目を見れば うそかどうかは まるわかり もうだませない ほんとの自分
*毎朝即興で四首を詠むことにしていますが、ここのところ調子が悪いですね。馬鹿に活動を妨害されているからです。これなども、大火にしてはいまいち歯切れが悪い。彼も少々疲れているのです。何度同じことを言っても、馬鹿が自分を改めないからです。
馬鹿というのは自分がつらいのだ。自分を馬鹿と思いすぎているからです。馬鹿な自分から逃げたくて、ほかのまったくちがう自分になろうとして、馬鹿なことばかりしている。その自分がまた痛くて、いやになる。
どんなに苦労をしても、自分は自分以外のものになどなれはしない。理屈ではわかっているのだが、嫌なのでしょう。どうしても自分以外のもっといいものになりたくて、いやなことばかりする。
それでずいぶんと立派なものになっている。見栄えをこれでもかと磨いて、実にいいものになれたつもりでいる。だけど目を見れば、それが嘘だとわかる。馬鹿者は目が寒い。表面上はたっぷりと豊かに何かがあるように見せかけているが、本当は何もないのです。
テレビに出ている芸能人など、目を見ればおもしろいことがわかりますよ。口ではきれいなことを言っているが、目を見れば全く違うことを言っている。芸能界がどういう世界かということを、如実に語っている。
嘘ばかりの世界。こんなこともうばれているんだ、なんてことを考えているのがまるわかり。人間の感性が開き、嘘が簡単に見破られるようになってから、芸能人たちの表情も凍り付いています。
表面上は何も変わらないように見えて、世界は激変している。
もうそろそろ、本当の自分をごまかせなくなる。
いつまでも嘘にこだわって、何も自分を変えないでいると、いずれ馬鹿が崩壊しますよ。