普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

軽すぎる「世界」の原発反対論

2018-10-17 11:01:42 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でもお互いに世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 先日街の中心部に出たついでに大きな本屋に寄って左系の言論誌を探して見ました。と言うのは私が何時もお世話になる小さな本屋では文芸春秋、3つの安倍さん応援の本、Sapioしかないからです。本屋を覗いてみると有りました「週間金曜日」と「世界」。前の本は言うことは決まっているので省略。世界の原発反対の所だけ読んで見ました。
 その主な論点です。
・地震に耐えない原発反対
 福島第二の事故の最大な原因は地震だ。だから地震の国日本では原発を作るべきではなと言う素人ながら長年原発問題を追ってきた私から見れば古典的な議論。
 その議論の原点は政府の事故調査団の一人が、現場の人から(地震のための配管の切断により?)水の音がしたという事だけを取りあげての主張です。
 現実は東電自身が地震が原因で事故を起こったのではないと公表したように、福島第二、東海、女川の原発は震度7前後の地震の被害なし。特に震源に一番近いが全く被害のなかった女川では国際原子力機構(IAEA)の専門家が訪れ、地震による損害一つ無いと言う報告書を出しています。
 一部では外部電源の破損があった様ですがこれは配線の埋設で済むこと。
 「世界」は地震で停電しても、緊急電源装置がさとちあることを全く無視ししています。
 その後判った福島第一の事故の原因は海浜にある原発なのに緊急電源装置が水密性のないタービン建屋(第二は水密のある原子炉建屋)それも地下にあること。東電が依頼した企業に依頼した津波の高さを東電がもう少し低い報告を出せと言ったことから、責任は総て東電にあることが明らかになっています。なお八つ当たりですが素人でも判る「緊急電源装置が地下にある」ことを調べなかった政府・国会調査団の責任は大きいと思います。
 同誌は活断層の問題を提起していますが。原子炉建屋、タービン建屋ともそれぞれを支える大きなコンクリートの基礎のため、仮に大地震が起こっても全体が傾くだけ。そのショックで機器や配管が壊れることは有りません。
・原発稼働反対の運動に対処する裁判所への評価
 「世界」は一部の地方裁判所が原発稼働差し止めしてきたことを評価しています。
 伊方原発反対で高裁まで持ち込み敗訴した住民の意見「最高裁が運転を認めた場合、同種裁判の影響が大きい」として最高裁への不服申し立てを行いないと言っていました。つまり過去の最高裁の原発関連の裁判では、概して常識的(反原発の方に不利な)な判例が出ているのを知って居るのでしょうか。
 原発反対運動は総て全敗の中で「世界」や反原発の人が期待していのは地裁での反対で反原発の宣伝で反原発の空気の盛り上がりを期待しているのでしょう。
 言論誌、文藝春秋もそうですが、自社の主張が正しくて自信があるのなら、その反対の意見も取り上げて、その反論をして最終の判断は読者に任せたら良いと思うのですが。雰囲気だけを盛り上げと本の売上を伸ばすだけ?世人を煽るだけ?それで社会の木鐸(世人を覚醒させ教え導く)、自社のプライドはどうしたのでしょう。

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