普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

中国が貝になった北朝鮮の核実験

2009-05-30 10:46:06 | 教育問題

 今迄、何かと北朝鮮を庇ってきた中国もさすがに今回の北朝鮮の核実験の対応では困っているようです。
 産経新聞はその社説の「北核実験:「中国が貝になった」日本政府「今度こそ制裁?」
で概略次のように報じています。
 
北朝鮮の核実験をめぐり、国際社会による制裁の成否のカギを握る中国が「沈黙」を続けている。日本政府は、国連安全保障理事会の決議内容などで中国との協調を図るため、麻生太郎首相と中国首脳との電話会談を申し入れているが、回答はない。政府内には「北朝鮮をかばい続けてきた中国も、今回は困っている」(外務省幹部)との観測や、中国が対北経済・金融制裁へとかじを切るのではないかとの期待感も出てきた。
 中国は現在、必死に世界各国の対北朝鮮への対応方針を情報収集・分析しているところだとの見立てだ。電話首脳会談に関しては、日本だけでなく他の国ともやっていないという。
 中国と北朝鮮は表向き「血の友誼」と呼ばれる同盟関係にある。4月の長距離弾道ミサイル発射の際も、中国は国連安保理決議に反対し、法的拘束力のない議長声明での対北非難に落ち着いた。
 ただ、その同盟関係は微妙で、「中国は議長国を務める6カ国協議からの脱退を宣言され、反対していた核実験も強行されてメンツをつぶされ、ミサイル発射時とは比べものにならないほど怒っている」。(外務省幹部)
 ミサイル発射のときは、北が「人工衛星」を主張したためかばうことができた。だが、今回は核実験成功を祝う大会まで開催しており、正当化しようがない。また、国際社会でともに孤立してまで北をかばうメリットもない。
 今回、中国はすでに安保理での決議自体は認めており、焦点はどこまで強い内容の決議にできるかだ。
 (決議が) 「実行できるかどうかは、北と地続きで国境を接する中国の「本気度」次第だ。

[私の意見]
 私は北朝鮮の核実験と日本と中国
で、
・実効性のある制裁決議案を作成には北朝鮮に強い影響力を持つ中国の協力が欠かせないこと
・その中国は主催する6ヶ国協議不参加や、前から警告を無視して核実験をした北朝鮮からメンツを潰された
・それなのに北朝鮮に一番大きな影響力がある中国が、また国連の非難決議に対して慎重姿勢を取り始めた
のは何故かと書きました。
 ネット上では、中国が暴走する北朝鮮を利用して、アジア外交の主導権を取ろうとする陰謀ではないか、果ては今回の核実験は中国の差し金だと言う意見まで出ているようです。

 然し、今回の北朝鮮の核実験に限っては産経の社説の言葉を借りれば、流石の中国も北朝鮮との間の「血の友誼」に綻びが出ても暴走する北朝鮮にお灸を据えるか、独裁国家には珍しく北朝鮮を非難する一部のマスコミと、中国が北朝鮮に馬鹿にされたことに怒っている(かも知れない)国民感情を無視しても北朝鮮を庇い続けるか、難しい決断に迫られているのでしょう。

 今の情勢は外務省幹部の観測のように、日本としては当面は中国が何らかの制裁に加わるのを期待しながら、静観するしかないのかも知れません。
 然し中国は何でもオープンな日本と違って独裁国家ですから、今、本当に何を考えているか、そしてどの方向に向けて動きだすのか、その時になって見なければ判りません。
 日本は中国がどう動いても良い様に日本独自の外交方針はしっかり立てて置くべきだと思います。
 私の意見は、今まで通りに米国、韓国と緊密な連携を取る一方、(政府と暗黙の連携を取りながら)外野席で「他国からの攻撃の抑止力としての」先制攻撃的な軍備を備えることの必要性の議論をオープンに進めて、北朝鮮は勿論、中国とそれから前回ミサイル発射の時の様に変節するかも知れない米国を牽制しつ続けるべきだと思うのですが。(*注記)
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*注記:今朝の読売テレビの「ウェークアップ!ぷらす」では北朝鮮通の石丸次郎さん(アジアプレス、ジャーナリスト)が先制攻撃など言っていては、中国や韓国を警戒されるだけだと言って居ましたが、私の言う「政府との暗黙の連携」と言うのは、政府は表向きは「先制攻撃」など完全に否定するが、前防衛庁長官の中谷さん達には、外野でこの論議を盛んにさせるとと言う意味です。


 


民主党への挑戦状?

2009-05-28 10:10:33 | 教育問題

  昨日の読売新聞の全面広告に自民党から鳩山代表への公開質問状が掲載されていました。

  鳩山代表に質問です。
民主党が提案している政策に、具体的な財源はありますか。
 (詳細省略)
公務員の労働組合から支持を受けながら、公務員制度改革ができますか。
 民主党は、自治労や日教組(日教組は多分、民主党の考える公務員制度改革の対象になっていないと思うが、敢えて悪名高い日教組の名前を出した?)など、公務員の労働組合である官公労との結びつきが強い政党だと思います。
 それは民主党に、官公労出身の国会議員が沢山いらっしゃることからも、明らかでしょう。
 このように実は公務員との強いしがらみにしばられている民主党に「公務員の人員削減」や「公務員の総人件費の削減」など、大胆な公務員制度改革が本当に実現できるのでしょうか。
・憲法や安全保障について、党内の考えは一致していますか。
 (詳細省略) 
 誰かの代わりでなくて(と嫌味たっぷり) 、新たな代表としての明確な答えを期待します。
 国民への説明責任を果たし、議論を闘わせることが、明日の日本をつくるのですから。
(大賛成)

[私の意見]
・自民党が民主党に政策論争を挑んだのは評価できると思います。
 自民党や政府の政策は、国会審議やマスコミの報道とその批判でほぼ判っていますが、次期政権を担うかも知れない民主党の政策は余程政治に関心がある人を除くと、殆ど知らない人が多いからです。
   参照:良く判らない民主党の政策
 その一番の責任は、次期政権を担うかも知れない民主党の政策を報道しないマスコミですが、自民党が高い広告代を払っての公開挑戦状は、次期政権の選択を迫られている国民にとって良いことだと思います。
(私はこの種の広告に対して新聞社は大幅な割引をするか、無料にする位の見識があっても良いと思うのですが。)

<民主党の公務員制度改革案の問題点>
・三つの質問はいずれも大きな問題ですが、特に公務員制度改革の質問は民主党の政策のポイントを突いていると思います。
1.民主党は公務員制度改革に対する政府・自民党の弱腰を一番の攻撃目標にしていますし、公務員制度改革は民主党のマニフェストの最大の売り物ですから、これが次の衆院選の最大の争点になるのは間違いないと思います。
2.民主党の政策の主要財源は「予算の組み換えと(省庁の)ムダの排除」から捻り出すことになっているが、政府職員の大多数を占める一般公務員の合理化を除くと、とても20兆を越す財源確保は望めそうにありません。
 然も、前にも書きましたが、いくらムダの排除と言っても、政府の組織の存在はそれなりの存在理由があり、何もかも一気に合理化するわけに行かず、政策の実施のための財源確保には時間が掛かります。
 自民党の指摘する官公労に属する人達の削減に手をつけたとしても、社保庁の職員や農水省の組合幹部など一部の人を除いては、皆真面目に働いている人達で、しかも法律でその身分を保障されていますから、民間企業のように一気にリストラする訳にも行かず、外部に転出させるにしてもその給料は保障するか、そうでなければ民間企業の合理化のように、(何年から何十年と言う)時間がかかりますが自然減を待つしかありません。
 と言うことは民主党の政策実現には数年から数十年かかることになりますが、その間の財源はどうするのでしょう?

<民主党へ>
・民主党はこの挑戦状にまともにぶつかって、堂々と質問に答えて欲しいと思いますし、逆に民主党から自民党へ質問をして貰いたいと思います。
 民主党が万が一自民党からの質問を無視したり、これは国会審議や党首討論などの問題だなどと話しを逸らしたら、民主党への信頼度が落ちるだけで、自民党の思うつぼにはまることになるでしょう。
 何故なら、国民は新聞やテレビは、国会審議や党首討論の内容を、編集と言う名で都合の良い様に、削除してしまうこと知っているからです。
 その国民は民主党の消極的な態度から「民主党が実はその政策の弱点を知られたくないのかな?」と思うからです。

 私のような外野の立場から言えば、民主党が支持母体の官公労の不利になっても、つまり民主党が不利になっても、政策遂行に要する税源確保のためには、省庁の下級職員までも合理化の対象にするとはっきりと宣言して貰いたいと思うのですが。
  民主党は「合理化により財源確保でき次第、政策を実施する」と言うことは認めているようですが、もっと具体的に合理化の対象や、その財源でどの政策を実施するなど、主なもので良いから、どの順番で何時、何を合理化し、どの政策を実施するかの国民の納得できるような、具体的なタイム・スケジュールを示して貰ってはと思うのですが。

 鳩山さんが果たしてそこまで出来るのでしょうか。
 私は日本のため、また民主党が永続的な政権交代のできる党となるためにも、鳩山さんが是非決断をして欲しいのですが。

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盧武鉉前大統領の自殺

2009-05-24 16:20:58 | 教育問題

[任期を無事に全うして人がいない韓国の大統領]
 韓国の前大統領の自殺には、他国のことより日本のことばかり考えている私も驚きました。
 それにしても韓国が出来て以来、大統領へ
のクーデターや刑事事件は何故続くのでしょう。
 李承晩(革命で失脚)、尹潽善(軍事クーデターで失脚)、朴正煕(暗殺)、崔圭夏(粛軍クーデターで失脚)、全斗煥(無期懲役)、盧泰愚(懲役17年)、金泳三(懲役)、金大中(息子3人逮捕)そして盧武鉉さんなどすべての大統領が無事には終わってないようです。
<理由の推測>
・大統領制と言う大きい権力によるものか?
 それにしては米国の場合は、ダラスにて暗殺されたジョン・ケネディさん、ウォーターゲート事件と言われる盗聴問題で辞任を余儀なくされたのリチャード・ニクソンさん以外は、近代の大統領は悪名高かったブッシュさんを含めて、私の知っている範囲では殆ど任期を無事に全うしているようです。
・儒教文化の影響に基づく強い倫理観で大統領にも悪は悪として許さないく風土がある?
・日本では考えられない強い地縁血縁があり、私利私欲を求める人達が大統領周辺に群がる?
激しい政治権力闘争
  今回のノ・ムヒョンさんの自殺は権力側の国策捜査だと支持者側は言っている。
・それとも国が若くて成熟していないのか、激しやすいと言われる国民性が後押ししているのか?
  ノ・ムヒョンさんは、反日教育、日本の歴史認識への攻撃、日本統治時代の日本に協力した人達(韓国に取っては近代化の功労者)とその親族迄弾圧など、日本にとって困った人でしたが、「清廉潔白」を売り物にして大統領に当選した彼も、韓国の風土の中で犯罪に巻き込まれたのかも知れません。

