イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

死の淵を観察

2019年01月24日 | イコン
母が入院中です。
一昨日の朝、意識がなくなり、死にかけました。

前の晩に寝る前に
蘇りのイコン、キリストが棺桶から
死んだ男女を引っ張り出しているイコンを見ながら
災害で亡くなられた方々のご家族は
どんなに、このキリストみたいに
亡くなられた方を死から引っ張り出して
また会いたいだろうと考えていました。
私でさえ、老衰で87歳で亡くなった父にあって、
また抱きつきたいからです。

そんな考えを巡らせて眠り
翌朝、母が意識喪失で死にかけるという
なんと、リアルタイムな‼️

意識喪失した母の顔は土色で
イコンにも磔後、
十字架から降ろしたキリストは
同じ土色の肌をしていて、
マリアが嘆き悲しみ抱きついたシーンが描かれています。



母は救急隊員が来た時には意識回復し、
救急車の中では「お外が見たいなぁ」と言っていました。
今は検査のための入院中です。

私はしたたかで、あの磔後のキリストの肌色を
母により見させてもらったと思いました。
ただの土色ではなく、蝋のようになる。
あの肌色をしっかり観察しているんです。
画家根性というものでしょうか。
父も家で死なせましたが、観察しました。

回復した母は、あっという間に肌が膨らみ
赤く血が通いました。

そういう状況が現在です。
昨晩の母です。



今朝、こんなイコンの描きかけも出てきた。
ミカエルとラファエル。

30.5×51×1.7(cm)のプロビンシャルプラーク
プロビンシャルとは、田舎風のという意味らしいです。



これはアクリルで薄く描いただけですから、
これから、日本画に変えていきます。
アクリルは30年は保たないから、
日本画にして、100年以上保たせようと思います。
完成したら、売って被災地のために使います。
セット売りしよう。

東北の大震災後、白石孝子さんに
イコンを送らないんですか?アトリエにあるじゃないですか?
と聞いたら
「なんでタダであげなきゃいけないのよ。私のイコンは高いのよ」
と言われたのを覚えています。
母が聖路加で、アングリカンコミュニオン
聖公会の教育を受けた方々とは大違いだと思いました。
白石さんは、日本正教会の神父の娘ですから、
日本正教会の神父は、金にがめつい教育を娘にしているものだと話しました。
カトリックの悪口も神父の家庭で言っているんだろうと思いました。
白石さんを知っていたら、信徒は増えない。
強欲すぎました。

白石孝子さんが描いたイコンは、それほど高いものだとはとても思えません。
すぐ、剥がれるアクリルイコン、金箔シールつきに高い金を払うことはない。
土産物のイコンの方が剥がれない加工がしてあります。
言い値のイコンだな、ぼったくりだろうと母と話しました。
宗教画家が私欲を出したら、良いことなどない‼️






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経験を

2019年01月24日 | イコン
ずっと書いている通り、
あまりにもひどすぎた白石孝子さんのイコン教室だったので
日本正教会の神父の娘が描くイコンというものは、
岡山県民や岡山の作家たちを罵って描かれたイコンだと知りました。
人吉ハリストス正教会のイコノスタスは、本当にお気の毒です。

白石孝子さんが言い続けていた
「私は札幌の神父の娘なんだから、私の描くイコンはよく効くのよ」というのは
まず、ないですから、どうぞお気をつけください。
オウムの麻原やナチのヒトラーの宣伝文句と全く同じ。
奇妙な宗教詐欺と同じです。
「よく効くイコンだから、買いなさい」というわけで、
画材を調べて描いてもいないアクリルイコンを
高額販売するきっかけにしているわけですから。
充分、お気をつけになった方がいいと思います。
イコンでわからないことは、
日本正教会にお訊ねになった方がよろしいです。

実は、私が嵯峨美術短大専攻科で
模写を教えていただきました林 司馬先生から
イコンのことを聞いて、いつか習ってみたいと思い
白石孝子さんにオリエント美術館でイコン教室をするよう学芸員に紹介したのですが、
エッグテンペラのイコンは描いたことがないので
ネットで調べて、生徒にそのまま伝える、
金箔シールを金箔屋が私にしか売らないと言って
その粘着力の落ちた金箔シールの独占販売をする、
その他、たくさん、
画材を知らないんだなと多くの生徒にわかることがあり、
不信感のイコン教室になりました。
確かなイコンを習いたい方は、日本正教会、ニコライ堂にお尋ねください。
画材を知らない人に習っても時間の無駄です。

私は林 司馬先生からもイコンのことを聞いていまして、
先生は、いろいろな宗教画を勉強されたんだなと思いました。
先生の描かれた観音様の掛け軸を
知恩院前、祇園白川の鉄斎堂さんで購入し、我が家にあります。
すぐ、剥がれたり、カビのくるイコンのようなものではなく、
ちゃんとした日本画材で描かれた観音様です。

林 司馬先生からは、先生が亡くなられても
多大な恩恵をいただいていて、
お孫さんからも、墨の知識を教えていただいたりして、
画家が伝えていくことは技術だけではなく、
画材の知識の伝承も大切なことだと思いました。
白石孝子さんにもイコンの画材の知識を期待しましたが、
エッグテンペラは描いたことがないのに
オリエント美術館で教えていたわけです。
イコン教室の生徒の方が画材を知っていたくらいで、
金箔シールを使うぐらいですから、
全く子ども騙しで、膠の知識もなかったのには
がっかりしました。
主婦の塗り絵だった。
岡山の人間をバカにしていた結果が、これです。
白石孝子さんが「なぜ、私に岡山の文化賞をくれないのかしら?」と
ギャラリーに言ってまわっていましたが、
画材の知識のない画家に
岡山の文化賞をあげるほど、岡山県民はバカじゃありませんよ。
イコン画家が岡山県に賞を要求するわけですから
日本正教会の神父の娘って、
強欲なんだなぁというのが、私たちの印象です。
あんなおかしいイコン画家が
日本正教会の広告塔だと、岡山の人は思っているわけです。
神父の娘だと自分で言っているんですから。
神様、見てますよ‼️

白石孝子さんの娘の白石草さんはアワプラネットTVで
山本太郎と一緒に、
コリアヘイトスピーチ反対の活動をしているんだから、
その親が岡山県民を罵って十数年、もう、笑うしかない。
岡山をバカにすんじゃないよ‼️
岡山が嫌なら、東京へ帰りゃいいだけさ‼️
イコン画家のくせに、程度が悪すぎる。
もちろん、アワプラネットTVにカンパなどしない。
金を出して、岡山を罵られてはたまらない。
人吉ハリストス正教会のイコン献金も
全く無駄金だった。


ご家庭で、ご家族のために、
自分でイコンを描いてみたい、
油彩画でなく、日本画で描いてみたい方に向けて、
私の描いてみた経験を書いてみます。

母の介護中ですので、このブログはバラバラな書き方ですが、
日本画のイコンの描き方は、そう難しいものではありませんし、
教会が要求するイコンとは、
また、別の描き方だなと思いますので、
私の描いた経験、経過を書いておきます。
うまく描けなくても、ご家庭でいろいろ試してみるのも、
また、楽しみだと思います。
幼い子の描き殴りのイコンでも、尊いです。
楽しみで描いて、
ご家族やお友達に差し上げるのも素敵だと思います。





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花時計