのかも知れない。

2.徳之島で大家族がコミュニティーの助けの中で豊かな生活を送っていることが紹介されたが、肝心の都会でのコミュニティー作り に着いての議論が全くない。

3.遙 洋子さんを登用したNHKが討論会をどう持って行くのか、心配していたが彼女とと同じ考えを持っている人は唯一人だった。
他にもいたかも知れないが、その場に雰囲気に呑まれて発言しなかったかも知れない。
いずれにしても、世の中全体が少子化に対する考え方が少しづつ変わってきているように感じた。

少子化問題は、日本の行く先を決める大きな問題だ。

国民全体で、もっと深刻に考えねばならぬと思う。

参照:
少子化問題解決を妨げるもの
子育てより自分の生活優先

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