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体罰訴訟の最高裁判決

2009-04-29 16:55:15 | 教育問題

「力の行使」限定的に認める…“体罰”訴訟の最高裁判決(読売新聞より)
 
熊本県天草市の小学校で、児童の胸元をつかんだ教師の行為の是非が争われた訴訟で、最高裁判決は28日、教育的配慮があれば、教師が児童生徒に一定の「力」を行使しても、やむを得ない場合があると判断した。
 判決は、体罰批判を過度に恐れ、遠慮がちに子供と接している教師に、毅然とした対応をちゅうちょする必要はないことを示したと言える。一方、判決は、極めて限定的に「力の行使」を認めたもので、体罰を容認したものではない。
 男児の母親は教師を刑事告訴しており、判決も「男児の母親が長期にわたり、学校関係者に対して極めて激しい抗議行動を続けた」と言及、訴訟の背景に保護者の過剰なクレームがあったことを示唆した。

 テレビの報道によれば、男子児童2名が女子児童の数人の尻を足蹴にしたのを通り掛かった教師が注意したところ、男子の内の一人が教師の尻を蹴ったので、彼の胸元を取った壁に押しつけて、「もう、すんなよ」と大声で叱っただけのことの様です。
 戦前派の私から見れば、この教師は何と優しい人だと思うのですが。
 それはともかくとして、今回の最高裁判決は色々なことを示しているようです。

  これに対して、読売の社説は概要次のように書いています。
 
・相手が教師であればもちろん、友だちでも蹴ってはならないことは本来、家庭がしつけておくことだ。
・教師が毅然とした態度で、厳しく指導したのは当然だろう。
・児童生徒に友だち感覚で接したり、度を越した悪ふざけや暴力的言動を見過ごしたりする教師がいるが、教える側と教わる側であることを、忘れてはならない。
・児童生徒の暴力行為が増加傾向にある。
・生徒や保護者が教師らに対し、「クビにしてやる」などの暴言を吐くケースもある。
・文科省も、教師が児童生徒の暴力行為から身を守るため、やむを得ず力を行使するのは体罰にあたらないことなどを明確にし、通知を出した。
・最高裁判決は、今回の行為が教育上適切だったと認めたわけではない。判決が「やや穏当を欠く」と指摘したように、教師が手を出すことは、児童生徒に恐怖心や反抗心を生みかねない。
・熱意があっても技量の追いつかない教師や、指導の難しい子どももいる。だからこそ、校長ら管理職や教育委員会の支援が欠かせない。保護者や地域住民の理解と協力を求めることも重要だ。

 私は読売の主張にほぼ賛成ですが、この他に次のような問題があると思います。
[教育委員会のあり方]
生徒や保護者が教師らに対し、「クビにしてやる」などの暴言を吐くケースもあるのは本来教師を支援すべき教育委員会が世間の批判を恐れて、一方的に父兄側に立つ傾向があるからです。
 最近は学校問題の基本に家庭のしつけ不足が指摘されていますが、このような家庭教育または指導するのは、学校でなくて教育委員会の仕事です。
 一般的に言って過去の日教組との対立からの歴史を引きずって、何かあれば教師を締めつける傾向があると思います。
 今回のケースが最高裁まで持ち込まれたことは、読売が遠回しに言う様にモンスターペアレンツの母親とそれを支持する弁護士相手に、教育委員会が頑張ったことを示すもので、評価して良い事だと思います。

[家庭のしつけ]
 もう一つの問題は家庭のしつけの問題です。
 原告側は講師に怒鳴られた後、男児が夜中に泣き叫んだり、一人で寝られなくなり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されたと主張した。東京新聞
より)
そうです。
 これ位のことで精神障害を起こすような子供を育てたのは親の責任です。
 やはり子供が悪い事をしたときは、時に厳しく叱ったり、言う事を聞かないときには、度を過ぎない程度の体罰もいると思います。
 そのようなひ弱な子を厳しい競争社会に送り出して、細かいことでも行き詰まれば精神障害を起こさせかねない子に育てるのは、果たして子供の為になるのでしょうか。
 そして私の持論ですが、日教組全盛時代の権利重視、義務・責任軽視の教育、一方では個性尊重の名のもとで、甘やしてきた生徒・児童が親になり、その内のごく一部の親たちが、が自分のことは棚に上げて、問題があれば何もかも学校や教師の所為にするのだと思います。

[裁判員制度のあり方]
 最高裁が下級審の判決が「やや穏当を欠く」と指摘したそうです。
 裁判所り不穏当な判決させなないために、一般市民の常識を判決に活かす目的で裁判員制度が出来ました。
 今回のようなケースこそ、一般の人が裁判に参加しておれば、最高裁まで行かずとも適切、公平な判断が出来た筈です。
 然し残念ですが、同制度は刑事事件、然も死刑か無期かの重大事件、然もずぶの素人が量刑まで課さねばならないのです。
 何故、裁判員制度が民事事件に適用されないのか改めて考えさせられます。

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寺子屋教育の再評価

2009-01-30 15:52:08 | 教育問題

 今日は私のブログの最大のテーマの一つである「教育」について考えて見たいと思っています。
 然し、娘が小学校の教師をしているほかは、孫が高校生と言うほど教育の現場とは無縁の私なので、多分、的外れの点や、間違いもあると思いますので、ご遠慮の無いご批判やアドバイスをお願いいたします。

[寺子屋教育の再評価]
 読売新聞の特集の「日本の活力」で教育現場で徹底的な反復練習を基本とする寺子尾式の授業の見直しが始まったことを報じていました。
 その概要は、
・カタールの公立小学校で、公文式の授業の導入の翌年に算数で全国トップになり、「きちんと席について時間を守る学習姿勢も身についた」、「自分で問題用紙を取りに行き、自分で間違いをチェックすることで自立心が高まった」と教育関係者が評価。
日本は江戸末期で識字率が9割に達した教育先進国。戦後の国際学力評価でも中学の数学でトップ5の常連だった。
・アブダビでは「規律正しい日本の教育を受けさせたい」との国の皇太子の要請に応えて、日本人学校幼稚園にアラブ人園児を受け入れ始めた。
日本では個別指導の「寺子屋教育」がいったん公教育の場から姿を消し、「西洋式の一斉教育になり」寺子屋の手法はもっぱら民間が受け継いだ。
 だが寺子屋教育を公教育に復活させようという動きも近年目立っている。
・山口県山陽小野田市では全小中学校で1時間を15分ごとの単位に区切り「読み・書き・計算」の反復練習をする「モジュール授業」を始めた。
 その目的は「時間を限った練習による脳の活性化、生活習慣の改善」と言う寺子屋精神の再現だ。
 そして「子供たちがけじめをつけるようになり学力も向上」したそうだ。
・品川区の全小中学校では週2時間「市民科」をもうけ「整理整頓」「目標を立てて努力」「相手に優しい言葉をかける」という「しつけ」に関わる課題を学ぶ。
 その目的は子供の生活習慣の改善だ。
 そして寺子屋教育の出番はこれからも増えそうだ。
と締めくくっています。

 読売が紹介した他にも、授業前の読書の時間を設けた公立の小中学校も多いそうですし、「百ます計算」で有名な蔭山英男さんの指導法や、それに似たやり方の導入や、蔭山さんの言う家でテレビを1時間しか見せないなど、家庭学習にも力を入れ掛けている学校もあるようです。

[忙しい小・中学校の教師]
 然し小・中学校の教師の実情は大変忙しいそうです。
 これには家庭の躾け不足の補完や所謂モンスター・ペアレントなど、余りにも大きな問題がありますし、読売でも躾け教育にも触れていますが、ここでは指導法に限って考えて見たいと思います。

 指導で教師を悩ませ、時間を取らせているのは如何に生徒に理解させるかです。
 私たち戦前派の子供時代のように情報が書いたものしかないときは、程度の差こそあれ、皆ある程度の好奇心をもっていましたので、教師が生徒を引きつけるのは多分余り難しくなかったと思います。

 然し溢れ過ぎる程の情報を持ち、学校で習う前には塾でとっくに習っている、しかも家庭の躾けが出来ていないなど、今の子供たちに関心を持たせながら授業をするのは大変です。
 だから生徒を引きつけるための教材の準備や指導法に、多分昔では考えられないほどの特別の時間を割かねばなりません。
 教師たちが忙しい筈です。

[自主的に学ぶこと]
 読売が言う西洋式の一斉授業でおろそかに成りがちなのは生徒の自主性と言うか、自分で学ぶ姿勢です。
 少なくとも読み・書き・計算では、大まかな指導をしたあと、読みでは、学校指定の本や生徒の持ち込んだ本、書き取りや計算では学校で決めた訓練の用紙を生徒に配り、生徒に自主的な勉強をさせて、判らない事は生徒の質問に答えるようにすれば、一斉授業より教育の効果がはるかに高いような気がします。

 そして何よりも、
・教師の教材や指導法の準備の時間短縮になり、
・新人の教師でもある程度の教育の成果が上がると思います。
 生徒から言えば、欠伸をしながら授業を聞くのと、判らないポイントを知ろうとして聞くのはその意欲や理解の程度が全く違う筈です。

