音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

Stop Gail

2008年04月10日 | ザッパ関連
◆フランク・ザッパ紙ジャケ8タイトルまとめ買いセット(ディスクユニオン)
 ユニオン特典は「シーク・ヤブーティ」ボックス。ミニチュアレプリカ帯じゃないんだ。うーん。音源も仕様も前回紙ジャケと変わらないらしいし、買い換える必要はないかな…。
 なお、続編が6/18に発売される模様。「ベスト・オブ・~」「ユー・アー・ホワット・ユー・イズ」「フィルモア・イースト」「チャンガの復讐」「いたち野郎」「アンクル・ミート」「ランピー・グレイヴィ」「アブソリュートリー・フリー」の8タイトル。

◆奇人、変人、大集合!ユージン・チャドボーン&ジミー・カール・ブラックが来日ツアー!(CDJournal.com)
 ジミー・カール・ブラックは初期マザーズ・オブ・インヴェンションのドラマー。東京3公演に名古屋、神戸、大阪、京都、計7公演。東京ではジム・オルークとの共演も。

◆ザッパ・フェスティバル、ザッパからの攻撃を受ける(SPIEGEL ONLINE)
 Zappateers festのエントリでも書いたZappa Family Trust(以下「ZFT」)による訴訟攻撃に関する記事。
 "Mothers of Invention"ならぬ"Mothers of Intervention"(干渉の母)というタイトルが付けられたこの記事で取り上げられているのは、今年で19回目となるフェスティバル「Zappanale」への法的攻撃である。
 トリビュートバンドが多数出演してザッパの曲を演奏するこのフェスのトレードマーク(ザッパの口ひげをかたどったもの)が商標権を侵害しており、そのロゴを使用したグッズ販売により経済的損失を被っている、というのがZFT(a.k.a ゲイル・ザッパ)の言い分らしい。
 これに対し、Zappanaleを主催するArf-Societyは、フェスは非営利のものとして運営されており、チケットやグッズの売り上げはフェス運営費用に充当しているだけ、と反論しているようだ。
 もしZFT側の訴えが認められると、最悪フェス自体が終焉を迎えてしまう可能性もあるとのこと。
 「ザッパの曲を演奏していいのは息子Dweezilだけってことか」とフェス主催者は怒っているけど、この件に限らず、あちこちで同様の「脅し」をやってるわけだからね、ZFTは。そう思ってしまうのもよくわかる。
 やっぱこのTシャツ買わにゃなりませんか。


 Zappanale12の様子。ED PALERMO BIG BANDによる「Sleep Dirt」。