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またまた物議をかもしそうな朝日新聞

2015-01-31 18:12:12 | 時事

 「イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループによる日本人人質事件で、外務省が退避するよう求めているシリア国内に、朝日新聞の複数の記者が入っていたことが31日分かった。
 同省は21日、日本新聞協会などに対し、シリアへの渡航を見合わせるよう強く求めていたが、朝日のイスタンブール支局長はツイッターで、26日に同国北部のアレッポに入り、現地で取材した様子を発信していた。
 朝日新聞社広報部は「イスタンブール支局長はシリア政府のビザを取得したうえで、取材のために入っている。記者は当初の予定・計画に従って行動・取材をしている」と回答。同省から記者を出国させるよう要請があったかについては「回答を差し控える」としている」と本日付で読売新聞が伝えている。

 まあ、行くのは自由だけど捕らわれて日本政府や関係国に迷惑をかけないでほしい。仮に身代金10億円の要求があれば、かなり悩ましい問題になる。払えない金額でないからだ。今でも日本人二人は国際的に迷惑をかけているんだからいい加減にしてほしい。

 朝日のこの言い草は何だ。「取材のために予定・計画に従って行動している」とは理由にもならない。自粛勧告なんだから自重すべきだ。少なくとも今の人質事件が決着するまででもいい。朝日は政府と敵対しているから嫌がらせに写るのは私だけか。まるで子供だ。
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こんな役をよく引き受けたなあ! と思う「黄昏に燃えて」1987年制作

2015-01-31 17:28:41 | 映画

               
 ホームレスの哀歓を切々と語る映画。ジャック・ニコルソン41歳、メリル・ストリープ38歳。まだ若いといってもいい二人が、くたびれて少々精神を病んでいるという役柄を見事に演じているのには驚いた。

 第一、ホームレスの映画なんて興味があるわけがない。すえた匂いまで漂うような画面が楽しいはずがない。そうではあっても画面から目が離せないとなると、制作者や俳優に敬意以外表すものがない。

 教会の慈善の食事にありついて 寒い夜のハロウィーンを震えながら過ごす。なんともはや暖房で暖かい部屋で観ていても、すき間風に背中を撫でられたような感覚に包まれる。

 フランシス(ジャック・ニコルソン)が親しくしていたヘレン(メリル・ストリープ)とルディ(トム・ウェイツ)が逝ってしまった場面も、大げさな悲嘆もまくただ冥府へ送る乾いた言葉が人生の現実を如実に表しているようで、かえって厳粛な気持ちになる。心にずっしりとした重みが残る映画だった。
          
          
          

 ちなみに、原題が「IRONWEED(アイアン・ウィーズ ヤグルマギク)」でピューリッツア賞を受賞したウィリアム・ケネディの作品。花言葉は、「教育」「信頼」「デリカシー」「優雅」「独身生活」とある。
          
監督
ヘクトール・バベンコ1946年2月アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。

キャスト
ジャック・ニコルソン1937年4月ニュージャージー州ネプチューン生まれ。
メリル・ストリープ1949年6月ニュージャージー州生まれ。
キャロル・ベイカー1931年5月ペンシルヴェニア州ジョンズタウン生まれ。
トム・ウェイツ1949年12月カリフォルニア州ボーモーナ生まれ。
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