 しかもこの方式では優れた生徒にはハイレベルの本を読ませたり、難しい問題を出し、遅れた生徒には易しい本を読ませたり易しい問題を出すなどして、同じ時間に習熟度別に勉強させ、そしてそれぞれの達成感を味あわせるなどのやり方などに発展できると思います。

 さらに進めば歴史や地理などは、先に課題(例えば歴史では当時の農民の立場だったらどう思うかなど、地理では今住んでいる所の住民の立場から見てとしてどう思うかなど)を示して生徒に教科書や資料など読ませ、後で彼らの感想や知ったことを発表されるなど自主的に進めさせれば、聞こうともしない生徒に熱弁を振るうよりは遥かに効果が上がると思います。
 私の持論ですが、占領以後日本の古来の美風や教育の良い所が否定され、米国流の考え方が導入されて来ました。
 それは被占領国としては仕方がないことですが、占領後もそして、世の中が大きく変わって来ても、殆どそのままの形でやって来ました。
 今その弊害が出てきています。
 それが学力の低下であり、荒れた学校の出現です。
 日本はもっと日本の古来の良い所を自信を持つべきで、そして学校の教育のあり方をもっと見直すべきだと思います。

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日本の世界への貢献

2009-01-05 14:57:33 | 教育問題

  私の尊敬する「中韓を知り過ぎた男」さんの最近のエントリーの「バカにされながら勝ってしまう日本で次のようなことを書いておられます。
 日本は知らぬ間に世界に影響力を与える強大な国になっています。
 その自覚が日本人には全くありません。日本は早くその自覚を持たないと、世界は迷惑します。
  私も全くその通りだと思います。

 日本はいろいろ外国から言われながらそれなりに世界に貢献してきました。

[世界の植民地開放の引き金を引いた日本]
 欧米諸国は侵略や勢力拡大策により昭和の初期までには世界の殆どを植民地化してしまいました。
 日本も朝鮮半島、台湾を獲得し、満州に権益を得ました。
 昭和に入って日本は満州の権益を更に拡大し、中国までその範囲を広めようとして、諸外国からの反対に合い国際連盟を脱退し、遂には第2次世界大戦に入り、敗戦となりました。
 然し黄色人種の日本が白色人種の国と戦ったことが、植民地支配を受けた国の人達の民族意識を高め、ついには地球上の殆どの植民地が開放されました。
 然し、これを歴史的に見ると、植民地化が終焉を迎えたころ、日本が遅まきに外国に勢力範囲を増やそうとして、日本だけが侵略国の汚名を着せられ今でも続いているのです。
 言い換えれば侵略→植民地化の「バババ抜き」をして、日本が植民地化の開放の引き金を引くという世界的な貢献をしたのに、日本だけが侵略国のババを持たされて、侵略→植民地化ゲームが終わってしまったのです。

[敗戦後の日本の貢献]
戦後のアジアの復興と開発
 敗戦後の日本の市場主義経済の波に乗って発展を続け、欧米からは「エコノミック・アニマル」とか「うさぎ小屋」など揶揄され、何故か日本のマスコミは日本企業の「アジアへの進出」を゛戦争に変わる「アジヤへの経済侵略」だと攻撃しました。
 然し、戦後日本とともに真っ先に経済的に発展したのは韓国と東南アジアで、どう控えめに考えても日本がそれに良い影響を与えたとしか思われません。

冷戦終結への貢献 
 そして日本は「一億総中流意識」とか「世界でもっとも理想的」な国、「市場経済主義の模範生」と言われるようになりました。
 これから先は私の個人的な意見ですが、資源小国の日本でも国際的に発言力を増しているのを見たのが、経済的に行き詰まっていたソ連が共産主義を放棄し、冷戦終結の決意をした引き金になったと思っています。

[日本のこれから]
 その後の日本は米国主導の自由主義経済、グローバル化に向かって数々の規制改革をやってきました。
 軍事的には米国の保護国、経済的にも米国に頼らざるを得ないこともあって、米国一辺倒の運営をして来ました。
 米国から護って貰うためには、憲法の解釈変更までしてイラクを自衛隊を派遣し、経済面では最大のお客さんの米国の出す年次改革要望書の指示?の通りにやって来ました。(*注記)
 そして今度の米国発の金融・経済危機です。
 今では内外を問わず、行き過ぎた金融の自由化への規制を唱えています。
 借金漬けによる消費経済に頼った米国経済の危うさを唱えています。
 果ては武力による世界への影響力行使する米国への非難も起こっています。
 自由主義経済に固執するブッシュさんもとうとう、銀行だけでなくビッグスリーへの支援を余儀なくされています。
 そしてオバマさんの登場です。
 彼は「Change」を訴え、各国との協調と会話を訴えています。

 米国一辺倒でやってきた日本はいきなりその相手がふらつきだしたのです
 今までの日本がひたすら追従してきた自由主義経済も終焉ではないかも知れないが変革をせまられています

 米国の指導者的な地位か終わろうとしているのに、ひたすらそれに従ってきた日本を考えると、世界の植民地化の終わりころに植民地化拡大を図った日本を思い出します。
 然し当時と違うのは、当時、侵略国と言うレッテルを貼られたのと違って、金融危機の被害が一番少なく、円の独歩高に示される強い円が残ったことです。

 さあこれからが日本の出番です
 今度こそは「中韓を知り過ぎた男」さんが言われるように、「日本がバカにされない」ように、世界へ貢献できるように指導者達が頑張って欲しいと思います。

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*注記:余談ですが、小泉さんがブッシュさんとの親密度をアピールするためですか、彼やマスコミの前で、ビートルズ?の真似までするのを見て恥ずかしくなってテレビを切ったことを思い出しました。
 日本の首相がそんなにまでして米国の大統領にへつらう必要があるのかと思ったのです。


日教組と真面目な先生

2008-11-25 16:15:06 | 教育問題

 私が暇なとき(正確に言えば何時も暇だが精神的に暇なとき)時々覗いているブログの一つに、すずめさん」の「現役おばちゃん教師 日教組の何が悪いのよ!!」がある。 私は前にも書いたが、前々から今の教育に大きな問題があると感じていたのが、ブログを開設する直接の動機で、その問題の一つに日教組があると思っていた。
 然し全く娘が教師をしているほかは、今の教育とは殆ど無縁の私が、教育の現場の状況を知るのに、教師の日常やその感想を書いている「すずめさん」のブログをいつも参考にさせて貰っている。

[日教組への批判]
 それで昨夜見つけたのが、日教組?中山さん,ちょっと言葉が過ぎません?
のエントリーだ。
 一連の中山発言への批判染みた感想の後、(中山さんへ)次はできれば日教組には何がそんなに恨みなのかをきちんと教えてほしいと思う。
と結んでいた。
 そして驚いたのそのコメントk数で、今朝の時点で56もあったことだ。
 その内容は(複数計上)(2チャンネル的コメントは除く)
・日教組批判 22 ( 教師の成長を妨げている、日教組に属しているお蔭で批判されている教師もいる)
 日教組擁護 4
 日教組に属する教師批判 7
 日教組よりもっと酷い団体がいる 1
  先生と教師の差だ 1
  中立的発言(日教組批判と擁護についてもっと論議しよう) 2
・普通の教師が日教組の教師とひと纏めにされて批判されている  
・すずめさん批判 5 (日教組脱退しろ、ブログのタイトルが悪い)
  すずめさん擁護 6
  すずめさんへの希望  1 (日教組の組織を変えろ、そのままなら日教組と同罪)
・日教組、教師、すずめさんへ批判的な発言を批判 4
・中山さん擁護 8 
  中山さん批判  2
・マスコミ批判(日教組問題を避けている)1

[コメントを読んだ感想]
・すずめさんの主張に反するようなコメントを削除せずに残しているのは、彼女のブログタイトルに示すように彼女の強い信念によるものだと思う。
・日教組批判は若い人達から年配と思われる人達、現役教師など多くの層の人達がいる。
・日教組幹部の人達は一昔のように政府、教育委員会、校長のほうばかり向かずにお客様である児童・生徒の方にその視線を向けるべきだと思う。
  教育関係者が皆、お客さんの児童・生徒の方を向けば双方の話し合いの場ができると思う。
・資本家(管理部門)対労働者(教師)の基本姿勢を改めない限りは日教組は衰微の一途を辿るだけだ。
・日教組加盟率が高くて、しかも全国学力テストで優位をしめて秋田県や福井県の例が日教組の将来の方向を示している。

[日教組へ]
 私がとっても良い話と日教組の話
ですずめさんのブログで紹介したように、すずめさんは非常に熱心な先生で、父兄達からも圧倒的な支持を得ている人だ。
もし日教組が
・このような先生のように児童・生徒の方に顔を向ければ
・道徳教育も反対でなくその内容についてもっと議論する方向に向けば、
・社会科の教科書の採択に教育委員会に圧力を掛けなければ、
・組織として認めている国旗・国歌に反対の教師の指導を徹底すれば
・そしてすずめ先生のように、その政治的な信条を教育の場に持ち込まなければその支持率は上がることは会っても、下がることはないと思う。

日教組と関係の団体
 すずめさん批判のコメントを見ていて前にも書いたことがあることを思い出したことがある。
 他の山登りグループと一夜を共に過ごした事がある。
 そこでたまたま同和問題の話になった。
 会社のマラソン大会で予定してコースが、所謂地区を通っていたことから問題になり、同地区の人からの猛抗議でコースの変更を余儀なくされた話。
  他の人は彼が住んでいる地区の耕地の整理があったが、地区の田んぼだけコンクリートの立派な畦が作られたそうで、彼は同地区の人達とは付き合うが、彼らが今までのように彼の住む村に特権を要求する限りは、同地区には娘に絶対に嫁にやらないと言っていた。
 勿論、同地区の人達には他の人達に判らないことも多いと思うが、同地区の幹部の人達が勝手なことを地域の自治体に無理な要求したり、他の人達を同地区から自ら疎外するようなことをすれば、同地区の人達が怖いと言う印象を与え、地域の人達に結婚や就職などで不利な影響を与える可幹部があることもも良く知って置くべきだと思う。

