主にピックを使うエレキギターの奏者の間でも、指弾きを併用する
プレイヤーは増えているような気がする。
クラシック・ギタリストのように指弾きに特化した奏者でなくても
その利点を自分のスタイルに取り入れることはできるのだ。
ピックを持ったまま小指~中指で、ジミー・ペイジが天国への階段を
弾いたようにアルペジオするも良し。
カントリー的な3フィンガー奏法の代わりにピック/中指/薬指を
用いたり、
ストロークの際、ピックだけでなく小指~中指の爪でラスゲアード
(指を順に開いて下向きに掻き鳴らす)を加えるのも面白い。
指弾きに慣れると、それだけでピック奏法のかなりの領域がカバー
できて、弾けてしまうのも事実だ。
宮本武蔵が五輪の書で言うように、身の回りで使えるものは無駄にせず
全て役に立たせたいもの。可能性はいろいろ試してみたいと思う。
問題の一つは、クラシックでもほとんど使用されない小指(ch指)を
どういうとき使うか(使わないか)だろう。
クラシックのトレモロ奏法(右親指でアルペジオ、薬指→中指→人差し指の連続で単音の連続)
でも普通小指は使用されない。
プラトというアルゼンチンのギタリストの流派では、右手小指を完全に
他指と同様に扱った奏法を採用し、かつてプラトによる教本も音楽の友社
から発売されていた。
この奏法は一般には広まらなかったようだが、ギタリストにとって右手小指
の活用というのは魅力的な課題であるように思える。
ピックを使うギタリストなら、支点としてギターのボディに置いてバランスを
取ったり、ときには他の指と協力して弦をアルペジオ、ストロークしたり。
さらにはピックを手離して、右手タッピングの際押弦に加わり、「8フィンガー
奏法」に使うことも出来る。
ものごとには、
1「最初から簡単に出来ること」
2「最初からいつまでも難しいこと」
3「最初難しく、慣れたら急に簡単になること」
があると思う。
意外な技術には、3番目の要素が眠っていることがある。
それを掘り起こしていきたいものだ。
プレイヤーは増えているような気がする。
クラシック・ギタリストのように指弾きに特化した奏者でなくても
その利点を自分のスタイルに取り入れることはできるのだ。
ピックを持ったまま小指~中指で、ジミー・ペイジが天国への階段を
弾いたようにアルペジオするも良し。
カントリー的な3フィンガー奏法の代わりにピック/中指/薬指を
用いたり、
ストロークの際、ピックだけでなく小指~中指の爪でラスゲアード
(指を順に開いて下向きに掻き鳴らす)を加えるのも面白い。
指弾きに慣れると、それだけでピック奏法のかなりの領域がカバー
できて、弾けてしまうのも事実だ。
宮本武蔵が五輪の書で言うように、身の回りで使えるものは無駄にせず
全て役に立たせたいもの。可能性はいろいろ試してみたいと思う。
問題の一つは、クラシックでもほとんど使用されない小指(ch指)を
どういうとき使うか(使わないか)だろう。
クラシックのトレモロ奏法(右親指でアルペジオ、薬指→中指→人差し指の連続で単音の連続)
でも普通小指は使用されない。
プラトというアルゼンチンのギタリストの流派では、右手小指を完全に
他指と同様に扱った奏法を採用し、かつてプラトによる教本も音楽の友社
から発売されていた。
この奏法は一般には広まらなかったようだが、ギタリストにとって右手小指
の活用というのは魅力的な課題であるように思える。
ピックを使うギタリストなら、支点としてギターのボディに置いてバランスを
取ったり、ときには他の指と協力して弦をアルペジオ、ストロークしたり。
さらにはピックを手離して、右手タッピングの際押弦に加わり、「8フィンガー
奏法」に使うことも出来る。
ものごとには、
1「最初から簡単に出来ること」
2「最初からいつまでも難しいこと」
3「最初難しく、慣れたら急に簡単になること」
があると思う。
意外な技術には、3番目の要素が眠っていることがある。
それを掘り起こしていきたいものだ。