普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

慰安婦問題の失敗を繰り返すな・尖閣問題

2012-10-04 16:25:24 | 情報、マスコミ
・猛烈な中国の対外の宣伝戦・今のままではでっち上げられた慰安婦問題の繰り返し・政府もマスコミも国民も対外発信の強化を
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・尖閣諸島問題では「毅然として」何もしない日本に比べて中国側の攻勢が目立っています。
・2日付のパキスタン英字紙デーリー・タイムズは在パキスタン中国大使館による「日本が釣魚島(沖縄県・尖閣諸島の中国名)を奪った」とする広告を掲載した。
・中国英字紙チャイナ・デーリーも9月、米紙2紙に同様の広告を出しており、中国政府は尖閣諸島をめぐる宣伝活動を世界各地で繰り広げている。
 デーリー・タイムズの広告は中国大使の写真を載せ、見開きの両面の大半を使って「釣魚島は中国固有の領土」、「釣魚島の施政権を日本に渡した米国と日本の密室での取引は違法で無効」などと主張している。
 (産経新聞より)
・ニューヨークの日本総領事館は2日、米ニューヨーク・タイムズ紙が電子版に載せた沖縄県・尖閣諸島を巡る記事への反論を投稿し、掲載されたことに抗議した。(だけ)・在ロサンゼルス日本総領事館は26日、尖閣諸島を巡る問題を報じた米ロサンゼルス・タイムズ紙の記事が「中国側の主張に偏っている」などとして、同紙に抗議した。(だけ) (読売新聞より)
 読売は解説記事で日本に駐在していた外国メディアが次々に拠点を中国に移し、中国よりの報道が増えて行く恐れありこの記事も北京発だったと指摘しています。
 私はこの件に就いて意見を書こうとして、ネットを検索していたところ、「ミラノ駐在ブログ」の国際世論は圧倒的に中国優勢、尖閣問題と言う記事を見つけましたので先ずそれを紹介します。 (太字は私も訴えたいところです。)
日本のみなさんは、もう尖閣の話はいいよ、気分が悪くなるし、じきに収まるでしょ!と思っている方も多いと思いますが、それは違います。日本人のみなさん、逃げずに向き合ってください。
 結論から書くと、尖閣に対する中国の対応の素早さ、きめ細やかさなどはすごい、素晴らしいと言えます。
 国連への大陸棚に関する申請、世界に対するアピール、尖閣付近に巡視船の常駐化など、中国領土となるまで今後も続けるつもりなので、終わりはありません
この問題はオランダのニュースでも放送されています。世界中で放送されてますよ!私も昨日オランダテレビで反日デモのニュース見ました。10人くらいの中国人デモ参加者のインタビューを放送していました。オランダ人同僚に聞くとやはり中国びいき、の放送だったようです。それもそのはずで日本側は何一つ主張してないからです。一方からのコメントだと当然そちらが正しくなります。
 日本は相変わらず、「毅然とした態度」を取りつづけ、世界になにも発信してないため、世界の人々は中国の意見のみを聞かされるわけで、中国の領土に不法に日本が占拠している、だから我々はデモや破壊活動をしている、これが正義だ!となっています。日本がなにも反応しないのでみんなそうだと思ってしまっています。
 日本の記事、コメントを見ると、中国人たちはこの騒動、デモで世界から非難されるだろう、とか、自分たちの首を絞めているというのが多いですが、実際には逆で世界の支持を集めています
 アメリカのCNNニュースでは、香港の領事(かな?)がテレビ出演して、いかに日本がひどいことをしているのか、などについてのテレビ番組があったようです。CNNの有名キャスターと1対1のインタビューの番組。日本が参加してないのはフェアではありませんが。。
 その番組内では、中国固有の領土日本が不法占拠したこと、日本と話し合いをしようとしても、日本側は同じテーブルに着こうとしないことなどを、冷静に話していたようです。この番組を見た人のほとんどは中国支持、日本がおかしいと思ったはずです。
・日本はもう「毅然とした態度」はやめましょう!
・今回も、このままで行くと、中国の圧勝!中国の領土なのになぜ日本が?となってしまいます。
 略奪や破壊、日本人への暴行など、もっと世界に非難して、同情をかうべきです。今の状況は中国がさんざん悪さをしているのに非難されず、日本が悪くなっています。こんなんで本当にいいですか?
日本国内にいるとこのようなことは分からないでしょう。でも海外にいるといやでも見えてしまいます。中国はしたたかで、うまいです。
・私のできることは、日本内部にいてはわからない、世界の反応、世界における日本の報道についてこのように皆さんにお知らせすることです。
・このことが広まって、日本が考えを改めて、世界に正しくアピールできるよう願ってます。私はあきらめません。日本人みんなで頑張りましょう!

[私の意見」 前記の読売の解説記事では、多くの欧米メディアは南京の犠牲者は30万人、慰安婦「性の奴隷」などとする中韓側の一方的な主張を歴史的事実と誤解して伝えるようになった。国力が一段と増した中国との情報戦はさらに険しいものでなっていくだろう。と指摘しています。

 日本は慰安婦問題の情報戦で大失敗しました。
 最近になって下記のように事態が明らかになるほど(正確に言えば私にとってかも知れませんが)世界で通用している慰安婦問題の常識が大誤報であることが明らかになっています。
・問題の河野発言の関与した対象がインドネシアの一部の軍の暴走を示したものであること。河野発言のあと外務省が記者団に説明したこと→これが外部に伝わらず慰安婦全体として捉えられている
・産経記者の阿比留瑠比さんの河野談話の作成に、事務方のトップとしてかかわった">石原信雄元官房副長官の裏話
・元NHKにおられた池田信夫さんの話す福島瑞穂さんと朝日新聞記者の関与と朝日の何時もの誤報

然し安倍内閣の時の河野談話修正の安倍発言、桜井さんたちの米国紙の全面広告などのように、世界からの物凄い反発を喰う現実があります。
 勿論慰安婦問題の世界の間違った定説も見直さねばなりませんが、もし中国の宣伝が功をそうして、中国の言う事が本当で、日本がまた嘘を就いているということにならぬよう、ミラノ在住の方や読売新聞の尖閣」外交 領有の正当性示す広報戦略を の社説のように政府・国民が一体となって日本の正しい説が世界の定説となるように頑張って欲しいと思うのですが。
 政府は竹島問題で国際司法裁判所に提訴したのは良いが、それに伴う主張を国際的に展開するかと思えば依然として「毅然として慎重な態度」を取り続けるだけです。
 後は社説を出した読売などのマスコミ、それで駄目なら一般の国民がもっと海外に向けても主張すべきだと思いませんか。

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