 日教祖の幹部の人達や、一部の過激な教師の言動が、おそらく大多数の真面目で頑張っているすずめさんのような教師への批判に繋がったり、ブログのコメントにあったように、幹部の指導でその属する教師がスポイルされることのない様に留意すべきだと思う

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お役人的自衛隊員や校長を作る人達

2008-11-15 15:09:56 | 教育問題

[有能な校長は自衛隊幹部の退陣]
 昨夜ブログを見ていたら見逃せない記事を見つけた。
 それは博士の独り言さんの「紙兵器「朝日新聞」2
と神州の泉さんの
忘却の国民精神を掘り起こした「田母神論文」の凄さ!!」
だ。

有能な中学校校長の更迭
 博士の独り言さんは神奈川県の神田高校の前校長の淵野辰雄さんが、同校の入試面接時に、受験生の外見を合否の判断要素として、22人を不合格にしたことに対して、神奈川県教育委員会が県立総合教育センターの専任主幹職へと異動させたこと。
然しそのー淵野さん校長に就任してから、
・近隣住民や自治会関係者から「学校が目に見えて良くなった事」と評価されていたこと
・その改善の背景には、淵野さんの校長としての尽力、近隣住民や教師たちの協力を得たこ
・生徒たちと食事を共にするなどのコミュニケーションを尽くして来たこと
・淵野さんの最終登校日には、「問題児」と呼ばれる生徒たちから「先生やめないで」と言われたこと
など書かれ朝日新聞がその社説で淵野さんを批判したことに対して意見を述べられていた。

田母神論文の歴史的意義とその為の処罰
 神州の泉さんはサウジアラビアで働かれた経験から、サウジの人達の日本贔屓、彼らから信頼され尊敬されてにる日本人を見て、改めて日本と日本人のことを見直した事、彼のお母さんの満州南下逃避行の話から、学校や大人に教わったこと、常識だと思っていたことは、「実は何らかの理由があって、虚構の上に構築された洗脳的映像だったのではないのかと。アメリカが正義で、日本は中国、朝鮮、台湾などを侵略して暴虐の限りを尽くしたなどという戦史イメージは歪曲されているのではないのか」と改めて気がつかれたこと。
 そしてそれらを打ち破った、田母神論文の歴史的意義を書かれている。
神州の泉さん渾身の文章です。神州の泉さんは経済関係のエントリーが多いので、或いは見過ごされた方もおられると思いますので、ブロクのランキング遥か下位の私が紹介するのも気が引けますが、是非ご一覧されることをお勧めします。)

軽い処罰で済む筈の有能な校長と自衛隊幹部を更迭
 博士の独り言さんが紹介されたように、淵野さんは今時の校長としては素晴らしい方だし実績もあげている。
 田母神さんも指揮官として必要な強い愛国心をもった人だ。

 そして、淵野さんの更迭も報道の範囲なら一般企業で言えば、せいぜい厳重注意か、厳しく言って始末書提出位で済ませる問題なのを、折角の人材を二度と教壇に立てない場所に追いやってしまった。
 田母神さんの場合も全く同じ処置で済む所を、更迭、そして異例の定年退職として処分され、また自衛隊として有能な人を失ってしまった。
 今日の読売によれば、政府は社民党の辻元さんの質問主意書に対して、
田母神さんの論文投稿は政治目的でなく、自衛隊法で制限されている政治行為ににも該当しない投稿でそれもは私人として行った。然し要職にあるものの公的な場での意見表明と受け取られるおそれがあり投稿は不適切だと言う答弁書を決定した。
 これ位なら正に譴責程度で済む所だ。

[自己保身のお役人根性を持つ校長や自衛隊幹部の増加?]
 政府は外薗健一朗・防衛省情報本部長の過去に政府見解と異なる言動がなかったかどうか、候補者の論文や講演会での発言を調査するなどして、後任の航空幕僚長に選んだ。
 外薗さんは就任挨拶として、異例の村山談話尊重の趣旨を含んだ発言をした。
 私は外薗さんも淵野さんの後任の人もどのような力を持ちどのような考え方を持っているか知らないのでとやかく言う資格はない。
 然し、防衛省や教育委員会の今回の処置を見て、このような事が続けば、難しい問題を抱えている自衛隊の幹部や学校の教頭や校長に、自己保身中心の考えを持ったお役人的な人達が増えるのではないかと心配している。
 なお田母神問題では野党は自衛隊の幹部の任命を国会の同意事項にしろと要求して、ますまお役人的な幹部を増やそうとしているが、そんな事で国が護れるのだろうか

 これが一般企業なら、やり手の従業員が少々のことをしでかしても、口頭注意や始末書等で済ませ、優秀な人材確保の教育と確保に努めている。
 それが国民の税金を使っているだけの理由で、自衛隊のだ優秀な幹部や学校の校長などをみすみす失っている
 その責任は本人とそれを任命している防衛大臣や神奈川県の教育委員会の責任追求だけで帳尻を合わせているだけで済むのだろうか。

[政府、国会議員やマスコミ]
 政府、国会議員やマスコミが考えねばならぬことは、
・田母神論文問題の発端となった村山談話の取り扱いと、日本の良い所も悪い所も含んだ正確な歴史の編纂であり、田母神さが訴えるように自衛隊員の士気を如何に維持するかだ。
 野党などは自衛隊内の教育で、村山談話やそれに基づく自虐史観の教育がなされているかを検証しろと言っているが全くの的外れで、こんなことで自衛隊の士気が上がるのだろうか。
 村山談話には仮に反対でも外部で発言してはならないことの教育なら判るが。

・教育問題ではもう言い古されて陳腐化しかかっている、戦後教育の歪み、家庭教育のあり方、教育委員会のあり方などの見直しではないだろうか。

 政府も政治家も本来の業務に帰って、将来を見据えた政策を考えるべきだし、マスコミもこのような問題をほじくりだし煽っても良いが、その一方で政府や政治家の見落としている基本的な問題を取り出し彼らを批判し、時によっては自社から対策を提案するなど、まさこに彼ら自身が良く言う「社会の木鐸」}  (世人を覚醒させ教え導く)としての役割を果たして貰いたいものだ。

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とっても良い話と日教組の話

2008-10-27 14:48:06 | 教育問題

 昨夜久しぶりに余裕が出来なので余所様のブログを覗いていたとき、とても良い話を見つけたので紹介する。

うるうる・・・・
あんまり嬉しかったので,これだけは書かないと寝れません・・・・
大量の布と格闘していたと思ってください。
もー,計画ではそろそろ最終段階に入るはずでした。
さほど器用でなくても,ミシンでまっすぐ縫うぐらい,生徒でもできると思っていました。
できなかったんです。
10cm縫うだけでミシン壊しそうになる子
なんで?ってぐらい糸をもつれさす子
ほんの1m直線縫いするだけなのに,30分ほどかかる子
(縫った方が速いやん!)
見くびっていました
これほどできないとは
予想していませんでした。
当然11時までミシンがけしたりして,すずめも縫子になりました。
昨日の晩,メールがはいりました。
「先生,お手伝いがいりそうですね」
今日は朝から親子連れ含めて,入れ替わり立ち替わり20人ほどの母たちが学校を訪れ,被服室に乗り込んで,ミシンがけ作業。
なんと,半分あきらめていた,明日までの作業を全部終わらせてくれました。
感動でした。
ありがたくて,涙が出ました。
ピンチだといえば,母たちがこうやってお手伝いに来てくれて
楽しそうにおしゃべりしながら作業に精を出してくれるなんて,
学校としては,こんな果報はないと思いました。
こんなに母たちが協力してくれ,心配してくれているって知っているのか?娘や息子たち。
し・か・し・・・・
母たちも,生徒のミシンがけの腕にはびっくりしていました。
「こんなに酷いとは・・・・」
なんと答えればいいのでしょう。
う~~~ん,複雑です。すずめには答えられませんでした。
先週1週間,授業の後で私が「あんたに任すから」と私の片腕にしていたのは,お勉強大の苦手の娘です。
彼女は「先生,私,憶えるのダメやけど,それくらいならなんとかなるわ」と自分でも縫い(まだ下手くそでまっすぐ縫えないのですが),
他の子に教え,一生懸命頑張ってくれています。
「この子が頼り」というと,その子の担任は,なんかの間違いじゃないかって自分の耳を疑っていましたが,
たぶん,この作業が全部終わる頃には,ミシンもまっすぐかかるようになるでしょう。
そりゃ,ミシンなんかさわらなくても生きていけますが,
できることに越したことはないと思うんですけど,どうなんでしょう。
私に,コメントも書く元気が残っていないのがわかっているのに
来てくださる方がたくさんあるのが,またありがたい限りです。
そのうち文化祭のご報告ができると思います。

 この文章から浮かんで来るのは、生徒を信頼し、一生懸命に子供たちの為に頑張っている先生、そんな先生が困っていることを子供たちから話を聞いて、ボランティアで応援するお母さんたち
 それこそ学校教育の理想像だ。
 しかも泣かせると言うか考えさせるのは、これが現役おばちゃん教師 日教組の何が悪いのよ!! 
と言う勇ましいタイトルの著者のすずめさんの書かれたものだからだ。

 私が悪文を省みずブログを立ち上げた一番の大きな理由は、素人ながらも今の教育の実情に大きな問題があると思ったからで、当然それに大きく関わっている日教組に対しては批判的な立場だ。
 然し私は自分のブログのタイトルの無党派で示すように、立場はどうあれ良いものは良い、悪いものは悪いとして書いてきた。
 その中の何度も書いている表現を当てはめると、日教組に属するすずめ先生が「一番のお客さんである生徒のほうを真正面に向いて頑張っている姿勢」を大いに評価するし、それがお母さんたちの共感を得、応援しようと言う気持ちにさせたのだと思う。

 最近中山さんの日教祖批判の発言で、またブログが賑わっているが、日教組もネット上の世論の反撃の資料として、その所属する多くの教師もすずめ先生のように子供たちのために頑張っていることを紹介し(私も狭い交流の範囲だが何人かの元日教組だった立派な人を知っている)、また学力テストでも日教組の組織率の高い静岡、福井、秋田県がベストテンに入っている例を上げて、それらの県がどうして好成績を得たか、分析してPRをしたらどうだろうか。
 教育の専門家の立場で静岡、福井、秋田県の例だけでも(北海道など悪い例も含めれ
ば尚良いが)発表すれば全国の生徒の学力向上に役立つと思う。

