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二コール・キッドマンに酔いしれますぞ! 「グレース・オブ・モナコ/公妃の切り札 ’14」

2015-04-27 17:25:34 | 映画

              
 マリリン・モンローと同時代の品のある女優の筆頭だったグレース・ケリー。このグレース・ケリーを二コール・キッドマンが演じている。この役は二コール・キッドマン以外は考えられないと思う。適役だった。

 お話そのものは、小国モナコがフランスのド・ゴールにいじめられているのを見て、それまで宮廷に馴染めなかったグレース・ケリーが腹を据えてフランス語の習得や宮廷のしきたりを学び、国境の検問所にいるフランス軍に差し入れまでする。
 モナコの国民を惹きつけ赤十字主催の大舞踏会を催す。ド・ゴールやアメリカの国防長官も招待。マリヤ・カラス(パス・ベガ)のアリアが終わってのスピーチ。これが功を奏したのかド・ゴールは、国境の閉鎖を解除。ストーリーはあまり魅力的ではない。

 二コール・キッドマンだけを見ていたというのが本当のところ。伝記映画と謳っているのであれば、1982年9月の自動車事故による死亡までを描かなければ。案の定、遺族レーニエ3世の実子であるアルベール2世、カロリーヌ公女、ステファニー公女の3人は、撮影終了後の2013年1月に本作に対して「必要以上に美化され、史実に対して不正確」と批判、数多くの変更を要求したにもかかわらず無視されており、本作は伝記映画ではなく、完全なフィクションであるとしている。

 アルベール2世は、特に父親であるレーニエ3世が「指導者として一方的で、妻を束縛する男」として描写されている点に不満を感じ、第67回カンヌ国際映画祭のオープニング上映への出席を拒否した。
 モナコ公室の反応について、主演のニコール・キッドマンは「本作にファミリーを批判する意図はなく、完全な伝記映画とも違う」とコメントしている。(ウィキペディアを引用)

 グレース・ケリーは、日本文化を愛好し(特に華道をはじめ植物に関するもの)、モナコに日本庭園を造営することを希望していた。死後、レーニエ3世の指示によって、別府保男設計による本格的な日本庭園がつくられた。1994年に開園。庭園内の茶室「雅園」は、フランス語訳すると"Jardin de Grace"すなわち"グレースの庭"の意となる。(ウィキペディアから引用)
          
     
 このグレース・ケリーをネットで調べていて、孫たちの美形には驚かされた。そのサイトはこちら

監督
オリヴィエ・ダアン1967年6月フランス生まれ。

キャスト 
二コール・キッドマン1967年6月ホノルル生まれ。
ティム・ロス1961年5月ロンドン生まれ。
パス・ベガ1976年1月スペイン、セビリア生まれ。
コメント
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