足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No. 1528 ~ 台風一過の弘法山 ~

2017年11月06日 | 昆虫

観 察 月 日   2017.10.24.曇 16℃~18℃

観 察 場 所   秦野市 弘法山

 台風が足早に過ぎ去った翌日、動物達の様子を見ようと

弘法山を南側から登って見た。

 梅林を横切り急登の山道に差し掛かると、台風当日は大

量の雨水が流れたとみえ、落ち葉や枝で山道は埋まり、そ

れを片付けながらゆっくりと登る。

 地面ばかりに気を使っていると、視野外に枯葉色の何か

が舞った。クロコノマチョウだ。それは上下に揺する様にゆっく

り飛ぶので目で捕えやすい。すぐ止まる習性があるが、枯葉

の上に止まると姿は融け込み消えてしまう。翅には傷が無く、

鱗片は光って見えるので、台風時には上手く身を潜めていた

のであろう。

 足を一歩動かすと、コオロギが跳び出した。オカメコオロギの

一種だろう。コオロギは扁平なので草の陰にでも隠れていたの

だろうか。

 ノブドウが紅く色付いている。緑色のハヤシノウマオイが跳ね

止まった。雌なので産卵を控えているのだ。

 急な登りの続くその先から、重そうに膨れたビニールの袋を下

げた男の人が下って来た。「ギンナンですか」と私が声を掛ける

と、うなづき降りて行った。山頂にはイチョウの大木があるのだ。

すれ違いによる空気の流れで、小さな弱々しいホソミイトトンボ

が揺れる様に飛び出した。台風時はどうしていたのだろう。急に

山頂へ飛び出した。大師堂付近にはベンチがあり、いつもはハ

イカーで賑わう場所なのだが、今日は、人影少なく静まりかえっ

ていた。

急登の登山道は 枝や落ち葉で埋まる。

焦げ茶の落ち葉が舞った。 クロコノマチョウだ!

足元を跳ねたのは オカメコオロギの一種だろう。

紅葉したノブドウにハヤシノウマオイが。

「ギンナンですか」私が声をかけた。

すれ違った時の 空気の流れで、ホソミイトトンボが。

クズの葉に マルカメムシ。横目で見たら 山頂に跳び出した。

いつもはハイカーで賑わう場所も、今日は静寂そのもの。

 

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