 産経新聞の組合と学力に関連性はあるか?の解説のように、上記の3県とも日教組の指導の闘争運動は低調、その運動の方針を忠実に実行せず、学力向上に向けて頑張っている指摘や、私の持論の行政、教育委員会、校長の方ばかり向いている日教組の幹部達と違って、すずめさんが書かれた様な教師が生徒の方を向いている学校が好成績を上げていると言う想像が正しいか否か、それとも日教組の指導の効果が上がったのか、それとも学力の向上と日教組の存在が無関係かどうか知りたいものだ。
 然し日教組は基本的に学力テストそのものを反対している大義名分を上げて、折角の学力向上のための貴重なデータのデータを無視しつづけるだろう。
 もし私の想像が当たるとすれば、日教組と無関係な普通の日本人としての私から見れば、自然資源が乏しくて、人的資源の質の向上とその活用しか生きて行ける道のない日本にとって残念なことだ。

参照: 学力テスト結果と日教組 

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学力テスト結果と日教組

2008-10-09 14:36:03 | 教育問題

  私は中山さんの失言?と麻生さん、小沢さんとマスコミで中山さんの失言問題を取り上げて、
 今回の学力テストと日教組の組織率の関係などの事実を知りたいが(マスコミは)(特定団体、ここでは日教組の報道はタブー)の原則から報道しないので知りたければ週刊誌に頼るか自分で調べるしかないのだろう。と書いたが私の予測が見事に外れて産経新聞
が学力テスト結果と日教組の関係の報道をしてくれた。

学力テストの結果と19年と16年の参院選(比例)での日教組内候補の得票数の比較
  学力テストワースト10
 順位    ポイント 日教組議員得票数の順位
 1.沖縄   47      35
 2.高知   46      30
 3.北海道  45        2
 4.大阪    44       11
 5.岡山   43      13
 6.福岡   42        6
 7.和歌山  41       38
 8.大分   40        5
 9.滋賀   38       22
10.三重   38        3

  学力テストベスト10
 1.東京    10      19
 2.静岡     9       7
 3.岐阜    8       36
(途中省略)
 9.福井    2      18
10.秋田      1       34
  これを見ると学力ワースト10の中で、日教組議員の得票数の順位が高いのは、47都道府県の内、北海道、大阪、岡山、福岡、大分、三重の6道府県に上っっている。
 産経は
・沖縄は日教組議員の得票数が35位と少なくて学力が最下位だが、近年まで教員の勤務評定を実施していなかった。
・和歌山、高知とも日教組から分裂した全日本教職員組合の拠点地域。。
・石川、静岡の両県は日教組議員の票が1万5000票以上出ている地域だが、両県は特に問題視されるような目立った闘争運動はない。
・秋田や福井のように日教組の組織率が高くて高学力な地域もあるが、日教組運動の方針を忠実に実行せず、学力向上に向けて頑張っている。
と解説している。

 今までのマスコミは「学力テストと日教組の関係については、日教組の組織率が落ちているので、その影響が少ないはずだ、静岡のように日教組が強いところでも成績が良い県もある」など言っていたが、産経の報道では明らかに学力テストの結果と日教組の影響があること、そしてマスコミが例に上げた静岡は例外に過ぎないことが判った。

[私が見聞きしたこと]
 日教組と学力の問題に関して私が戦後から、見聞きしたことを書いて見たい。
・児童・生徒でなく政府ばかり見ていた日教組
 日教組はマルクス主義の教条を学校まで持ち込み、資本家対労働者の関係を、政府と労働者である教員に置き換えての闘争を基本方針にした。
 詰まり本来最大のお客様である児童・生徒へむけるべき眼を、日教組はその構成員の教師の眼を政府の方に向けさせたのだ。

・学校で判らないことは家で聞け
 私の子が教師から「分数のことが良く判っていないので、家でよく教え貰え」と言われたそうだ。
 判らない所を教えるのは学校ではないのか? 
 もし父兄が知らなかったらどうするのか?
 なおその先生は子供たちからも家内からも尊敬されている立派な人だった。
 そんな先生さえ後で書く日教組の圧力に逆らえなかったのだろうか。

・「落ちこぼれ」を出した小学校の教師を批判しない中学校教師
 戦後間もないころは、日教組の教研集会の内容が報道されていたが、その中で中学校の新入生の「落ちこぼれ」の問題が中学校の教師からいつも報告されていたが、彼らから「落ちこぼれ」を出した小学校の教師への批判や、如何に落ちこぼれを防ぐかの議論は全く報道されなかった。
 多分、権利意識が強く他人の責任を追求したがる筈の当時の教師が何故小学校の問題を避けていたのか?
 後で直ぐ気がついたのだが、日教組の主張する学級定員の減少の根拠をPRしていたのだ。
 詰まり「落ちこぼれ」さえ教師の負担軽減の材料に使われていたのだ。

・補習授業を止めさせた校長
 私の娘が教師になって間もなく、授業について行けない児童のために補習をしたいと申し出たが、校長から「他の振り合いがあるから」といって彼女の申し入れが却下された。
 校長の言葉を意訳すれば、娘だけが頑張っては、他の教師の迷惑になると言うのだ。
 当時は日教組全盛の時代で、「教育の独立」の名のもとで、外部からの批判、介入をシャットアウトする一方で、今では死語になり掛けている?「吊るし上げ」の手法を用いて日教組の闘士が校長や教頭を徹底的に批判し、実質的に日教組が学校を牛耳っていた
 そして私の娘も始めて受け持った児童を「落ちこぼれ」のままを中学校に送り出す結果となった。

・悪名高いゆとり教育の導入
 日教組は「いゆとり教育」で、(長い夏休み、春休みなどに加えて)土曜日休日を勝ち取り、日教組の一つの目的である教師の負担減の大きな目的を達成したが、これがまた児童・生徒の学力の低下をもたらしている。(ゆとり教育についてはご興味がおありの方は是非下記の*注記をご覧下さい。)
 そして日の丸、国旗、教科書問題など政治的な問題を除いてはマスコミの言うよう文部省と日教組の間の関係は鎮静化している。

 静岡、秋田、福井の日教組の教師など、日教組に属する教師を含む多くの教師は、児童・生徒の学力向上で頑張っていると思うが、日教組としては依然として、児童・生徒の方ではなくて、政府や校長・教育委員会の方を向いており、結果として上記の様な結果が出る一つの大きな理由となっていると思う。。

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*注記:ゆとり教育の問題点の概要
 当時の文部大臣の説明で明らかになった「ゆとり教育」の基本理念の現実からの背離。
理念:1.今までの内容で100点満点で平均が60点しか取れないのなら、70点に目標を下げて、全員が満点の70点を取ることにしよう。もしそれ以上の能力のある生徒は自主的に勉強させよう。
 現実:人の特性として100満点の時、60点とる人は、仮に70点満点の時は40~50点で満足すると言う現実を無視している。
 実際に起こったこと:学力低下、塾に通う生徒の増加→社会格差の発生傾向
理念:2.「ゆとり教育」で余裕の出来た時間は自分で課題を見つけ、自学自習する。
 現実:人は強制されなかったら自分で努力をしない。
 実際に起こったこと:学力低下、塾に通う生徒の増加→社会格差の発生傾向
理念:3.土曜日は地域や父兄の協力を受けて、自学自習させる。
 現実:地域社会、家庭の教育能力の低下の現実と、そのための現役教師の参加の必要性無視。
 実際に起こったこと:地域による教育活動するところは非常に限られ殆どが児童・生徒は土曜日は休日状態?現役の教師の不参加?

参照:日教組と中央教育審議会<<ゆとり教育の問題点>>


教育格差と日教組

2008-08-26 13:17:06 | 教育問題

 教育問題は範囲が余りにも大きく、社会問題も絡んでおり、私のような素人では多分書き漏らしも多いと思いますので、もしご興味がおありのかたは、カテゴリー→「教育問題」を覗いてみて下さい。
 また認識不足の点も多いの思いますので、ご意見やご忠告をお待ちしております。

 教育関係のブログの中で「現役おばちゃん教師 日教組の何が悪いのよ」と言う勇ましいタイトルののブログがある。
 その著者のすずめさんは私の意見と違うとこねも多いが、文面から見ると、大変真面目で明るくて、そして教育熱心な先生のようで、私が尊敬しているブロガーの一人で、時々訪問させて貰っている。
 私の関係する幾つかのグループの中にも元日教組の闘士?がいて、雑談の間に場違いのような「文科省のお蔭で教師の間がばらばらにされた」とか「軍備を持つとそれを使いたくなる」などの言葉が時々出る。
 彼は温和でグループのために献身的にやってくれる立派な人なので、問題意識の高い会員も彼のコメントにも気づかなかった振りをするのが常だ。
 日教組にはこのように立派な教師が多くいる筈なのに、そのグループの日教組の評判今でも良くない理由は多くあるとと思うが、ここでは今問題になっている教育格差と日教組の関係について書いてみる。

[「落ちこぼれ」と労働時間と「吊るし上げ」]
 私の娘が小学校の教師になって始めて5年生の担任になった。
 私は仕事を捌ききれぬ彼女からテストの答案の採点を応援を頼まれることがあったが、その答案の中に50点も取れない生徒が何人もいるのに気づいた。
 当時盛んに問題になっていた「落ちこぼれ」だ。
 仕事についたばかりのやる気満々の娘は校長に「補習授業」をしたいと申し出たが、彼は「他の教師との振り合いがあるので」彼女の申し出を却下した。

 当時は日教組全盛時代で、マルクス主義の「資本家-労働者」の関係を教育にも持ち込んだ。
 詰まり、本来は教師と協力関係である筈の文部省、その手先の教育委員会、校長を「管理者」とし「労働者」である教師と言う対立の構図を持ち込み、労働者搾取の象徴である労働時間の削減に努めていた。(*注1)
 そしてその主張を通すために使ったのが、反対する人に対して左翼団体が使う「吊るし上げ」だ。
 校長は教師の労働強化に繋がりかねない、娘の申し出を却下して「授業時間中になんとかしろ」と言ったのは、彼が日教組の人達の「吊るし上げ」を恐れていたのだ。
 彼らは民主主義的運営と称して、校長や教頭の「吊るし上げ」により実質的に学校を支配していったのだ。(広島県の民間からきた校長が自殺したのもこれが原因?)

