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ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

あほうのしこめ

2018-07-09 04:19:25 | 短歌





くはしめが 不幸にならぬ 悔しさを かみてののしる あほうのしこめ





*今日も一年前のツイートから持ってきました。最近の歌はスランプ気味なのでね、詠んではいるが、なかなか気に入ったものができません。我慢のしどころだ。自分が思うように自分をできない時期というのはありますから。少しの間、昔の歌をあげて、なんとかしていきましょう。

これは厳しいですね、もろにそのまま詠んであるという歌です。ふつうこういうことを歌う時は、「鶴ばねの鵜」などをかりて柔らかく隠喩で表現したいものだが、それそのものをそのまま詠ってある。

美人が不幸にならない悔しさをかんで、美人の悪口ばかりをいう、馬鹿な醜女であることよ。

訳すまでもない歌ですが、いちおうやってみました。こうするとまた厳しい。しかしかえってそれが快いとも感じる。実に、美人の悪口をいうブス女のやっていることがひどすぎるからです。

大勢の影に隠れて、自分がやっていることは簡単にばれないということにしていると、ブスは好きなことをやる。好きなことを言う。あることないこと激しく言い募り、なんとかして美人を汚い女にしようとする。それどころか、もっとひどいことをする。

女性を地獄に突き落とすなんてことも平気でやるのだ。これはたまらないほど汚いということを、平気でやるのです。

大勢の馬鹿とは困ったものだ。人を馬鹿にすればどんなことが自分に帰ってくるか、何も知らないからやれるのですが、その馬鹿さ加減がひどいなどというものではない。

あまりにも醜い。

ですからこういう、あからさまにそのままいう歌も、何の罪も生じないわけです。ここまで言っても、誰も反論できない。

ブスは美人が不幸になってくれなければいやなのです。自分が不幸だからです。美人のほうが馬鹿なのだにしないときつすぎるほど、自分が馬鹿だからです。しかしそれは間違いだ。実際は、美しい人ほど賢く、不幸になる業が少ないのです。

いいことを勉強し、高いことができるようになっているからです。それで人々のためにいいことをしてきたからです。そういう人のほうが美しくなるのが普通なのです。

しかしブスというのはそれがいやなものですから、勝手に人から美貌を盗んで自分の方を美人にしてしまう。けれど、内面から見れば自分の醜さがわかるものですから、他の美女を見れば激しく嫉妬する。

それで美人を馬鹿にするためにあらゆる嫌なことをやり、一層醜くなっていくのです。






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