足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

 No. 1565 ~ 早春の 不動尻 ~

2018年04月03日 | 昆虫

観察月日  2018. 3.26.晴 20℃

観察場所  厚木市 不動尻

不動尻の早春の頃は、長年通い詰めている所なので、この

季節になると急に行ってみたくなる。

 広沢寺の集落では、コツバメ(蝶)に出会い、ヤマガラの一

群が出迎えてくれた。

 山の神隧道を抜け谷太郎川沿いに進むと、山側の崩れ

を防止する金網の中に、ハルユキノシタが岸壁を覆い、2

~3花を開き始めていた。この花の盛りの頃来てみたいと

思いながら、今まで来ていない。

 今日は成虫で冬を越したチョウの飛翔が目立つ。一番多

いのはテングチョウだ。厳しい冬を越すチョウは、体内の水

分が凍結したら死につながる。そこで体内のグリコウゲンを

グリセリンに変え、不凍化するのだと言う。目覚めたチョウの

体は水分を要求するのか、水場でテングチョウが吸水してい

た。緋色の羽を持つヒオドシチョウも私の靴の隣に降り、吸

水を始めた。

 テングチョウに次いで多いのが、ルリタテハだ。見通しの良

い所に止り、同種の蝶が飛ぶと追い駆けて飛び、組みつ解れ

つを繰り返す。キタテハも地面に止まっていた。

 キチョウは前種のタテハチョウに比べ弱々しいが、成虫で越

冬したチョウだ。

 最近の不動尻は、ミツマタの花で有名になったらしく、尋ねる

人がいる様だ。花を見たらビロウドツリアブが吸蜜に来ていた。

ヤマガラが出迎えてくれた。

金網の中は・・・・。

ハルユキノシタの花が2~3輪。

吸水中のテングチョウ。

ヒオドシチョウも 吸水中。

仲間を待つ ルリタテハ。

休む キタテハ。

止まる キタキチョウ。

谷川で待つ アズマヒキガエル

ミツマタで 名を広めた?

ビロウドツリアブ。

 

 


No.1565 ~ 早春の 不動尻 ~

2018年04月03日 | 昆虫

観察月日  2018. 3.26.晴 20℃

観察場所  厚木市 不動尻

 不動尻の早春の頃は、長年通い詰めている所なので、この季節

になると急に行ってみたくなる。

 広沢寺の集落では、コツバメ(蝶)に出会い、ヤマガラの一群が

出迎えてくれた。

 山の神隧道を抜け谷太郎川沿いに進むと、山側の崩れを防止す

る金網の中に、ハルユキノシタが岸壁を覆い、2~3花を開き始め

ていた。この花の盛りの頃来てみたいと思いながら、今まで来てい

ない。

 今日は成虫で冬を越したチョウの飛翔が目立つ。一番多いのは

テングチョウだ。厳しい冬を越すチョウは、体内の水分が凍結したら

死につながる。そこで体内のグリコウゲンをグリセリンに変え、不凍

化するのだと言う。目覚めたチョウの体は水分を要求するのか、水

場でテングチョウが吸水していた。緋色の羽を持つヒオドシチョウも

私の靴の隣に降り、吸水を始めた。

 テングチョウに次いで多いのが、ルリタテハだ。見通しの良い所に

止り、同種の蝶が飛ぶと追い駆けて飛び、組みつ解れつを繰り返す。

キタテハも地面に止まっていた。

 キチョウは前種のタテハチョウに比べ弱々しいが、成虫で越冬した

チョウだ。

 最近の不動尻は、ミツマタの花で有名になったらしく、尋ねる人が

いる様だ。花を見たらビロウドツリアブが吸蜜に来ていた。

ヤマガラが出迎えてくれた。

金網野中は