むすんで ひらいて

すべてが帰着するのは、ホッとするところ
ありのままを見て、気分よくいるために

雨も 夜も またよろし 

2012年05月17日 | 日記
こんにちは。

雨がしとしと続いた後の五月晴れで、太陽をたっぷり浴びた生きものたちが、日に日に緑を深めています。

先日の雨の夜、軒下に座り、立ち込める土と緑の匂いをいっぱいに吸い込んで、葉をうつ静かな水音を聞いていました。
そうしていると、じぶんがどんどん透明になっていく気がします。

翌朝起きてみると、庭のあちこちで満開を迎えたバラとその葉一面に、雪が積もるように水玉が積もってきらめいています。

それは、ガラス細工じゃないかしら。と目を疑うほどの輝きで、
「ああ、これならだいじょうぶだ。」
と心の声が聞こえたので、思わず「なにが?」と、じぶんで聞き返してしまいました

きっと、こういうきれいなものが、さりげなくわたしたちの生活の中にあれば、いろんなことがあっても、
「よくなるちからは、ちゃんと自然に秘められている」
と、不変のものを確かめた気がしたんでしょう。


そして、前日よりますます濃くなっていたのは、ここ数日風に漂っている、あま~く、さわやかな香りでした。

元をたどってみたら、わたしが小学校に上がった記念樹の、夏みかんの木。
そこに、粉雪が舞ったように白いちいさな花がたくさん咲いていて、間を、ハチや、黒地に宝石をあしらったような美しいチョウが、飛び交っていました。



この2月、ダンボール箱に3箱採れた夏みかんは、まだ倉庫にいくらか寝かしてあり、甘みのなじんだ果実を毎日いただいています。
もう、木は、次の実りのサイクルに入ってるんですね


こちらは、なくなった母が10年前に梅酒を漬けた梅の木です。
今年も実がつき始めました。
そうだ、まだあの梅酒、キッチンの床下にしまってあったから、今夜ゼリーを作ってみよう。



梅の実、見つかるかな?


身近な世界に、今まで気づかなかった良さや奥行きを見つけておどろく毎日ですが、ゴールデンウィーク、カウンセラーの先輩せんせいにお会いしに、大好きな横浜の山下公園に行った時も、そこにまた新しい一面を発見することになりました。

そのお話は、また次回に。



                           かうんせりんぐ かふぇ さやん     http://さやん.com/



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