 私は娘が「持ち上がり」で受け持った六年生の最終テストの採点にも手伝ったが、ここでも50点にも満たない答案をいくつも見た。
 新人の彼女は補習授業も出来ず心ならずも、「落ちこぼれ」た生徒を中学に送り出すことになったのだ。

 当時の日教組の集会でも、「落ちこぼれ」の論議が盛んで、中学校の教師がその例を幾つも発表していた。(*注2)
 この報道を見て、おかしいと思ったのは、中学教師が「落ちこぼれ」を出した小学校の教師への批判の報道が全くないことだった。
 だから当時の状況でいかにして「落ちこぼれ」を出さないかと言う技術的な問題が殆ど論議されず?報道されなかった。
 後で判ったのだが、彼らは「落ちこぼれ」問題解決のために学級定数削減と言う教師の負担削減に持って行きたかったので、その方針に反するよような発言は出来なかったのだ。
 まして日教組の立場から言えば、その団結を壊しかねない中学校、小学校教師の争いを起こすなど考えられない事だった。

[日教組の闘争の勝利に終わった「ゆとり教育」]
 そして日教組は長い文部省との闘争の結果、「ゆとり教育」→土曜授業の廃止→授業時間削減を勝ち取った。
 ここでおかしいのは土曜を総合学習に当てるというのだが、授業の最終責任を持つべき教師が(高校で進学校の土曜日の補習授業を除いて)土曜日の授業、総合学習に参加する人達が殆ど居ない事だ。
 然しこれも日教組が言う様に待遇改善のために勝ち取った当然の権利だと言えばよく判る。
 いずれにしても日教組と文科省の長い闘争は日教組の勝利に終わり、両者は蜜月関係までは行かぬが、小康状態が続いている。
 そしてマスコミではまるでタブーのように教科書問題の時以外は日教組の名は殆ど出ない。(*注3)
 教育問題について毎日のように特別記事を組んでいる読売新聞でさえ殆ど日教組のことに触れていない。

[教育格差と補習授業]
 その一方では、子供により良い教育を受けさせたい父兄の需要で塾が依然として花盛りだ。
 そしてその費用は一般家庭の家計を圧迫している大きな要因になっている。
 各種の統計は、有名大学の進学率と父兄の収入に大きな関係があること、詰まり収入格差が教育格差に繋がっていることを示したいる。
 筋論から言えば、そして共産主義的な思想から言っても、それなりの能力がありそして進学の意欲がある子供に対しては、進学に必要な教育を平等に与えるのが、国、学校、教師の義務だと思うが、これに対しては日教組は口を噤んだままだ。(*注4)

 教師は前記のような子で少し学力が不足な子に補習授業をしているのだろうか。
 然し非常に進歩的と言われる杉並区の和田中学
でさえ、土曜日寺子屋(どてら)では教師に加えて学生ボランティアに依頼しているのだから、普通の中学校で土曜日に教師が補習授業をしているのがどれだけあるのだろうか。

忙しい教師
 教師は補習どころか忙し過ぎると言うし私も事実だと思うが、教師の手間を取らせているモンスター・ペアレンツも、荒れる生徒も、過大の報告書類を産んだことも教師側にも一部または大部分の責任があるし、手間を取る授業の準備も通常の企業のように、教師たちによる自主管理→改善活動で合理化で相当程度は改善できるはずだ。(*注5)

 幸い和田中学など、お客さんである生徒重視の教育を目指す学校が増えているようだ。 日教組もそれに属する人達も管理者の方ばかり向かずに、生徒のために管理部門と教師の協力へ舵を切り直す時が来ているのではないだろうか。

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*注1:学校によっては共産主義的の考え?に基づいて「皆手をつないでゴヘール」に繋がる「全員百点」を実行するもの迄現れ、当時の文部省は慌てて五段階評価をするようガイドを出さねばならなかった。
*注2:最近では殆どマスコミから無視されているこの種の集会の様子は当時では盛んに報道されていた。
*注3:対外的な活動が鎮静化する一方で日教組出身の輿石さんが民主党の参議院議員会長として勢力を振るい、民主党が政権を取れば文科大臣になる勢いだ。(ブルブルブルルルル!!)。まさかいくら小沢さんでもそうすることはないと思うが。
*注4:ついでだが、非正規社員の増加→社会格差の発生の最大の責任者である経団連がこの問題について口を閉じているのと同じだ。
*注5:社会の風潮、社会情勢の変化、マスコミの責任とう色々あるが教育側の責任としては、
・モンスター・ペアレンツ
 権利の重視、自己の責任・義務の軽視、個性尊重の教育で育った生徒が成人し自分のことは棚に挙げて人のことばかり言う親となった。
・荒れる生徒
 上記の教育を受けた人から生れた生徒と、個性の尊重という名の親のしつけ放棄。
・過大な報告書
 *注1で書いた様に、日教組で支配された学校が、文部省の意に反したやり方を進めるの学校を管理するために、報告書の提出を義務づけ、その数が増えてきた。
参照:
  
忙しい小中学校の先生
 
  
学校事務の合理化を考えませんか 


溶けて行く日本人

2008-07-01 12:51:35 | 教育問題

 昨夜の英字新聞輪読会の雑談の中で、世の中はおかしいと言う話から、戦後の日本は性道徳の乱れ、エイズ問題、通り魔的事件など社会現象でも米国の後追いをしていたが、最近は一部では米国を追い抜いて家庭内殺傷の続発、モンスター***などの日本独自の新しい現象が起こっているなど話に花が咲いた。

 ネットの産経ニュースにも「溶け行く日本人」と言うコラムがあり、キレる大人たち…店員並ばせ怒鳴りつけるうちの子は…“自子中心”の保護者この犬をお願いします…身勝手な飼い主、などの話が並んでいる。

[私の意見]
 これらの話や最近の日本の新しい現象から見ても直ぐ気づくのは
・自分のことを棚に上げて全て他人の所為にする。
・見当違いの権利を主張する
・その相手は自分にとって安全な人ばかり、例えば商店、学校、病院、警察、お人好し、秋葉原事件のように武器を持たない一般人などなど。
・自分の殻に閉じ籠り判断もその狭い範囲でしかしない。(車内での化粧)

 この原因は私のような戦前から今まで見てきた年寄りの眼で見ればつぎの問題が考えられる。
・「済みません」から責任を人に転嫁する考え方への変化
 昔は「済みません」に象徴される文化があった。(今でも「有り難う」の代わりに「済みません」と言う人も多い。)
 何か事が起こったときに、自分にも非があるのではないかと言う考えだ。
 「交通事故が起こったときに絶対に済みませんと言ってはいけない」は外国に始めて赴任する人たちへのお決まりのアドバイスだった。(今でもそうかも知れないが。)

・権利重視、日本古来の美風を忘れた教育
 「済みません」の文化は戦後の民主主義教育での権利重視、それに伴う義務・責任の無視または軽視、と個人の尊重の教育と、敗戦で自信を失った人達の家庭内の教育力の減退で日本古来の「済みません」象徴される文化が衰退してしまった。

・密閉空間に閉じ籠もる人達
 民主主義の教育の推進まのために、戦前の価値観を持っている人達から隔絶した環境で教育するために、学校が地域のかけ離れた存在にした。
 これは当時生きていた私たちの実感だし、最近では開かれた学校を目指すところが多くなったと言われる事は、昔は閉ざされた学校だと言う事だ。)
 その密閉空間では戦後復活した左翼的な考えの人達の勢いが増してきた。
 一方、核家族化、少子化で地域での子供社会の縮小または消滅、学校ではクラス内のだけの世界、プライバシー保護のための家庭では子供たちに個室を与えてるなどで子供の世界が極端に小さくなった。
 こう言う密閉空間で育った人達は直ぐに自分の世界に閉じ籠もることに慣れてしまった。
 DV、家庭内殺傷事件はコミュニティーから隔絶した空間で起こりがちだ。

・家庭の教育力の低下→環境の劣化→社会環境の劣化の悪循環
 家庭教育については戦後の親たちの自信の喪失、競争社会で家庭を振り返る余裕が無くなったこと、金が全ての考え方の普及、個人尊重という名の教育の放棄などで家庭内の教育力の低下。
 それと重要なのは日本古来の美徳を無視して個人尊重、権利ばかりで義務、責任の軽視についての考え方で育った人達が親になり、その子がまた親になると言う社会劣化のスパイラルとなっていることだ。
 それがキレル大人、モンスター***など次第に問題を起こす人達の高齢化に進んでいるのだと思う。
 幸いな事にそれがまだ極端にまで進んでいないのは、多くの親たちがまだ日本古来の良い所と、民主主義の良いところを子供たちに教えているからだが、問題はそんな親たちの数が次第に減ってくることだ。

・男女同権の考え方がもたらしたもの
 昔は男の子は男らしく、女の子は女らしくと育てられてきた。
 男は弱いものイジメをしないこと、やらねばならぬときは何があってもやる勇気をもつこと、女の子は優しく思いやりのあるように育てられた。
 勿論、今の時代は男、女を区別して育てるなど問題外にされているし私もそう思う。
 然しそのお蔭で、人間としての良い所、弱いもへ優しさ、勇気、思いやりなどの良い所まで無くしかけている。(*注1) 
 言うまでもなく社会は複雑で、色々の問題も市場経済中心主義、外国人の流入、マスコミの報道のあり方(*注2)など多くの問題が複雑に絡みあって今の世相を作っている。
 その一方でまだまだ健全な家庭やしっかりした考えの人達の方が多い。
 教育の改革もは牛の歩みと言うかかたつむりのスピードだが進んでいる。。

