今日は2月19日、1945年2月19日太平洋戦争末期、米軍が日本軍の守る硫黄島に上陸攻撃を開始した日です。詳細は映画「硫黄島からの手紙」が大ヒットしてますから省略します(ワタシは見てませんが)。
硫黄島・・・東京より1200Km南、東京都小笠原村、東西8Km、南北4Km、擂鉢山169mの島です。今も1万数千人の遺体が眠るといわれます。
2月19日 米軍上陸
3月16日 日本軍壊滅、総指揮官栗林中将は本土大本営に訣別電報打電
3月26日 完全占領
日本軍の損傷 兵力22780名、戦死者21900名、捕虜1023名、計算が合わないのは軍属、民間人も含む?。生存率5%、全滅です。日本軍の報道発表は玉砕という表現を使いましたが意味不明です。
米軍の損傷 兵力110000名、戦死者6821名、戦傷者19217名、戦死者は日本軍に比べて少ないのですが米軍の作戦では最大の死傷者です。
これを境に米軍の攻撃はは3月10日の東京大空襲(死者10万人)、4月1日から6月25日にいたる沖縄戦(死者21万人)、8月6日の広島原爆(死者35万人)、8月9日の長崎原爆(死者24万人)と続きます。8月9日にソ連軍が満州に進攻します。そして8月15日の日本国敗戦の日(無念ですが終戦ではありません)を迎えるわけです。これは数字です。事実です。(数字はWikipedeaを参考にしました)
歴史にIfはありませんが、硫黄島の壊滅の段階で敗戦を受け入れていたら・・・・・・・。
硫黄島に眠るミタマに・・・・黙祷
本当に、せめてこの段階で戦争終結の判断をしてくれていたら、その後の犠牲者を出さなくて済んだのに…と、無念です。
山法師 さんの
>一部の権力者のエゴで、国民を犠牲に武力に走る? なんら今の政治の遣り方も少しも変っていない?
というコメントにも 全く同感です。