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映画「世界にひとつのプレイブックSilver Lining Playbook ’12」劇場公開2013年2月

2013-09-10 15:50:17 | 映画

                 
 奇妙な男女の出会いですべてがハッピーになると言うお話。自宅のバスルームで妻の浮気を目撃して相手の男に瀕死の重傷を負わせ、躁うつ病を抱え込んでいるパット(ブラッドリー・クーパー)。友人ロニー(ジョン・オーティス)から夕食に招かれ、そこで出会ったのがティファニー(ジェファー・ローレンス)だった。

 彼女も夫を交通事故でなくし心に傷を負っていた。パットは高校で歴史の教師だったことがロニーの口から明らかになり、これは多分にティファニーを意識したものだった。

 パットは悪びれず、OKの語源を説明する。「アメリカの第8代大統領マーティン・ヴァン・ビューレンは、“オールド・キンダーフック”の会員だった。カッコいい紳士のクラブだから会員のことを“OK”と呼んだんだ。そして、いつしか承認の意味としてOKと言われるようになった」

 ロニーの妻ヴェロニカも妹のティファニーのことを紹介する。「ダンスが得意で近々大会に出る」と。そこでティファニーは切れる。「私のことをわたしの前で言わないで!」

 そしてパットに家まで送れと言う。家の前でティファニーは「セックスしよう」とパットを誘う。逡巡するパットは、結婚指輪を見せて首を振る。ティファニーに横っ面を引っ叩かれて呆然とする。

 こういう奇妙な出会いながら、パットはダンスのパートナーに引っ張り込まれ、ホテルの大会に参加する。二人は優勝を目指していなかった。採点5点が目標だった。見事5点を獲得した。司会者が言う「5点で大喜びするとは不思議だ」

 これには訳がある。ここでは書かない。とはいっても、このダンスシーンも楽しい。不思議な映画だと思う。出演者の力量もさることながら、人物造形が秀逸な気がする。

 だから、ラストのパットとティファニーのキス・シーンが印象に残る。面白いのがこのシーンがMTVムービー・アワードのキス・シーン賞を受賞していることだ。わたしは、ほのぼのとした気分になった。
            
            
            
監督
デヴィッド・O・ラッセル1958年8月ニューヨーク生まれ。

キャスト
ブラッドリー・クーパー1975年1月ペンシルヴェニア州フィラデルフィア生まれ。ジェニファー・ローレンス1990年8月ケンタッキー州ルイヴィル生まれ。本作で2012年度アカデミー主演女優賞受賞。
ロバーロ・デ・ニーロ1943年8月ニューヨーク市生まれ。
ジャッキー・ウィーヴァー1947年5月オーストラリア、シドニー生まれ。
ジョン・オーティス1968年5月ニューヨーク市ブルックリン生まれ。
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東京でオリンピック開催決定で溜飲を下げたこと

2013-09-08 15:51:46 | 時事

 内心スペインのマドリードに決まるのではないか。 と思っていた。と言うのも東京電力福島第一原発の汚染水漏れがマイナスに作用する気がした。
 7年後にはこの問題も解決しているだろうが、日本政府の対応の遅れに問題があると見られれば票が逃げるかもしれない。

 つまり危機管理に弱点があるとみなされ、たまたまオリンピック開催期間中に大災害が発生した場合を思うと一票を投じる価値がない。ところが杞憂に終わった。安部総理のこの問題への説明も良かったのかもしれない。

 直前の6日、韓国は福島県など8県の水産物輸入を9日から全面禁止すると発表。福島県の知事は「きちっと検査をしており、安全なものが出回っている」と言い、水産庁も「最近、急激に検出量が増えたということもない。ただちに魚介類に影響はない」としているにも拘わらずに禁輸措置に踏み切った。

 これは東京がオリンピック開催地に選出されるのを牽制する嫌がらせのためではないか。 というのが大方の見方だった。私も異論はない。どこまでも嫌な国、韓国に思う壺にされてたまるか、 という思いでぜひ東京に決定して欲しいと願っていた。
 その願いが叶い韓国に対して大いに溜飲を下げ、気分は上々の日曜日になった。世界は汚染水を問題にしなかった。日本の説明で納得したということ。韓国ももう姑息なことはしないほうがいい。やりすぎると世界の笑いものになるよ。