[独立国日本として考えねばならぬこと]
 今の世相について、全ては米国の謀略だと言う人もいる。
 善意に取って考えると、米国は民主主義を押し進めるのに、その背景となっている米国人のフェアプレイ、フロンティア・スピリッツなどの価値観や、宗教の影響などがあって民主主義が成立していること、日本での教育でも日本人に合った環境をも考慮に入れることを忘れていたのだと思う。(これを意識して省いたとすれば謀略となる。)

 然し日本は曲がりなりにも占領後独立国として半世紀が経った。
 日本の教育、日本人の価値観や道徳感に欠けていたのを補いより良いものにするのは明らかに日本自身の責任だ。
 戦前、戦後直後には考えられなかった異常な事件の続発している今こそ、今までの考え方やそれに基づく教育を見直すべきところに来ていると思う。

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*注1:昔も今も弱い立場の人を苛めたり無理難題を吹っ掛けるのは軽蔑されたものだが、今は大人の中には自分の空間に閉じ籠もり、世の批判など耳を傾けようとせず、好きな事をやりたい放題をしている人達がいる、それが所謂モンスター****だ。
*注2:特にテレビ朝日の「スーパーモーニング」で凶悪事件や陰惨な事件の繰り返しの報道や、官庁などの権力機構などの不祥事や官僚の役得などの放送の主旨は判るような気がするが、何でも人の所為にしたがる若者たちの悪事への良い言い訳にかねないことには留意すべきだ。
 暗い面ばかりの報道も良いかも知れないが、必ず厳しい環境で働いている若者達の活躍などの明るい報道を1つか2つは入れれば若い人達への教訓になると思うのだが。

参照: 「済みません」の国日本  
        
秋葉原の通り魔事件 
        
秋葉原の通り魔事件と教育 
         カテゴリー→ いじめ


日本人の心のよりどころ

2008-05-31 07:29:16 | 教育問題

 読売新聞は30日に日本人の宗教観の世論調査の結果を発表し、概要次のように解説していた。
 読売新聞社が実施した年間連続調査「日本人」で、何かの宗教を信じている人は26%にとどまり、信じていない人が72%に上ることがわかった。
 ただ、宗派などを特定しない幅広い意識としての宗教心について聞いたところ、「日本人は宗教心が薄い」と思う人が45%、薄いとは思わない人が49%と見方が大きく割れた。また、先祖を敬う気持ちを持っている人は94%に達し、「自然の中に人間の力を超えた何かを感じることがある」という人も56%と多数を占めた。
 多くの日本人は、特定の宗派からは距離を置くものの、人知を超えた何ものかに対する敬虔(けいけん)さを大切に考える傾向が強いようだ。
参照:「年間連続調査・日本人 (6)宗教観」

 また同紙の別面で、宗教学者の山折哲雄さんは、最近の日本人のモラルの低下を宗教心が薄いと思わない人が約8割に登っていることは、日本では西洋社会のように神の言葉を行動規範とするのではなく、自らが所属する集団や組織のきまりごとや慣習を破ってはいけないという倫理観に規定されてきたのではないか と指摘していた。

[日本人のモラル低下の原因]
 私は山折さんが指摘された、最近の日本人のモラルの低下を宗教心が薄いと想わない人が約8割に登っていることについて大きな関心を引いた。
 最近の日本人のモラルの低下の問題だ。
 私はこの問題は米国の占領軍の政策に大いに関係があると思っている。

占領軍のやったこと
 占領軍は旧日本軍がそのよりどころにしていた神道を禁止した。
 そして日本人が戦前から持っている価値観を全て否定し、民主主義と日本憲法を持ち込んだ。
 日本人(私も含む)は敗戦のショックと、生来もっている自己反省の気持ちから、首を捻りながらもそれを受け入れた。
参照:「済みません」の国日本

 悪いことに日本人の大半が信仰していた仏教はその教え方が世の中の進歩から完全に遅れをとってしまい、世の中から隔絶した存在になっていた。
 占領軍やマッカーサー将軍が悪意からこの方針を取ったかどうか知らないが、もし善意でやったとしても、大きな見落としがあった。
 彼らの考え方の基本には、キリスト教があり、西洋流の騎士道やフロンティア精神などの基本的な価値観があるというバックグラウンドを見落として、日本の背景など完全に無視した儘、彼ら流の考え方を日本に持ち込んでしまったのだ。

占領軍のミスを放置した日本
 暫くして神道も解禁になったが、肝心の仏教は衰退し、日本の美徳や武士道や教育勅語などの昔の考えたかの良い所まで復活されないままになってしまった。
 そしてこれも占領軍の所為ではなく、占領終了後も日本人の一部の勢力がその復活が全て軍国主義復活に繋がるとして阻止し続けてきたのだ。
 ついでに言えば、彼らの言い分を聴いていると、彼らは憲法、特に9条を宗教のように無条件で信仰しているように見えて仕方がないのだが。
 山折さんの言葉を借りれば、日本では仏教や神道の没落で「仏や神の言葉は行動規範」とはならず、「破ってはいけない自らが所属する集団や組織のきまりごとや慣習」の可なりの範囲が否定されてしまって今日まできたのだ。
 詰まり日本人の心のよりどころが殆どないままに半世紀に渡ってここまできたのだ。
 これでは日本人のモラルが低下するのは当然だ。
 そしてその流れが今日の道徳教育復活反対だ。

[仏教や神道の復活へ]
 私は仏教や神道のアジアから発生した宗教に優れたところも大いにあると思っている。
・多神教であると言う事は、神(真理)は絶対ではなくて他にもあるかも知れない、ただそれは人間には判らないだけだ。
 だから他の宗教を信じる人にも敬意を払うと言う考え方は一神教より遥かに合理的だ。
 この考え方では神の名の元の戦争や自爆テロなど起こらない筈だ。
・人の命を含めて万物に命があるしそれを大切にすべきだと言う考え方。
 これは地球の環境問題を考える上で現代では特に大切な考え方だ。
 この考え方から「もったいない」と言う言葉が生れ、命を頂くと言う食事のときの「頂きます」に繋がっている。
 これなどや「悪いことをして人が知らなくても天の神様が見ている」などの宗教的な考え方など仏教や神道に優れたことも多いし、宗教関係者は是非再建へ向け頑張って貰いたって日本や世界に発信して貰いたいと思う。

[学校での心のよりどころの教育]
 今、学校では道徳教育の導入が問題になっている。
 私は少なくとも前に書いたような今まで日本で忘れられてきた「心のよりどころ」の教育をすべきだと思う。
 世論調査での学校で宗教についての教える内容はとの質問に対して、
・命や自然を大切にする気持ち 71%
・主な宗教の歴史 31%
・他の宗教を信じる人たちへの寛容な気持ち 21%
・教えるべきでないが 7%
との回答があったそうだ。
 私はこれらに加えて、日本で行われている神道、仏教、キリスト教の内容、有名な武士道、米百表など考え方、古来からの日本の一般的の人達の考え方をその美点と欠点を含めて教えるべきだと思う。
 それをどの活かすかは生徒に任せれば良いが、少なくとも日本人としての「心のよりどころ」の参考になることは必ず教えるべきだと思う

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戦前の学校(2)(高等小学校、(旧制)工業学校)

2008-04-20 13:09:42 | 教育問題

 これは4月11日の昔の学校(1)(当時の環境、尋常小学校)の続きです。
 始めての方で、今頃昔話をする理由や、大戦直前の一般社会の状況、昔の小学校などご興味のあるかたは是非ご一読をお願い致します。

[周囲の環境]
日本全体

 1931年 満州事変→1932年 五・一五事件→1936年→  二・二六事件→1937年 盧溝橋事件発生以後事実上の日中戦争突入→1941年米国に宣戦布告

と日本を取り巻く環境は益々厳しくなって行ったが、下記のように私が工業学校を卒業するまでは、一般の社会環境は現在の日本の社会環境に比べると遥かに平穏無事であった。

社会
 日本全体としては軍国主義化していたが、軍は勿論、国家権力の介入などまったくない状態でも、今より遥かな平和な社会だった。
 強いて言えば、私の想像だが事実上の日中戦争で社会全体に緊張感が溢れており、私の小学校時代よりなお事件の発生が減ったのかもしれない。

子供社会
 農村地帯に転居したのと、大きくなったので近所の子供達と遊ぶ頻度は大幅に減り、母の手伝いで、それこそ山に「柴刈り」に行って大きな薪の束を担いだり、風呂の水汲みをしたり、前の川で泳いだり、兄弟で何時間も歩いて海水浴に行った程度の記憶しかない。

いじめ
 前に書いたように地域は九州男児の気風が残っており、男は男らしく、女は女らしくの考えが子供社会にも浸透しており、開放的な土地柄と相まってイジメなど全くなかった。いた。

我が家
  姉と兄は高等小学校卒業後、就職して給料をそっくりそのまま父母に渡すようになって家計がやや楽になって来だした。(このやり方は私以下の三人の兄弟まで続いた。)

[高等小学校](1936年~1938年)
 尋常小学校と違って高等小学校は街の中心部にあったのと、年頃が反抗期に近づいて居たためか、少しひねた子や柄が余り良くない子が目立つようになった。

学級編成と学力
・尋常小学校の時、男子、女子、男女混合の三クラスだったが、ここでは男女別クラス、そして男女それぞれに進級希望者向けのクラスが特別の設けられた。
  勿論頭が良くて、家に余裕のある生徒は中学校に行くし、進級クラス以外の一般のクラスの生徒の学力もそれなりで、乱読と授業の集中力一本で何とか家の勉強は全くしなくて凌いでいた私に級長のお鉢が廻って来たのに驚いた。
・授業は特殊学科は専任の教師が担当したので、授業意欲を満足させてくれた。
 特に尋常小学校の時ネグられた音楽は学級担当が音楽専門だったので、楽譜の読み方など基礎知識を得られ、今のクラシック・ギターの趣味に多いに役立っている。
 今私どものグループに来ている中学生に訊いて、音楽では楽譜を習ったことがないとの返事に驚いた。
 
