××××は飲み物です

「ゴールデンスラバー」を観るくらいだったら「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」を見たほうがよいです。

松竹新喜劇映画化! 邦題 「力道山」

2007-11-12 | 泣ける映画


 いやー、笑った笑った。こんなギャグ映画とは思わなかったヨ!尻穴とかいう女尻というAVシリーズみたいなタイトルだけインパクトがあって内容がクソだった映画を観て目が腐ったので精神を安定させる為に鑑賞したのだが、

 まさか、藤山寛美がCGで生まれ変わるとは思わなかったヨ!面白いよなー、藤山寛美は?

 身長まで伸ばすんだもん。CGの進化って凄いネ!

 ヲレは力道山世代ではないのでよくわかんなかったし、プロレスも知らない。ボクシングを観るときにポスターを見て

 「ああ、プロレスってこんなに興行があるんだねー?」というくらい知らない。

 テアトル新宿の後ろの席で観たときに前の席のプロレスマニアであろう男子二人組が武藤敬司とか橋本信也とか秋山準とかが登場するたびに笑っていたのだが、なんだかおいてけぼりにされたようで少し寂しかった(爆)

 正直、演技が微妙な船木をどう演出するのか?と思っていたら「博多弁のキャラ」にしてもたせていたのは良かったと思う。

 ほとんど、日本語ばかりで吹き替えの担当の人は凄く楽だっただろうネ!


 藤山寛美が官憲に逮捕されかけて、川に逃げ込み銃で撃たれそうになったときに

 「気絶した西川君を助けるための、某お笑いコンビ」のネタをやったときは笑いを堪えるのが苦しくて悶絶したぐらいだ。

 藤山寛美が暴れるシーンも笑えた。ドリフのネタで

 「はい、次のひと~!」と言ったら、ライオンが登場したときみたいな藤山寛美の暴れっぷりには感心、感心。

 他にもお相撲さん100人のエキストラ(どうやって探したの?)とか、命をかけたドツキ漫才のシーンなど笑いのツボをおさえるのは流石だよね? 藤山寛美は!?

 ギャグ映画だと思っていたら、後半になると泣かせモードにギアがシフトし俺は涙が止まらなかった。やはり、松竹新喜劇は面白いネ!

 昭和が舞台の映画って、小道具の時代考証が大変で世界の中心で愛をさけぶでその時代には無いウォークマンを使わせるような失敗が多いのだけど、そんなことはなかった。

 パンフレットを読むと今村昌平 監督とよく組む稲垣尚夫さんが美術監督だった。本物の活動屋は違うネ!

 しかし、藤山寛美はソル・ギョングに似ていたなぁ?遺族から訴えられないのかな?




最新の画像もっと見る