 それにしても安部さんはツイている。上昇気流に乗ったという感じ。マドリードは財政問題、イスタンブールはシリアに隣接、おまけに民族紛争。それに来年の冬季オリンピックのロシアのソチ、3年後のブラジル・リオセジャネイロの夏季オリンピックとも準備不足といわれ、東京の財源の確かさや安心な街、それに熱意は消去法で残った要因かもしれない。それに震災時の飲料水の受け取りに、辛抱強く並んでいる日本人のマナーのよさも貢献しているかもしれない。

 マイナス面をカバーしながら、国際公約ともいえる消費税増税は予定通り進みそうだ。成田から東京までオリンピック道路建設もあるらしいから、オリンピック景気の後押しも期待できるしね。
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読書「運命の書」ブラッド・メルツァー

2013-09-07 16:03:41 | 読書

                
 フロリダ州デイトナ7月4日。ペプシ400のレースでスタートの合図をするマニング大統領に随伴していた補佐官ウェス・ホロウェイは、大統領を狙ったと思われる銃弾に顔の一部を吹っ飛ばされる。

 大統領は幸い難を逃れたが、次席補佐官ロン・ボイルは死亡した。事件から8年後、偶然ボイルに遭遇する。このまさかから、なにやら陰謀めいたものが浮かんでくる。FBI、CIA、シークレット・サービスに付け回られる元大統領補佐官ウェス・ホロウェイ。しかし、ウェスも真相を暴き始める。

 この謎めいた展開とゴシップ欄担当の新聞記者リズベスとともに、クロスワード・パズルの片隅に描かれているメモの謎を追う。やがて明らかになるのは、FBI,CIA、シークレットサービスそれぞれの悪巧みのメンバーをひっくるめてザ・スリーといい、やがてザ・フォーの存在が明らかになってくる。衝撃的なザ・フォーだ。

 わたしはこの作家の本を全部読んでいて極上のエンタテイメントだと思っている。特に若い女性の描き方が気に入っている。この本でもリズベスが興味深い。

 それと、カナダのシンガソングライター、レナード・コーエンの歌詞の引用が印象的だ。「神はすべてのものにひびを入れる。そうやって光が差し込む」
そのコーエンの「ハレルヤ」を’どうぞ!

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自動走行車がいよいよ実用化の段階へ

2013-09-05 16:20:08 | 時事

日経電子版のコラムに次のような記事があった。
 「先週、日産自動車が米国で公開した試作車は「走る、曲がる、止まる」を人工知能(AI)が判断し、車の各部に指令する仕組みだった。車体にはカメラやソナーがいくつも取り付けられ、人間でいう目や耳の役目を果たすという。

 すでにグーグルが「無人走行車」として昨年から公道実験を進めている例があるが、自動車の大手メーカーが2020年の実用化という目標を設定し、試作車を公開したのは大きな変化の兆しだ」

 こういう自動走行については、おそらく多くのドライバーが夢見ているに違いない。人間が考えるあるいは空想する物事はすべて実現可能だと断言してもおかしくないだろう。子供の頃に夢見た宇宙への旅立ちなどは最適な一例と言える。20世紀から21世紀にかけてコンピューターをはじめすべての条件が整ったからだろう。

 三年前の2010年秋、小樽のホテルを早朝4時に出て、フェリーに乗り高速道路を走って一気に千葉の自宅に、翌日の午前八時過ぎに着いたことがある。
 途中高速道路のパーキングで仮眠を繰り返したが、完全に眠気を払拭することが出来なかった。かなり危険な運転ではあった。

 自動走行車ならこういう危険運転から解放される。と同時に車の種類も増えそうだ。キャンピング・カーとまではいかないが、走行中の車内で宴会も可能な車も出てきそうな気がする。
 国土交通省も自動走行車を当面高速道路の走行に限定するようで、ますます多様な夢が見られそうだ。実用化初年が2020年だから、わたしもまだ生き残っているはずだ。
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ニューズウィーク日本版は、潘基文(バン・キムン)に手厳しい記事を掲載