なおついでだが、彼にいじめの有無を訊いたがやはり今ではあるそうで、想像はしていたが、昔は全くいじめなど無かった地域でも起こっていることにがっくりきた。

愛国(軍国)教育
・祝祭日の式次第や教育勅語の取り扱いは尋常小学校時代と同じ(工業学校も同じ)。
  国史の教師が熱血派で、こと皇室のことに関しては涙を流さん熱弁を感心して聴いていたが、当時は皇室を敬うなどは当然のことと思っていたのでそれに対して特に影響をうけたとは感じなかった。
  私の担任は音楽の教師だったが、日本人は箸でものを食べるのに外国人はナイフとフォークでしか食べることが出来ないから日本人より文化レベルが低いのだと言った他愛のない話をぼんやり聴いていた記憶がある程度で、特に愛国主義的な教育は受けなかったし、運動会などでは、分列行進など軍隊式の歩き方が取り入れられて居た程度で特に、軍国主義的の教育はなかったような気がする。

部活
  剣道と柔道の二つがあり、他の運動部はなかったような気がする。
  私は身体が早伸びする体質だったので体力を活かせる柔道部に入ったが、大きな身体の朝鮮人の生徒に抑え込まれて、ニンニクの臭さに耐えきれずすぐ「参った」をした記憶がある。

体罰 
 尋常小学校とあまり変わらなかった。

講堂修身
  この学校で特筆すべきなのは「講堂修身」と 言うのがあった。
 学校内で何か問題があると、生徒全員を講堂に集め、関係教師が全て立ち会いの上で、約一時間、教師の何人かが交代で、生徒全員に「気合」を入れるのだ。
 教師は教育に非常に熱心で、弁が立ち、しかも生徒達にも人望がある人が何人か選ばれているようだった。
 そのころ前に書いたように「いじめ」など殆どなかったが、「いじめ」の場合にはこのような処置をとっただろう。
 いじめ側、いじめられ側も特定せずに、全員集めるのだ。
 だから関係者双方の名誉を傷つけずに、思い切ったことをずばずば言い、本人達にもその他の生徒達にも教師の言いたいことを浸透させることが出来るので、イジメ対策に絶好だと思う。
参照: 「いじめ」問題についての纏め 

[旧制工業学校](1938年~1941年(早期卒業))
 高等小学校卒業を間近で某大手企業の工員に就職が内定していたが、ある日親から工業学校に行って見てはと言われた。
 と言うのは姉と兄の給料のお蔭でやっと極貧状態から抜け出してやや家計に余裕が出かかっていたからだろう。
 急のことでろくに勉強もせずに、(余裕があっても恐らく勉強せずに)に受験して甲種工業学校としては受験期日がずれて居たためか、8人に1人と言う難関を何故か通ってしまった。

学級の生徒とそのレベル
・入学して判ったのだが、そして皆さんもそう思われると思うが、いくら難関でも、生徒の中には頭の良い子もいればそんなにも無い子、ひょうきんな子、私の様に無口でどこにいるか判らない様な子、当時の所謂軟派、硬派と言う悪もいることだ。 
・そんな人に成りきれない私たちは彼らのほら混じりの話を興味津々と聴いたものだ。
 ただ言いたいのは硬派の彼らは話では毎日他の学校の生徒との喧嘩に明け暮れてても、決して自校の生徒には手を出さなかった。
 つまり彼らは悪いなりに、弱いものいじめはしないと言うプライドがあつたからだ。

学力
 私の乱読、集中力に頼りきったやり方は工業学校で忽ちボロが出た。
 第一に工業の諸科目は今までの乱読の範疇から全く別次元のものだった。
 それと他の高等小学校の進学クラスの教師は有名な先生で、彼から鍛えられた生徒達の数学の解答をだすスピードが不勉強な私のそれと格段の差があったのだ。
 そのお蔭で一学期の通知表は数学と英語の成績を始め散々だった。
 私は慌てて夏休み中に数学の解答の練習と、英語の勉強をやり直して、やって皆に追いつくことが出来た。
 然し、私はそれで安心してしまい、他の生徒のように所謂、試験のため勉強で徹夜など不勉強の癖がついている私には出来ず、クラスの中程の位置に卒業まで定住してしまった。

愛国(軍国)主義教育
 予備役の陸軍の将校と現役の所謂配属将校が教練と科目の教育に当たった。
 内容は軍隊の歩兵の訓練、諸規則、戦陣訓などの講義と在校中各一回の一日と宿泊での兵営での実習だった

  その他の教師による愛国主義的教育は全く無かった。

部活
 私の学校では剣道と柔道の他に駅伝、陸上、バレーボールなど体操教師の得意種目の部活が行われていた。

体罰
 時々行われた所持品検査で前述の軟派、硬派などから煙草の一部が発見されとき、体操教師から殴られるのを度々目撃した。

トピック
 3年生の時12月8日に全員集合が掛かり、日本が米国に宣戦布告したことが告げられた。
 皆は「これで英語の試験がなくなる」と口々に言って喜んでいるふりをしたが、全員の間に一種の不安と緊張が漂っているのを感じた。
 そして通例の3月卒業を12月に繰り上げられ、2年生、3年生が同時に卒業をし、一気に日本は戦時体制に入った。

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世論調査を読む

2008-04-16 10:39:28 | 教育問題

  昨日の読売新聞は4月12日~13日に行った世論調査の結果を報道した。(括弧内は前月の数字、黒字は私の意見)

Q.あなたは、福田内閣を、支持しますか、支持しませんか。
 答え 支持する 33.9(30.0)  2.支持しない 54.0(58.4) 

Q.あなたが支持しない理由を、2つまであげて下さい。
 答え 政治姿勢が評価できない      47.8(46.2)
    安定感がない             26.8(34.8)
    首相が信頼できない         23.4(24.9)
    経済政策が期待できない      37.9(35.6)
 上の二問を併せて考えれば、道路特定財源をの一般財源化の提案で福田さんの評価は上がったが、それに対する道路族中心の反発が福田さんの党内の不安定化を浮き彫りにさせたことになったようだ。

Q.あなたは、日本銀行の総裁が空席となる事態が続いた責任は、政府・与党と、野党
の、どちらが大きいと思いますか。
 答え 1.政府・与党 24.8 2.野党 25.4  3.どちらも同じ 43.7

      
 前回の「日本銀行の新しい総裁の人事をめぐる民主党の対応の評価で、大いにまたは多少は評価する  25.4、 全くまたはあまり評価しない 59.4 の数字と矛盾した数字が でている。
 日銀総裁がサミットぎりぎりで決まってまあ良かったと言う国民の反応がこの数字となったのかも知れない。

Q.福田首相は、来年度から、道路整備に使われてきたガソリン税などの道路特定財源を、使い道を限定しない一般財源とすることなどを提案しました。民主党の小沢代表は、今年度からの一般財源化と暫定税率の廃止を主張して、首相の提案を拒否しました。

S1 あなたは、この問題で、福田首相は、指導力を発揮したと思いますか、そうは思
いませんか。
 答え どちらかといえばそう思う、そう思う 23.1 
         どちらかといえばそうは思わない    72.1
 そう思わないの数字は、前記の福田さんの提案に対する党内の反発を制御しきれずにいることを示してしてる。
 これは私の何時も言う自民党が野党に転落するかも知れないと言う党内の危機感の無さが福田さんの低評価に繋がっているのだ。

S2 あなたは、この問題に対する小沢代表の対応を、評価しますか、評価しませんか。
 答え 大いにまたは多少は評価する  31.1   
     全くまたはあまり評価しない    62.4

 下記の暫定税率の点では民主党としては有利な方向を向いているが、国民は小沢さんのやり方に次期首相としての不安を抱いているのがこの数字だと思う。

Q あなたは、暫定税率の復活に、賛成ですか、反対ですか。
 答え 1.賛成 29.5   2.反対 60.8  

Q あなたは、ガソリン税などの道路特定財源を、使い道を限定しない一般財源とする
ことに、賛成ですか、反対ですか。
 答え 1.賛成 62.8   2.反対 26.7 
  

Q あなたは、ガソリン税の暫定税率について、今後はどうするのがよいと思いますか。
 答え 1.暫定税率を続け、道路整備に使う      8.7
      2.暫定税率を続け、幅広い目的に使う  42.0  
      3.暫定税率を廃止する              40.2 
 
 上記三問に対する解答は明らかに矛盾している。
 暫定税率復活反対が 60.8%もあるのに暫定税率を道路目的や幅広い目的で使うと答えた数字が 50.7% なっている。
   これは質問の仕方が悪かったのと思うが、私なりに意訳すると、暫定税率分の税収はなんらかの形で維持し、それを道路や一般財源につかったらと言うのだろう。

Q 年金の記録漏れ問題に対する政府の対応を、全体として、評価します
か、評価しませんか。
 答え 1.大いにまたは評価する         34.9
           2..全くまたはあまり評価しない 62.7
Q 年金の記録漏れ問題で、舛添大臣は、責任を取って、辞任すべきだと思いますか、辞任する必要はないと思いますか。
 答え 1.辞任すべきだ 11.8   2.辞任する必要はない 84.1
 前二問の意味は、今までの社保庁のやり方が如何に杜撰であったか、これに対して升添さんが孤軍奮闘しているように、国民の眼に写っているのだろう。
 民主党が升添さんの問責決議案をちらつかせるだけで、出さないのはそれが自党の評価の低下に繋がらないかを恐れているのだろう。

 いずれにしてもいつもの私の「ぼやき」だが、福田さんも頼り無いし、そうかと言って小沢さんも首相になれば、きっと何らかの政治的混乱が起こりそうな気がする。
 小泉さんの話も出ているようだが、小泉路線の残した影の部分の年金、介護、後期高齢者医療から派生した問題の後始末などで自民党が危機に陥っている今、米国一辺倒の小泉さんでもあるまいし、私と同県人の麻生さんも人気があるが人が良過ぎるし、誰かよい人はいないのだろうか。

 あと残る希望は限りなく可能性の少ない「ねじれ国会」解消のための参議院の改革の実現か、ひょっとすればひょっとして出てくるかも知れない政界再編だけとは情けない限りだ。

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