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映画「マリッジ・ストーリー」2019年Netflix

2020-02-18 16:40:02 | 映画

 結婚ってホント面倒くさいなあと、あらためて思わせる映画だ。「人の話をよく聞くし、相手を気遣う心がある。片付けや皿洗いは苦手。でも、息子の髪や俺の髪も切ってくれる。意外と俺に対して自由にさせてくれる。贈り物のセンスがいいし、息子と暇さえあれば遊んでいる。
 それにすごい力持ち。俺が開けられない瓶のフタもいとも簡単に開ける。そして乗る車は、マニュアル車。母親と姉とも仲良し。まだまだいいところがあるけど、これが舞台監督をやっている俺チャーリー(アダム・ドライヴァー)の妻で女優のニコール(スカーレット・ヨハンソン)だ」

 次にニコールの独白。「チャーリーの好きなところは、意志の強さ。他人に何を言われようがしたいことをする。家事が得意なのは、非常に助かる。ほつれも縫うし、料理もアイロンも自分でする。几帳面で節約家、部屋の電気を人がいても消す。負けず嫌いで子煩悩。服のセンスが良く恥ずかしくない。ほかにもあるけど、これがチャーリー」

 この二人に別れ話があって、息子の親権をめぐる争いが待っている。男と女、お互いの長所と短所を補い合える理想的な夫婦に見えるが。相手に完璧を求めても成り立たないのが世の中。弁護士を中に入れるととんでもない駆け引きをする。過去は掘り返され憎悪を植え付けるかのように。

 ニコールにはノラ(ローラ・ダーン)、チャーリーにはジェイ(レイ・リオッタ)という弁護士がつく。
ノラからの電話は「親権はあなたに
55%、チャーリー45%よ」
ニコール「そういうのは望んでなかった。50:50と」。

 かくして今日も息子を迎えに来たチャーリー。もう、元へ戻ることはできない。舞台監督のチャーリーは、仲間と食事。そのレストランで歌う。

誰かが君をきつく抱きしめ

誰かが君を深く傷つける

誰かが君の椅子に座り

君の眠りを妨げる

誰かに過剰に必要とされ

知られすぎている

急に引き上げられたと思ったら

地獄に落とされる

生きてる 生きてる 生きてる

 チャーリーの意志の強さとニコールの気遣いの歯車が噛み合わなくなったとき、「親が憎けりゃ子まで憎い」という心境まで達したのかもしれない。一筋縄ではいかないのが結婚生活。



YouTubeでアダム・ドライヴァーの歌を!

監督
ノア・バームバック1969年9月ニューヨーク市ブルックリン生まれ。本作は2019年第92回アカデミー賞で脚本賞にノミネート。

キャスト
スカーレット・ヨハンソン1984年11月ニューヨーク市ニューヨーク生まれ。

アダム・ドライヴァー1983年11月カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。

ローラ・ダーン1967年2月カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。

レイ・リオッタ1955年12月ニュージャージー州ニューアーク生まれ。



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