2013-09-03 15:32:44 | 時事

 ちょっと古い記事ではあるが「世界で最も危険な韓国人、潘基文」と題して無能呼ばわりされている。

 その一部は「歴史的にレベルの低い国連事務総長のなかでも際立って無能。核拡散の脅威や難民危機にも関心を示さない潘のおかげで、国連はあってもなくても関係ない存在に堕ちた」

 さらに「グローバルな指導力が切実に必要とされ、地球温暖化や国際テロ、60年ぶりの金融危機への対応が求められているときに、潘は世界中で名誉学位を収集して歩き、見事なまでに何も記憶に残らない声明を発表し、事務総長として影響力を発揮できたかもしれない貴重な機会を無駄にすることに費やしている。
 
 彼は、行き当たりばったりに世界のあちこちを旅するいわば「偶然の旅行者」になった。遊び半分の事務総長だ」

 ここまで言われるとはねえ。しかし、無能な事務総長はもはや常識になっているようだ。しかもテレビを韓国製に変えたり、韓国人側近をおいしいポストにつけていて韓国のために働いているようなものらしい。

 もっと言えば、国連には分担金というのがある。この分担金で国連のあらゆる活動費用を賄っている。当然支払うべきものなのが、韓国は2億ドルのうち7000万ドルしか払っていないと言う。

 ちなみに、分担金のベスト10に日本は2位に位置している。しかも藩は、「日本は正しい歴史認識を持つべきだ」と発言。中立を保つべき国連事務総長の言葉とは思えない。真意をただしたあと日本政府は、「理解」したとして幕を引いた。

 ちょっと弱腰じゃないかな。少なくとも「中立性を維持できなければ、分担金の支払いを考慮しなければならない」ぐらい言ってもいいんじゃないか。アメリカは、国連の組織と業務に無駄が多いとして全額払っていないようだし。

 ちなみに国連事務総長は、慣例として経済開発後進国から選出されるようで、その程度が推し量れると言うものだ。なお、藩基文事務総長の任期は2016年中だそうだ。シリア危機も国連の働きは期待できそうもない。

 なお、わたしのブログよりgooの「教えて!」とかyahooの「知恵袋」には面白い話が一杯あるから、そちらのほうがいいかも……。
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イタリア元首相ベルルスコーニは引退しても娘のマリーナがいる(ニューズウィーク日本版)

2013-09-01 15:46:42 | 時事

 脱税や未成年者買春というど派手な行状で国民を驚かせもし、羨望もさせたベルルスコーニも有罪判決を受け自らの去就を決めなければならない。引退という選択肢もある。

 その場合、後継者問題で多くの人は悩むだろうが、ベルルスコーニに関してはその心配はなさそうだ。長女のマリーナ(46)が期待の星のようだ。

 記事の一部を引用してみよう。「人懐こさと存在感は父親譲り。父のメディア帝国だけでなく、政治基盤も継ぐ資格は十分だ。
 イタリアでいま最も影響力のある女性と言われ、フォーブス誌の「世界で最も影響力のある女性トップ100」にも選ばれた。父親が一代で築いたメディア帝国の継承者となることが確実視されており、政治家としての看板も引き継ぐことになるかもしれない。マリーナの実業家としての手腕は証明済みだ。父親の企業グループ「フィニンベスト」やその傘下の出版社「モンダドーリ」を堅実な経営で舵取りし、イタリアの経済危機を乗り切ってきた。
 父親と違うのは、少し控えめなところだろう。政界進出への意欲を質問されても「どうかしら」と遠慮がちだ」
            
 確かに写真を見ると美人ではないがコケティッシュな感じはありそうだ。ベルルスコーニの唯一の善行は、マリーナを世に送り出したことと言われるかもしれない。

 ベルルスコーニ本人は、金もあるし精力もあるから、心置きなく女遊びが出来ると喜んでいるかもなあ。
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