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グラミー賞受賞でロッド・スチュワートは大喜びだろう

2005-02-15 21:25:58 | 雑記
  第47回グラミー賞授賞式が行われ、故人のレイ・チャールズとともに還暦のロッド・スチュワートが、トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム部門で受賞した。過去に何度かノミネートされながら、賞を逸していたので喜びは最高のレベルだろう。

  受賞したアルバムは、「グレイト・アメリカン・ソング・ブックVol3」で「スター・ダスト」を始めアメリカン・スタンダード・ナンバーがカバーされていて、独特の歌声が歌い継がれた曲に、また新しい味付けがなされた。人々の耳になじんでいた曲だけに、へたをすると失敗の憂き目にあう危険もあったが、これでお墨付きをもらったようなものだ。エリック・クラプトン、スティヴィー・ワンダー、ベット・ミドラー、ドリー・パートンらとのデュエットも含まれている。

  レイ・チャールズは、遺作になった「ジーニス・ラヴ~永遠の愛」で受賞、なんだか暗示的なアルバム名に思える。このアルバムの中のノラ・ジョーンズとのデュエットで「ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン」が年間最優秀レコードを受賞し、映画のアカデミー賞にも「レイ」がノミネートされて、レイ・チャールズ・イヤーの趣だ。このアルバムにもノラ・ジョーンズを始めジェームス・テイラー、ダイアナ・クラール、エルトン・ジョン、ナタリー・コール、ボニー・レイット、ウィリー・ネルソン、B・B・キング、グラディス・ナイトなどとデュエットしていて、知っている名前がたくさん出てくる。

  アメリカの歌手は、楽しいアルバム作りをよくやっている。ファンにはありがたいことだ。年齢のことなんか超えて、ベテランとも若手とも組むといった按配だ。日本ではあまり見かけない。ロッド・スチュワートの受賞を見ていて、年なんて関係ない「やれば出来るさ」と元気を与えてくれる気がする。

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