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映画「ハーツ・ビート・ラウド~たびだちのうた」2018年制作 劇場公開2019年6月

2020-01-09 16:05:14 | 映画

 父と娘の心温まる物語。フランク(ニック・オファーマン)は、CD全盛時代にアナログのSPやドーナツ盤といわれるEPそれにLPレコードを売る「レッドフック」という店をニューヨーク・ブルックリンの海浜近くで開いていた。

 一部のマニア以外は興味を示さず続けるのが難しいと思い始めていた矢先に、大家のレスリー(トニ・コレット)から賃料値上げを告げられる。もはやこれまでとフランクは閉店を決意する。

 そして長年の夢、娘のサム(カーシー・クレモンズ)の音楽的センスを生かすためにバンドを組むことだった。というのも亡くなった妻と売れないバンドで四苦八苦した経験があるからだ。

 ところが娘にはその気がなく、西海岸のUCLAの医学部を目指していた。それでも時々、思いついたメロディーをシンセサイザーで鳴らしていた。一つの形になったのが「ハーツ・ビート・ラウド」という曲だった。

 その曲をフランクは、スウェーデンのスポティファイ・テクノロジーが運営する「Spotify」にアップした。かなりいい反響が来た。それでもサムは、医学部進学をあきらめようとしない。

 閉店セールの最終日、感謝を込めて父娘のセッションを披露した。来店客の盛大な拍手と歓声が店内を満たした。サムはちょっと考えた、「医学部は延ばしてもいいよ」フランクは、娘の進路を阻んではいけないと否定する。

 サムが旅立った後、友人のバーを手伝いながらレスリーと特別なお酒で乾杯する。ひょっとして同年代のレスリーと新しい絆が芽生えるかもしれない。

 「実に素晴らしい作品で、心地よい親しみやすさがある。『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』はニック・オファーマンとカーシー・クレモンズのより良い相乗効果によって質を高められ、感じよい父娘ドラマを観客に提供している。」批評家は高評価を与えている。


それでは「Hearts Beat Loud」をどうぞ!


監督
ブレット・ヘイリー出自未詳

音楽
キーガン・デウィット1982年4月オレゴン州生まれ。

キャスト
ニック・オファーマン1970年6月イリノイ州生まれ。

カーシー・クレモンズ1993年12月フロリダ生まれ。

トニ・コレット1972年11月オーストラリア、シドニー生まれ。

 



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