あれから７年

東日本大震災から、もう７年

いろんな思いで、過ごしてきた

この年齢になれば、
それなりに、地震は経験してきた

チリ地震津波のときは
小学校の教師であった親父に連れられて
学校の被害を見に行った記憶がある

それ以外にも
川を遡上する津波を経験してきたが

７年前の大地震と大津波には、我を失うほどに衝撃を受けた

地震は、大自然の結果であり
いわば運命的なものであり、人間の力ではどうにもならない

でも、人間の命を
単に運命的とは言いたくない

失われなくてもいい命が、失われてしまった悔しさを
どう表現すればいいのだろうか

今日１１日、午後２時４６分
私は、目を閉じた
何かを祈ったわけでもない

起こったすべてを受け入れて
安心したいという思いが
まぶたの裏にあったかもしれない

あれから５年

やはり、金曜日でした
今まで感じたことのない、激しい揺れ
もしかして。。
激しい心の動揺とともに、どう対応すれば良いか
迷いました
いたずらに外に飛び出すのも危険だし。。
ああ～ついに、きてしまったかという
心の恐怖を感じました

必ず、大津波がくる
そう、確信しました
程なくして、停電
水道は、一日くらい余圧で出ていた気もする

ラジオを入れる
緊迫するアナウンサーの声
大津波警報が発令される
ほどなく、福島原発の事故
右往左往する政府の対応

すばやい自衛隊の対応
地震直後には、災害派遣の準備に入り
翌朝には、現地に入る

何百年に一度と言われる災害
なぜ、今なのか？
と自問自答するが
それが、なんになるのか

建物の被害は、復旧されるが
心の痛手は、消えることがない

でも、明日に希望を持って
生きることが
犠牲者に報いることなのか

写真は、３月２１日に
市内の中央通で撮った写真です

震災の爪あと

震災から２年と３ヶ月になる
早いものである

震災に関する写真は、数多く出ているので
特に自分のデジカメを開くこと無しにきた

今、改めて見ると
その一枚一枚に、当時の生々しさが
昨日のように想いだされて来る

震災当時は、まだ、仕事も現役で
忙殺されているうちに、カメラを現場に
向けたのは震災から１０日も経っていた

道路は、重機で片付けたのであろうか
それなりに、歩けるようにはなっていた

夢か幻かと
当時の心境も蘇ってくる

自分の身は自分で守る

「あの日あの時」をNHKで放送しています。

これを見ていて、情報の大切さを痛感しています。

今まで感じたことの無い、大きな揺れで、ラジオのスイッチを入れると、「非常事態」を告げる緊迫したアナウンサーの声が飛び込んで来ました。マグニチュード８以上、震源地は直近の三陸沖、直感的にこの街が飲み込まれると思いました。そして、大津波警報

職場に戻ろうとしましたが、道中が危険だろうと思いやめました。

何百年に一回の大津波ということですが、なんでそれが今なんだ！って思いもありますが、災難はいつくるか分からないものです、日ごろの心構えが大切なんだと実感しました。

蛸の浜

心公院というお寺を過ぎて蛸の浜に下りる狭い道です。蛸の浜町を通ってきますが、ここが1番高いところで、ここから蛸の浜に下りることできます。津波はここまできたようです。

浜沿いのコンクリート道の橋げたが崩れ落ちていて、津波の強さが感じられます。

左上の橋脚は、浄土ヶ浜大橋で、この蛸の浜を望むことができます。