レースの映画だからといってレースじゃないとこまで滑らなくても…。
車はよく滑る!
ギャグも滑る!
あまりにも滑りすぎていて逆に笑えるかも。
脳内の兄貴とのタイム争いや、レースしか興味がないボンクラ主人公を見守る小さな恋のメロディのとこはよかった。
チョー金持ちの車工場のとこはどうでもよかった。
末っ子とチンパンジーのとこもどうでもよかった。
金持ちの嫌がらせもどうでもよかった。
レーサーXが登場したとこはよかった。
韓国人なのに日本人の妹がいるレーサーを救出するコントはドリフだった。
レーサーXと組織のシーンはハラハラした。
吹き矢で寝込みを襲う忍者はちょっとツボにはまった。
でも、お父さんのシーンは完全に後付けっぽかったけど、どうでもよくなってきた。
最後のレースのシーンはよかったのに、末っ子とチンパンジーが台無しにしたけどEDがよかった。
こんなカンジで箇条書きで説明できる映画。
ウォーシャスキー兄弟(片方が女になってしまったが)は脚本と監督から手を引いてプロデュース業に専念したほうがいいかも。
いいシーンと悪いシーンの落差が激しいので面白いといえば面白いけど、つまんないと言われたら
「はい、その通りです。つまんない映画でした」
と自信を持って答えられる映画。お金に余裕があったらどうぞ。